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七里GGニュースウオッチ8/6⑴:蓮舫に4党合意の推進を期待する愚 3党で既存の合意と戦線統一を育めば必勝

2016-08-06 17:16:47 | 日記


【「蓮舫代表」無投票選出を企む民進“A級戦犯”5人組の思惑   日刊ゲンダイ2016年8月6日
  岡田代表の後任を決める民進党の代表選(9月15日投開票)に、岡田氏側近の蓮舫代表代行(48)が一番乗りで手を挙げた。5日の会見で「富士山から飛び降りる覚悟だ」と眉間にシワを寄せて決意を語ったが、代表選は行われず、蓮舫氏の「無投票選出」がすでに既定路線になりつつあるからドッチラケだ。水面下では蓮舫氏への一本化に向け、切り崩しが進んでいるというのである。
  代表選をめぐっては前原誠司元外相(54)や細野豪志元環境相(44)などいつもの面々の名前が挙がっており、若手の玉木雄一郎国対副委員長(47)も意欲を見せている。
 「岡田代表が代表選への不出馬を表明した前日の7月29日、岡田代表、野田元首相、枝野幹事長、安住国対委員長、蓮舫代表代行の5人が集まり、その席でポスト岡田体制について〈蓮舫代表―安住幹事長〉で一致したという話が広がっています。5人組はライバルの立候補を封じ、無投票で蓮舫氏を代表にするつもりだとみられています」(民進党関係者)
 それにしても、岡田、野田、枝野、安住、蓮舫の5氏は政権転落の“A級戦犯”。それが、政策論争も経ずに順送りでトップの座を牛耳ろうなんてヒドイ話だ。しかも、その思惑もセコイのなんの。
 「対抗馬といい勝負になれば、たとえ蓮舫代表代行が勝っても相手陣営を幹事長などで処遇しなければならなくなる。どうしても幹事長になりたい安住国対委員長が出馬の目を潰そうと動き回っているんです」(別の民進党関係者)
  政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
 「今回の代表選は大きく二項対立の構図が固まっています。野党共闘路線を維持する執行部系と、理念を練り直そうという保守系の争いですが、蓮舫代表代行はウイングが広いですし、今春から準備を進めてきた。結果的には蓮舫代表で決まりでしょう。ただ、無投票選出ではマスコミは取り上げないし、世間の関心も高まらない。国民に民進党の存在をアピールするせっかくのチャンスをフイにするなんて自殺行為です」
  民維合流から4カ月。なーんも変わっちゃいないのか。】

●民進党には実力はまるで備わっていない ああだこうだと掻き回すだけ
(GG:日刊ゲンダイ記者は前原、細野が手を挙げられないのを怒っているのかもしれない。共闘不支持派なのかもしれない。しかし、民進・蓮舫擁立勢力の内幕を少しは暴いている。「岡田代表、野田元首相、枝野幹事長、安住国対委員長、蓮舫代表代行」の5人で「どうしても幹事長になりたい安住国対委員長」が精力的に動いていると言う。アズミのネズミがいろいろ画策しているらしい。
 しかし、重要なのは野党共闘だ。安倍への対立軸はここにしかない。昨日も触れたが蓮舫は民進党代表を狙ったがために都知事候補を辞退した。政治課題優先ではなく自身の肩書と党内権力を優先する輩に反安倍で期待するものはない。
 もう一点、前原が黙って引っ込む作戦なのかまだ明らかではないが、黙って手を挙げないとすれば次は安住とか、何らかの密約があってのことだろう。安住は蓮舫について行かない。前原のスパイとして岡田・蓮舫に入り込んでいるにすぎないネズミだ。
 民進党の過渡期とあって、誰しも下手なくじをひきたくない。民進党の分裂を何時仕掛けるかーーと言う問題を巡って綱引きが活発化している。民進党を離れて独自党の設立までは前原も細野も野田も蓮舫も、民進党に利用価値を見出している。自分が民進党を分裂させた戦犯と言われたくない。国民を騙せるうちは騙して政党助成金を掠め取ろうと算段している。見下げ果てた根性野郎なのだ。
 野党3党は蓮舫に期待するなら、変な選挙合意をせず、堂々と政策合意を求めて、これまでの3党合意の上に、蓮舫に態度を迫ることが肝心だろう。蓮舫ブームが起きたとしたら、蓮舫は4党合意の成果を掠め取って民進党のみ美味しい成果にあり着くだろう。しかし蓮舫ブームなどは長続きしない。もう、国民は民進党に期待していない。蓮舫ブームは起きようが無いのだ。共産党はゆめゆめ蓮舫の詐術に騙されてはならない。都知事選で鳥越を擁立し、宇都宮氏を降ろしたバカな判断ミスは願い下げだ。小池書記局長は枝野幹事長に取り込まれてはならない。枝野は小池よりも腹黒い。
 民進党より3党と市民連合の政策合意を広く深く訴えるなら国民は理解するだろう。民進党がナンのカンのと言うなら、抛っておけば良いだけの話だ。民進党には政治力がからっきしないのだから)


