ウェリナと部活動をした次の日、・・・・・部活だったのか??
にんじんハウスには、
違う部に所属するワンコがいらっさった。
「 きたくぶ の ユキちゃんでしゅ 」
ユキちゃんは、ママに強制連行されて来たので、
家に上がって早々、すぐ帰ろうとする。
ユキ 「 おじゃましました。もう帰るので、ここを開けて下さい。」
・・・・・・早いなオイ
ユキちゃんにとって、にんじんハウスは、恐しい隊員と、そのまた上司の隊長が住む館なので、
ある意味、幽霊屋敷より恐しい館。
恐い物順に並べると、
「 じしん たいちょう かじ ななタン でしゅ 」・・・・・・ そうとも言う。
ただでさえ恐いのに、更に、 こんなかぶり物までさせられる。
「 これをかぶったら、家に帰してくれますよね?? 」
・・・・・・・・
ユキちゃんは、人見知りで犬見知り。 そして なな見知り。
なかなか友達にはなれませんが、
ユキちゃんが自分のことを嫌って避けていることを薄々感じている七色は、
一定の距離間を保ち、深追いしないことが信頼関係の構築を図る第1歩だと、犬肌で感じたようだった。
↑ これを是非、恋愛や職場での人間関係に応用して欲しい。
七色が変わると、ユキちゃんも( 疑いながらも ) 七色に興味を抱くようになる。
2犬がカメラに収まることは、無理矢理以外はなかったが、
自然なツーショットを撮れたのはこれが初めて。
お互いに遠くを見つめ、うつろな目になっているのが、両者の関係性を物語っている。・・・・・・そうなのか??
そんな時、奇跡が起きた!
まあ~、何ということでしょう。
ユキちゃんが七色に話しかけてきた。
ユキ 「 ななちゃん、具合でも悪いの?? 二日酔い?? 」
「 ななタン ふつつかよい なので きょうは ぶかつどうは おやすみしましゅ 」
・・・・・・ふつつか( 不束 ) 酔いらしい。 ← 隊長造語
ぶっ飛び部の活動を休むと聞いたユキちゃんは、安心したのか、 こんなに近づいてきた。
ユキちゃんが近づいてきてもお尻の匂いを嗅いだり、ちょっかいを出したりもせず、
手も足も口も出さなかった七色を、
隊長は褒めて、褒めて、おやつ口に入れてあげた。
「 ななタンは ほめて のばして おやつで ねばれるタイプでしゅ。」
ユキちゃんと七色の距離は以前よりも確実に縮まってはいますが、ユキちゃんは帰宅部なので、帰る時は明らかに喜んで玄関を出て行きました。七色は、七色なりにワンコによって態度を変えているようで、前日とはうって変って静かでした。
犬によって態度がコロッとかわる七色に、ワンパンチ
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