ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

わたしがいじわるオオカミになった日

2022年12月15日 | ニッキ ○| ̄|_ =3 ブッ
わたしがいじわるオオカミになった日

作: アメリ・ジャヴォー
絵: アニック・マソン
訳: ふしみ みさを
出版社: パイ インターナショナル

イジメ問題を考える絵本です。

仲良しだと思っていたエルザに突然イジメられて、苦しんでいたエマ。
それを家族に話すことができずに、モヤモヤしていたら
エマ自身もいじわるオオカミに…



イジメの被害者だったのに、イジメられないために加害者になってしまいます。
でもイジメられる気持ちが分かるエマはすぐに反省します。

この話のいいところ(?)は、イジメの加害者のエルザは反省しないで
イジメっ子のままで話が終わるのですよ。
スッキリしないラストがすごくリアルでいいです。

エルザも誰かのイジメがうつったから、イジメの加害者になったのか!?
子どもは親に全て話してくれるのか!?

イジメは誰の身にも起こりえることだから
イジメにあったときの対処法を考える絵本でした。

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