七里GGニュースウオッチ8/5⑴:民進は蓮舫代表? 野党共闘は崩壊へ 野党3党は市民と結束し民進と袂別せよ

2016-08-06 07:52:50 | 日記


【蓮舫氏、民進党代表選に出馬 共闘継承、改憲議論の姿勢   朝日2016年8月5日19時12分
  民進党の蓮舫代表代行は5日に記者会見し、9月の代表選への立候補を表明した。共産党などとの野党共闘を進めた岡田克也代表の路線を継承する考えを示した。憲法改正については「9条は絶対に守る」としつつ「(国会の憲法)審査会が動いたら積極的に参加する」と主張。安倍政権下での改憲に反対した岡田氏と異なる姿勢を示した。
蓮舫氏、代表選出馬を岡田氏に伝える 5日に正式表明
 代表選は9月2日に告示、15日に投開票される。蓮舫氏が最初に出馬表明をしたことで、対立候補を立てる動きも加速しそうだ。
 蓮舫氏は会見で、次期衆院選に向け、共産を念頭に「政権選択選挙で、綱領や政策が違うところと一緒に政権をめざすことはあり得ない」と明言。一方で、野党間の選挙協力については「これまでの基本的枠組みは維持」するとし、継続する姿勢を示した。
 安倍晋三首相が意欲を示す改憲をめぐっては、衆参両院の憲法審査会での議論に肯定的な立場を示し、「必要に応じて党内で議論し、提言するのは当然の成り行きだ」と述べた。
 首相が進めるアベノミクスについては「分配の成果が出ていない」と批判し、「民進の政策が国民に伝わり切れていない。自分の発信力で変えていきたい」と表明。政権との対立軸を打ち出す意欲を見せた。】

【民進党代表選、蓮舫代表代行が立候補正式表明
読売2016年08月05日 16時26分
 民進党の蓮舫代表代行は5日、党本部で記者会見を開き、岡田代表の任期満了に伴う党代表選(9月2日告示、9月15日投開票)に立候補する意向を正式に表明した。
 蓮舫氏は記者会見で、「民進党はどんな国を作る政党か、多くの人に分かって頂ける政党にしたい。批判ばかりと思われている点を変えたい」と述べた。】

