私が小、中学校ぐらいの頃。貸本屋さんが凄く流行っててよく借りてました。
今のBOなどの古本屋と違って個人の家が経営してて私が行ってた近所の貸本屋さんはちょっと気難しそうなおっちゃんが店番してて4畳半か6畳ぐらいの店内でそこには雑誌はもちろんのこと色んな作家さんの単行本がギッシリ置かれてました。今、思ってもまさに漫画の宝庫でしたね。
当時よく読んだのは巴里夫さん、上原きもこさん(当時は金田君子のペンネームでした)丘けい子さん、河合秀和さん、矢代まさこさん、大内清子さん、佐川節子さん、泉久子さん、関口みずきさん、むれあきこさん、小原幸子さん、田中美智子さん、赤松セツ子さん、森由岐子さん、楳図かずおさん、大石まどかさん、竹本みつるさん、池川伸治さん、杉戸光史さん。。。他にも名前が思い出せない漫画家さんもいるのでそういうのを含めるともっといっぱいあると思うんだけど今のところこれぐらいしか思い出せません(苦笑)
中でも特に夢中になって読んだのが巴里夫さんの漫画です。
新しいのを見つける必ず借りて読んでました。
先日、ヤフオクで「りんごの涙」が出てたけど万単位の価格で金額見ただけで「だめだ、こりゃ」と思いました(苦笑)
後、関口みずきさんの漫画が大好きでした。
この方は貸本漫画でしか見たことがなくて。。。今どうしてらっしゃるんでしょう。
オークションに出てるのを見つけると入札してます。
上原さんの貸本時代のコミックはなかなか手に入らなくて今、唯一1冊だけ持ってます。
赤松セツ子さんの作品もよく読みましたね。
この人の漫画はお母さんと子供の絆をテーマにしたようなのが多かったけど読みやすくて好きでした。
矢代まさこさんはマーガレットでも掲載されたことあったと思うけど「孤島の夢路」「よっこ、ひよっこ逃亡記」がヤフオクで出てたときは「懐かし~~い」と思っちゃいました。
私のホラー漫画好きは貸本漫画で培われました。
当時読んでたのが池川伸治さん。
この人は絵柄が怖くて内容はもっと怖いです(笑)
一度マーガレットで掲載されたことがあって「私をみないで」だったかな?
主人公の少女が吸血コウモリになるというストーリーでしたがやはり怖すぎて当時の少女漫画には合わなかったみたいですね。
杉戸光史さんはよく読みましたね。
この人の漫画も怖かったけど池川さんよりはちょっとましだったかも(笑)
当時はスリラーと言ってて他にも森由岐子さんとかね。
森さんは怖い漫画も描いてたけど「おはなちゃん」と言うコメディタッチの漫画も描いてました。
最近、ヤフオクで昔の貸し本漫画がよく出てるのを見ると喉から手が出そうなほど欲しくなります(苦笑)
でも、そういうのって結構高値がついてるんだよね。
貸し本漫画の時代を知ってる人、お話したいです。