笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

ソフトじゃないソフトボール

2010-08-31 | 七色の日常



七色は、ここがどこか すぐに気がついた。




嬉しさのあまり、興奮を抑えることができず、鼻息が荒くなった。




 「 ふんがッ ふんがッ 」



 
ここは、ワンコのパラダイス = ドッグラン。

嬉しくて嬉しくて、すぐにでもぶっ飛びたい。

でも七色には、どうしても気がかりなことがあった。






 「 めがねが いずいでしゅ 」



ここで言う「 いずい 」 とは、仙台弁で、違和感があって、なじまず気持ち悪い的な、そんな意味で使われます。

( 例えば、動きずらい服を着た時の感覚とか、いつも人の右側に座ってる人が左側に座った時の感覚とか、目にものもらいができた時の感覚とか、それらは全部いずいの範疇です。 )




いずかったサングラスをはずした七色は、

ソフトじゃないソフトボールを見つけた。





 「 おとしものでしゅ。 いぬのおまわりさんに とどけましゅか?? 」




犬のおまわりさんはお昼休みで仮眠中なので・・・・・そうなのか?? ちょっくら借りて、





走って、くわえて、お届けします = シロイヌななと の宅急便ごっこ遊びをした。 




 「 シロイヌななと が おとどけしましゅ。 」





ところが、配達中に事故が発生。

ソフトじゃないソフトボールを、たまたま口で受けた時、

上唇に当たったらしい。 






 「 ろうさいは おりましゅか?? 」



残念っ。ななと運輸では、このような場合、労災は認定されません。 





一気にテンションが下がり、

気力喪失。 





 「 ボールは ようりょうと ようほうを ただしく まもって くちに いれましょう 」




ソフトボールは、ソフトと言っておきながら実は固くて痛いので、自分の口の中の許容量と用法を正しく守らないと痛い目に遭いましゅよ。という七色の実体験からの教え。  








散歩を自粛していた七色でしたが、ようやく解禁となったその日、ソフトじゃないソフトボールにより、上唇打撲により出血。 
ゴムボールだと一発で穴をあけ、テニスボールは毛をむしる、サッカーボールはぺしゃんこにする大型犬には、ソフトじゃないソフトボールが最適なのかもしれませんが、こうなることもあるので気をつけましょう。 七色の場合は、投げたボールがバウンドして、それをたまたま七色がキャッチして、その時に当たったみたいです。ちょっと当たったぐらいなのに、ショックだったのかその後一切、ボールに触らなくなりました。
そんな打たれ弱い七色にワンパンチ 

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