【蓮舫代表代行 民共共闘「政策違うところとは、一緒の政権目指さない。考えてもいない」    産経2016.8.5 15:51更新
 民進党の蓮舫代表代行は5日の記者会見で、岡田克也代表の任期満了に伴う党代表選(9月15日投開票)への出馬を正式表明し、次期衆院選における共産党や社民党などとの野党間の共闘に関し、「総選挙において綱領や政策が違うところとは一緒に政権を目指さない。考えてもいない」と述べた。
 ただ、参院選で実施した野党間の選挙協力については、基本的な枠組みを維持しつつ、今後再検討する考えを示した。】
【民進、改憲議論参加へ方針転換も? 代表選出馬の蓮舫氏「憲法審査会に積極参加」   産経2016.8.5 15:51更新
 民進党の蓮舫代表代行は5日の記者会見で、岡田克也代表の任期満了に伴う党代表選(9月15日投開票)に出馬することを正式表明し、国会の憲法審査会における憲法改正の議論について「積極的に参加する」と述べた。】
●蓮舫の名前の政治力はフワフワしたもの 化けの皮は遅からず剥がれる運命 後ろにシロアリ野田が太々しく座っている
(GG:ますます焦点が浮き彫りになってきた。都知事選で必勝だった蓮舫が辞退し、民進党代表に立候補すると言う。蓮坊は野田派だ。野田の意図が貫ければ蓮坊は4党共闘を破壊するのは間違いない。蓮舫に深い思慮は残念ながら無い。「エイ、ヤ―路線」だ。民進のイカサマは自民のイカサマとは違って、安倍に対決を装って寄り添うものだ。右翼社民の骨の髄に染み込んだ根性だ。民進党は正しく進むなら分裂する以外有りようがない。「改憲審議会に積極的に参加する」という。
 安倍の意図は「改憲審議会」で何時間議論したかーーだけが重要で、議論の中身は重要ではない。安倍の狙いは9条を何としてでも削除したいか骨抜きにしたいだけだ。最後は強行採決が準備してある。改憲発議の強行採決だ。もちろん国民の支持が必要だから様子を見ながらの作業となる。
 国民の判断に完全に任されるか?アメリカ戦争勢力の日程があり、安倍は尻を叩かれ、安倍以上の戦争勢力が現れるかもしれない?
 蓮舫が「改憲論議に積極的に参加する」と威勢は良いが、キチンとした土俵を造れるか?その力があるか?
 現行憲法は『日本はなぜ基地と原発を止められないのか』著者の矢部宏治氏すら全条項賛成ではなく改めるべきところがあるとしている。186ページに言う。「憲法についての日本の悲劇は『悪く変える』つまり『人権を後退させよう』という勢力と、『指一本ふれてはいけない』という勢力しかいないことです。『良く変える』という勢力がいない。もちろんそれは、変えると必ず悪くなってしまうという現実があったからでしょう。」と護憲勢力に理解を示しつつ189ページでは「なぜ日本人はまともな憲法が書けないのか」に言及している。
 現行憲法がマッカーサーによって短期日の作成されたことは否定しがたい事実だ。占領下で押し付けられたことも事実だ。現憲法に欠けている不十分な条項はいくつもあるだろう。しかし、基本的人権と平和への希求と民主主義は不動の原則で、戦後この思想は不十分ながら日本に根付いてきた。むしろ徹底的に細部に亘って保障する憲法であるべきだ。「加憲」と公明党・山口は「改憲の意図」を誤魔化すが「加憲」すべき条項はある。
 蓮坊・民進党に憲法議論する土俵をしつらえる政治力はあるか?!ありもしないで最終的には強行採決に負けたと総括して、9条が削除または骨抜きにされるなら、その議論に入らないことで、国会で議論したなどと安倍に言い逃れを与えるほどバカなことはない。国会が憲法改正?議論を始めるのを強行採決するなら、初めて国会で堂々と9条を護るのを前提に議論するーーそれが順番だろう。
 野田派の蓮舫が代表になるのはほぼ確実だろう。野田はTPP賛成で、消費税増税にも賛成だ。4野党共闘は間違いなく崩壊する。蓮舫が言っている岡田路線を継承するとは最初から独自性を出すと言えない、マヌーバー作戦なのだ。さもなければ前原が代表OKを出さない。問題は他の3野党が市民と結束してこれまでの4野党共闘の政策の下に市民と結束を深めて、民進党・蓮舫や自公戦争勢力を蹴散らすことだ。国民の生活と平和と人権を護って戦闘的に闘うことだ。戦争勢力は総力を挙げて押し潰しに掛かるだろうが、生活や平和を護るためには立ち上がる以外ない。
 政策合意してここまで戦ってきた成果を護り、民進党と袂別も辞さぬ覚悟が必要だ。蓮坊の名前の政治力を過信してはならない)


