笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

羊臭ボール

2010-08-20 | 七色の日常


 「 ななタンに あたらしい おともだち ができまちた 」



紹介します。ウォルドルフ人形の 虹色ちゃん ( 仮名 ) です。 ( ちなみに材料費6千円也 )

これは、シュタイナー教育を学んでいる娘が作ってきた。( 7割は先生に作ってもらったらしい ) 

人形は先生に作らせ、今度はこの子に着せる洋服をこの私に 「 可愛いのを作ってね。」 と言ってきた。 


でも、この子に赤毛のアンとか、大草原の小さな家のローラのようなカワイイ服を着せてあげたいと、母性本能がフツフツと湧いてきたが、

それを打ち消すようにこう言った。



・・・・・・おら やだね。  





100%娘が作った?のは、頭の上の  ゆがんだ羊毛ボール。




 「 せいかくの ゆがみが ボールにも はんえいされてましゅ 」


・・・・・って ことだな 




それに、この子の目、左右の形が違いすぎじゃNE?? と言ったところ、

待ってました。とばかりに娘はこう言った。


「 あのね、人間だって目が左右が全く対称の人はいないでしょう。だから非対称の方がいいの。」  と、自分の不器用さを正当化しようとした。


それに口もちょっと変じゃNE?? 人形は顔が命なんだから。と言うと、


「 ウォルドルフ人形は、表情をつけてはいけないから、これでいいの。」 と言う。




そんなやりとりの中、

七色だけは




 「 ふっ。 でも しょせんは ななタンのハラワタのとも に なりましゅよ・・・・ 」


( ここで七色の言うところの「 腹ワタの友 」 とは、腹を割って話せる友のことでは勿論なく、腹を割って、綿を出す友の意。 )



ウォルドルフ人形の虹色ちゃんは、1匹の凶暴な犬によって危うく命の危機にさらされた。


それを救ったのは、羊毛ボールだった。


羊毛ボールは、羊臭を放ち、( ← 毛刈りをしたまま洗わずそのままの物だと思われる。)




その臭いが、七色の野生本能に火をつけてしまった。

手も口も届かない所に置いた羊毛ボールを、いつの間にか勝手に取り、くわえてぶっ飛んだ。


そして、ボールは形を失った・・・・・






 「 これは もののけの しわざに ちがいないでしゅ。 」




もののけ ななだけ~  もののけ ななだけ~  ← もののけ姫のサビのリズムで。






ここで七色からお知らせがあります。





 「 ななタンは あした たびにでましゅ。 」





旅の様子は帰ってから詳しくご報告いたしま~す。
それでは、行ってきま~す! 
旅に出てる間、ここを押しておいてもらえると嬉しい! 

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