ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

エクレール・お菓子放浪記

2011年09月05日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
平成23年9月4日(日)

映画を見に行ってきましたぁ

『エクレール・お菓子放浪記』という映画です。

ざっくりとしたあらすじ

時代は昭和17年の戦争中の話。
孤児で家もないアキオは、お菓子を盗んだところを1人の刑事に助けられる。
刑事の世話で感化院に入れられるが、アキオは刑事の恩と菓子パンの味が忘れられなかった。
感化院では音楽教師・陽子が歌う『お菓子と娘』が心の慰めだった。
東京の里親に引き取られ、映画館で働くアキオに陽子はお菓子の作り方の本を送る。お菓子作りに夢を膨らませるアキオ。しかし、戦争は激しさを増していく…。


感想は・・・

申し訳ありませんが驚きと疑問が多くてスッキリしなかったです

たぶん原作があって、その原作のいいところを全部使いたかったのかなぁ
話がブチブチに途切れちゃっているように思えちゃったよ

大切な仲間だって言ってた、感化院のあの2人の男の子たちはどうなっちゃうの
なんでフサノさん(いしだあゆみ)は陽子先生に本当のことを言わないで無駄足を踏ませちゃうの
アキオと陽子先生はそういうラストなのじゃあ一緒にいた子供たちはハデハデなお姉さんたちは

主人公のアキオが放浪する話なので、通り過ぎて行った人たちのその後のことは、自分で前向きの想像してね☆ってことでしょうけどあっさり切り捨てられたような気がして切なかったです。


もちろん感動するシーンはありました。
刑事さんが空襲で死んでしまった知らせを聞いてショックを受けているアキオに

「いい人だって死ぬ、それが戦争だ。」って言ったんですよ。

これはグッときましたね

あとアキオが歌う『お菓子と娘』は本当に素晴らしいボーソプラノでした。
いろいろな人と出会い、苦労して、辛い思いもたくさんしたけど、お菓子のように人に優しくなりたい☆という願いで歌った最後の歌は、ちょっと涙が出そうになりました。


この映画の主なロケ地は被災した石巻市で、上映を行うはずだった劇場が流されてしまっただけでなく、製作に協力された地元の中にも未だ行方不明の方もいるのだそうです。

スッキリしない映画なんて言ってしまったけど

いつかこの映画が東北で上映されるといいなぁと思いました