七里GGニュースウオッチ8/4⑴:歴史事実の歪曲は小心者の安倍手法 対英米は自衛で対近隣諸国は侵略

2016-08-04 22:07:40 | 日記


【稲田氏「侵略戦争だったか」明言せず   ロイター - 2016年8月4日
   [東京 4日 ロイター] - 稲田朋美防衛相は4日、就任後初めて防衛省で会見した。過去の日本の戦争に対する認識を問われた稲田防衛相は、「侵略か侵略でないかは『評価』の問題であって、一概には言えない」などと述べ、明確な答えを避けた。
    稲田防衛相は、日中戦争から第2次世界大戦にかけての日本の戦争が侵略戦争だったか、自衛戦争だったか、アジア解放戦争だったかと問われ、「この場で私の個人的な見解を述べる立場にない。私は、昨年総理が出した戦後70年談話が政府の見解だと思っている」と語った。
その後も、侵略戦争との認識かと繰り返し問われたが、「それは事実ではなく、評価の問題。それぞれの人が、それぞれの認識を持つだろう」と述べた。その上で「歴史認識で最も重要なのは客観的事実であって、この場で私の個人的な見解を述べる立場にない」と語った。
これまで歴史問題で強硬な発言を繰り返してきた同氏の防衛相就任に対し、中国や韓国からは警戒する見方が出ている。
稲田防衛相は「東アジアと太平洋地域の安定ためには、中国、韓国との関係を築いていくことが重要。いつでも交流、話し合いの場を自分から設けていきたい。議論することで、私に対する誤解も払しょくされていくと思う」と語った。
靖国神社に参拝するかどうかについては「心の問題であり、行くとか行かないとか、行くべきとか行かないべきとか、言うべきではないと思っている」と、従来の見解を繰り返した。稲田氏は、行政改革担当相時代を含めて毎年参拝している。(久保信博)】

【米国務省、稲田氏に15日の靖国参拝自制促す 読売2016年08月04日 17時48分
 【ワシントン=大木聖馬】米国務省のトナー副報道官は3日の記者会見で、第3次安倍再改造内閣が同日、発足したことについて、「日本政府との緊密な協力関係を深めていきたい」と期待感を示した。
 ただ、稲田防衛相が8月15日の終戦記念日に靖国神社を参拝するかどうかについて明言を避けていることを巡り、「癒やしと和解を進める方法で歴史の問題に取り組むことが重要だ。それが靖国神社に関する我々の立場だ」と述べ、自制を促した。】

●稲田発言は世界的な視点から見て聞き捨てならぬ独善に満ち満ちている
(GG:「派閥均衡」「滞貨一掃」などと言われている3日の大惨事安倍改造内閣だが、稲田の発言にモロに出ているように、軍事は強力に進めていく内閣が安倍3次内閣の特徴だ。中谷防衛大臣では慎重すぎてというか自信の無さが安倍のお気に召さなかったのだろう。太平洋戦争に対する認識、とりわけ中国・東南アジア戦線をどのように認識しているかは、外交と密接に結びついており、「侵略戦争」であったと明確に言えない防衛大臣は中国・韓国・東南アジア諸国が緊張感を持って聞き耳を立てているに違いない。「事実ではなく評価の問題」などと言う発言は中谷には答弁できなかったろうから安倍の期待を稲田はパスした。しかし安倍の期待はパスしたものの、日本軍の侵略に酷い目に遭った近隣諸国は平然としている稲田に恐怖感と嫌悪感を覚えたことだろう。今後の稲田の方向性が垣間見えた答弁だった。
 確かに対米では自衛戦争と言う言葉が当てはまるかもしれないが、近隣東南アジア諸国へは資源を求めた侵略戦争だった。韓国併合から日清・日露戦争、太平洋戦争と、日本帝国主義は①遅れて参入した植民地主義国として②資本の原始的蓄積を侵略戦争で稼いだ③赤紙一枚の低賃金で兵力をほぼ無尽蔵に乱費した④昭和ヒロヒト天皇と宮廷派と軍部の合作としての軍事優先の日本帝国ーーところに第2次大戦までの国家資本主義に日本の戦前体制は特徴があるとGGは考えている。国家資本主義日本は近隣諸国への侵略で成立していた。日本が近隣諸国に侵略していって資源と市場を奪った歴史認識は過去の話ではなく、現在の話で近隣諸国と再び戦火を交えないための基底認識で曖昧にはできない。これを「植民地解放戦争」だなどと、被植民地住民が聞けば愕然とする性懲りもない日本と日本人に憤怒と警戒感を抱くだろう。日本が戦後体制をスタートするに際して欧米諸国や近隣諸国にした約束を堂々と臆面もなく反故にする安倍内閣に移行したのだ。それを端的に示したのが稲田発言だ。右翼の「自衛戦争論」は対英米にはその通りだろうと思う。東京裁判も戦勝国裁判に他ならなかった。しかし近隣植民地へは解放戦争だと言うのは全くのウソだ。大東亜会議が解放戦争の例証として持ち出されるが、日本の負け戦が色濃い1943年(昭和18年)11月5日~11月6日になって初めて開催されたことでもわかる通り、日本軍だけでは太平洋戦争を有利に進められないと認識したから、被侵略国の人々を駆り集めたのだ。いつもこんな子供だましで実態を隠そうとするのが日本支配者なのだ。セコイのだ!ここに近隣諸国だけでなく世界の国々が日本を信頼しない最大の理由がある。世界的に破綻した議論なのだ。右翼も左翼も英米に向かって、太平洋戦争は日本の遅れた軍国主義国家を潰そうとしたことに対する自衛戦で始まった。その点が総括されない東京裁判は片手落ちーーと強力に訴えるべきなのだ。強い者に弱く、弱いものに強く迫るのは安倍だけで十分。くれぐれも歴史上のペテンは恥じるべきだ。世界は厳しく見ている)


