史上最悪の旅

隊長は昨日、友人と日帰りバスツアーに参加してきました。





　「　ななタン　なんだか　いやな　やかんがしましゅ　」


と、七色が前日から申した通り、


過去、隊長が旅した中で最も最悪な旅になりました。・・・・・・チーン　



その最大の原因は、恐れていた天候不良ではなく、




　「　たいちょうの　たいちょうが　わるかったからでしゅ　」



昨晩から寒気がして、体調が良くはなかったのですが・・・・・それは気の持ちようだと、考えないようにしてました。



が～、


バスの中で朝ごはんを食べ終わり、デザートのみかんを食べ終わり、

こーしーを飲みながらお菓子でも食べようかな～と思ったら・・・・・


何だか、気持が悪い・・・・・・頭も痛いし、寒気もする・・・・・・


こういう時に、よりにもよって、強行軍のツアーに参加してしまった体調の悪い隊長。　







　「　さいあくツアーの　まくぎれ　でしゅ　」





これをふまえて、ご覧下さい。　


隊長の悪い隊長を乗せたバスは、

新潟県へと向かいました。　



車で走ること５時間。

新潟でお昼御飯になりました。　

こしひかり食べ放題のお膳。




こんな質素なお膳さえも、

隊長は一口も食べられないまま終了。・・・・・・今までこのようなことがあっただろうか？？・・・・いやあるまい。　



そして、ここから更に３時間、体調が悪い隊長を乗せ、バスは奥地へと向かうのだった。　




仙台から走ること８時間。

ようやく目的地に着いた。


ここは、奥只見。







天気は雨。　　気温なんと３度。　でも紅葉は見ごろ。






雨に煙る奥只見ダム。







このツアーは、奥只見湖の遊覧船から絶景の紅葉を鑑賞するというもの。






　雨の中、体調の悪い隊長を乗せて、遊覧船は、出発しました。





船のデッキには、屋根はかかってはいたものの、風と雨が吹き込んできて、寒くて寒くて、凍えました。　








それでは、風雨の中、凍えた手で撮った写真で、皆さんも雨の奥只見湖クルーズをお楽しみください。






奥只見湖は、只見川をせき止めるダムの完成によってできた人造湖です。





湖底には、銀の採掘で栄えた銀山平が眠っています。





会津駒ケ岳や、荒沢連峰などの山並みが、





紺碧に輝く湖水に映し出され　（　お天気だったら　）





秘境の趣を感じさせてくれます。





晴れていたら、どんなにキレイだったことでしょう。　





こんな船に乗れたら、寒さで凍えることもなかったでしょう。





私達が乗ったのは、このような質素な船だったのです。






添乗員さんは帰りのバスでこう言いました。


「　いや～、私も雨は覚悟していたのですが、まさかここまで荒れた天気になるとは、予想外でした。」




そしてバスは、７時間かけて今来た道を帰って来たのでした。・・・・・・チーン。　



バスが走った距離　１０００㎞

かかった時間　　　往復１８時間




隊長は、帰りのバスの中で、こう心に誓いました。



　「　バスツアーから　いんたい　することを　ここにちかいましゅ　」





最悪バスツアーの旅に、お付き合い頂き、ありがとうございました。
隊長の体調不良は、風邪だったようです。本日の夕方から、食欲が無事に戻りましたことを慎んでここにご報告いたします。　　
今回の旅行は色々なことを考えさせてくれました。旅行を最悪にさせるのは、お天気ではなく、体調だということです。　
団体行動のバスツアーでは、風邪薬も栄養ドリンクさえも買えません。具合が悪くても、途中下車は許されません。一緒に行った友人にも迷惑をかけてしまいました。　
隊長がバスに乗っている時、七色地方では初雪が観測されたそうです。　
皆さんも、風邪には十分気をつけて下さいね！　
最悪な旅に励ましの一発を　

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