笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

悪夢のぶっ飛び

2010-08-28 | 七色の日常


 「 ととのいました!  ななっち でしゅ。」 ← ねずっちのリズムで。


今日の七色地方は、涼しい。30度で涼しいと思える今年の夏。どうかしてるよね。 

昼間は決して散歩はしないことにしてるけど、今日は涼しいので、久しぶりにお日様の下を散歩に出かけた。




階段を下り、



 既に、サングラスがゆがんでます。




蛇や熊が出そうな密林の中を抜けると、







そこは、川だった。




広瀬川の水量は、いつもよりかなり少なくて、長れも遅い。







 「 ななタンの ねんがんだった かわに こられて ウレピーでしゅ。 」 



こんな笑顔を見られて、あ~。連れてきてあげて良かった~。 この時はそう思った。




川を前にして、七色は喜びの歌を歌った。




 「 か~わわ か~わわ か~わわ 」 ← ざわわのリズムで。




そして、



 「 ここほれ ワンワンでしゅ。 」 


と川砂を掘った。





せっかくだから、川で泳がせてあげようと思った。




 「 じゆうがた でしゅ 」 



七色の言うところの自由形は、4つ脚のつく浅い所で、バタバタすること。当然、泳げない。







 「 つかえない しっぽでしゅ! 」 


と泳げないのを尻尾のせいにし、水中で怒りを露わにし、尻尾を追いかけた。 



だがこれは、悪夢への序章に過ぎなかった。 









 「 がお~ 」


マーライオンのようになったその瞬間、ぶっ飛びスイッチが入った。 





その様子は動画でどうぞ。


川の中で大暴走





↑ で見られない人は 

 こちらから


川の中で大暴走







この後、川原に引き揚げたが、

七色のスイッチは、オフにはなっていなかった・・・・・・



足場の悪い川原でぶっ飛び、

高速回転で、グルグル回った。

長くしていたフレキシブルリードのヒモが、私と娘の足にからみつき、

あわや大惨事!  すぐさまリードを放した。

各自、この大惨事を脳内で想像しよう! 





フレキシブルリードの持ち手をつけたまま、

 七色は、ゴツゴツした川原を、全速力でぶっ飛んだ。  




 あなたに七色の姿が見えますか??







七色はどこだ?? 七色を探せ 
 




ようやくストップ!!  シット!!の コマンドが七色の耳に届き、七色は確保されたのだった。 






悪夢の川原でのできごとでした。この川原、封印決定! 
足場の悪い石ゴツゴツの所を全力疾走するのを見て、このままでは七色の足が折れたかも知れないと思った。いっそ、川にドボンといってもらいたかった。帰り道、七色の歩く姿を見て、骨折してないか、ねんざしてないかとヒヤヒヤした。 案の定、肉球から血が出ていた。 当の七色は、ぶっ飛んでスッキリしたのか、それから塩らしいほどおとなしくなった。
そんな七色に ワンパンチ 

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