七里GGニュースウオッチ8/3⑴:都知事選、あまりに型通りの赤旗の記事、ポピュリズム軽視では今後も連敗か

2016-08-03 13:28:38 | 日記


【都知事選 鳥越氏が134万票2016年8月2日 9時15分 しんぶん赤旗 
 7月31日投開票の東京都知事選で、野党統一候補の鳥越俊太郎氏(76)=日本共産党、民進党、生活の党、社民党、生活者ネット推薦=は134万6103票(得票率20・56%)を獲得して大健闘しましたが、及びませんでした。
 投票率は59・73%で、大雪の影響により低投票率となった2014年2月の前回都知事選(46・14%)から13・6ポイント上昇しました。その中で鳥越氏の得票は、前回日本共産党が推薦した宇都宮健児氏の98万2594票(得票率20・18%)の1・4倍を得て、得票率も0・38ポイント上回りました。

 東京都知事選の主な候補者の得票数は、次の通り。
 当小池百合子64無新
  2912628
  増田 寛也64無新
 (自民、公明、こころ推薦)
  1793453
  鳥越俊太郎76無新
  1346103

●都政・都民を舐めきった鳥越の姿勢と「平和」「脱原発」一本ヤリが惨敗をもたらした
(GG:開票日が過ぎてもまだ腹立ちが収まらない。赤旗も評価のしようがないのが見て取れる。しかし、何らかの反省は必要だ。みな、タブーにしている?4党は参院選で合計250万票は超えていた。赤旗が宇都宮氏の98万票より、1.4ポイント増えたと言っても、参院選の4党合計より半分だ。
 4党の勢いが削がれたことが自公を勢いづける。連坊でもいいから勝つべき選挙だった。国民的な政策=「平和」「脱原発」一本ヤリだけでは勝てない。キメ細かな地元政策が必要だ。「準備万端」で臨まなくてはならない。「準備不足だった」(鳥越氏の開票当日の敗戦の弁)というわけには行かない。あまりに都政、都民を舐めきった姿勢だ。
 加えて①「平和」「脱原発」では訴求力が足りないこと②衆愚ポピュリズムであろうと軽視してはならないーー全体に左翼はポピュリズムに鈍く冷淡な欠点が一貫した選挙での敗因だ。橋下、小池、安倍に学ばねばならない。彼らの選挙戦の感度と隠蔽の上手さは、また発揮されるだろう。「平和」「脱原発」の錦の御旗に胡坐をかいていやしないか)


七里GGニュースウオッチ8/1⑵:自共対決構図を書き換えるには第3局が不可欠の米戦争勢力のグランドデザイン

2016-08-01 21:47:55 | 日記


【小池氏勝利、俄然注目のおおさか維新   産経新聞 - 2016年8月1日
 東京都知事選で与野党の支援を受けない小池百合子元防衛相が勝利したことで、「第三極」のおおさか維新の会の存在に注目が集まりそうだ。馬場伸幸幹事長は早速、来年夏の都議選で小池氏と共闘する考えを表明。一方、秋の臨時国会では安倍晋三首相と連携し、衆参憲法審査会の議論を主導する意向で、こちらでも影響力を高めそうだ。
 「小池氏が都の大改革を行う姿勢が本物なら、来年の都議選は改革勢力を大きくする方向で協力したい」
 馬場氏は31日、小池氏の勝利を受け、産経新聞の取材にこう強調。小池氏が次期都議選で独自候補を擁立するなどした場合、小池氏の支援に回る考えだ。
 小池氏は今回の都知事選で、自民党都連と激しく対立。次の都議選では自民党都議への「刺客」候補を立てる可能性も高い。これをおおさか維新が支えれば、昨年4月の大阪府議選のように、「自民党対第三極」の対決構図が生まれる。
 橋下の政治家能力は3流以下。どう考えても3流以下だ。2流に見えるのはマスコミの成果?あいつは関西のタレントが正直なところだ。西川のりおの言う通り。
 小池氏は選挙戦で、政治団体「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長の支援も得た。小池氏を台風の目に新たな「第三極」ブームが生まれる可能性がある。
 実は「第三極」の勢いは参院選でもみられた。おおさか維新は改選前を5議席上回る7議席を獲得。非改選と合わせると12議席となり、参院での法案提出に必要な議席数を確保した。
 この勢いを巧みに取り入れようとするのが、首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官だ。
 「憲法についてまじめな議論をしていこう。秋の臨時国会では憲法審査会を進めていきたい」
 首相は7月30日夜、都内のホテルで菅氏を交え、橋下徹前大阪市長やおおさか維新の松井一郎代表(大阪府知事)、馬場氏と会談。参院選で、おおさか維新を含む「改憲勢力」が発議に必要な3分の2以上を占めたことを踏まえ、改憲議論を進めることに協力を求めた。松井氏らは、憲法審でおおさか維新側から具体的な改憲条文の候補を提示し、議論を主導する考えを示した。
 おおさか維新は国会で独自色の演出にも余念がない。秋の臨時国会では、法案提出権を生かし、「参院選マニフェスト(選挙公約)で出したすべての政策を法案にし、100本近く提出する」(松井氏)と鼻息が荒い。中央では安倍首相、地方では小池氏らとピンポイントで連携し、既存政党への対抗勢力を増やす考えだ。(水内茂幸)】

●なぜか産経がおおさか維新に一貫して辛口だ 
  (GG:おおさか維新が勢いを得ている。秋の臨時国会では「衆参憲法審査会」を主導すると息巻いているというから、この正体隠しの対決劇場政治は公明党以上に危険だ。GGが指摘するように橋下はマイケル・グリーンに「キングメーカーになれる」と産経・古森記者がワシントンでマイケルグリーンに取材した際、発言したと副島隆彦が『国家は『有罪(えんざい)』をこうして創る』(101P)で語っている。橋下の後ろにはダボス会議の日本側窓口を取り仕切る竹中平蔵が控えており、2009年ダボス会議の「ヤング・グローバル・リーダーの一人に選ばれた」(同93P)と植草氏が中田安彦氏の「副島隆彦の学問道場」ホームページの記述を引いて明らかにしている。おおさか維新は米戦争勢力に育成された政党の色彩が濃い。マイケル・グリーンはじめ米戦争勢力は与野党対決構図を第3局を育てることで変えようとしてきた。現今の政治情勢ではおおさか維新と、自民都連と対立する中で結成しようとしている「小池新党」を合従連衡させて、新しい対立構図を現出させ、共産党を無化して、出来ることなら「緊急事態条項」に筋道を付けて、枕を高くして寝たいと言うところだろう。そのグランドデザインが着々と進んでいる。橋下については西川のりおが「橋下の政治家能力は3流以下。どう考えても3流以下だ。2流に見えるのはマスコミの成果?あいつは関西のタレントが正直なところ」と評すのは正鵠を射ている。小池もそうだが衆愚ポピュリズムに乗る感度が左翼陣営より数倍高い。左翼の中に学者コンプレックスがあるのだろうか?学者風なことを言えばカッコいいと考えているフシがある。学者ほど一般大衆を騙してきた人種は居ないとGGは思っている。本当の学者の名に値する人物は少ない。大方が曲学阿世の輩だ。肩書きに対する欲望が強く、知的恥知らずだ。北岡伸一や元防衛庁長官・森本敏を見ればわかる通り臆病さと図々しさは半端ではない。カネと肩書に汲々としている輩だ。
 ともかく衆愚ポピュリズムをバカにしていたら「緊急事態条項」はスーと通ってしまう。アメリカ戦争勢力の日本グランドデザインが1幕は対立構造を自民VS共産から第3局を噛ませて塗り替えること、第2幕は緊急事態条項を成立させること、第3幕は米軍予算の日本支払い=軍事費増大=巨額増税を国民に飲ますことーー。メディアはすでに篭絡済みだ)