犬も一緒にいいですか？？

車の点検に行ってきた。


七色も連れていたので、外で待っていようかと思ったが、

優しそうなお姉さんに　こう聞いてみた。

「　・・・・・あの～、犬も一緒なんですが・・・・中に入れてもらっていいですか？？　」　








　「　ななタンにも　おのみものを　おねがいしましゅ　」



・・・・・・　そこまでズーズーしくしないでくれたまえ。　　



いつもの担当者の方が来て、挨拶をかわした後、



「　あれ？？　そういえば今日は、七色ちゃんは？？　」　と聞かれた。　





　「　はい。ななタンは　ここでしゅけどなにか？？　」



「　ははは。そこに居たんだ。おとなしいから　わからなかった。　」　・・・・・・・って　オイオイわかるだろ　




点検を終えてから、

遅いお昼を食べに行った。　





ハウルの動く城・・・・・　のような物体を通り過ぎ、



小さなカフェの外席へ。



　「　たいちょう！　このせきを　とっておきましゅ。　」


誰よりも先に、七色が着席。



お店の人に、一応、聞いてみる。

「　あの～、犬も一緒なんですが・・・・外の席にいいですか？？　」



「　はい。もちろんいいですよ～　」　と言って、

お店の人が、七色に氷入りのお水を持ってきてくれた。・・・・・・　小さいカップに。



そして

「　え！？　ワンちゃんって小型犬だとばかり思ってたら、大きいワンちゃんだったんだ～　」　と驚かれた。　




　「　はい。からだはおおがたけん　こころは　こがたけんの　ななタン　でしゅ。　　」



体は大型犬、心は小型犬の七色は、

小さなカップにマズルが入らず、７７％の水がこぼれた。（　隊長調べによる　）




そんでもって、ランチはこんなマクロビ風。



ご飯は、冷汁。　・・・・・・美味しいのよ。・・・・・美味しいはずなのよ。　


それなのに、あ～それだのに、暑くて、暑くて、食欲がついてこない。　




　ああ～、冷房が効いたお店の中で食べたら、７分で完食できるのに・・・・・・



七色だけここにつないで、お店の中に入って、急いで食べてこようかという話にもなったが、





この顔で見上げられると、とてもそんなことは言えなかった・・・・・　




　「　ごはんにしましゅか？？　ななタンにしましゅか？？　」





結局、食べきれなかったものは、ラップに包んでもらい家に帰って食べた。やっぱり美味しかった。
日差しはなく曇っていたので、ウッドデッキも熱くなっていなかったので、いけるかと思ったが、ここで熱いお味噌汁をいただくのは、キツかった。
どこに連れていっても、嬉しそうな七色の笑顔が、暑さの中での心のオアシスです。
そんなオアシス七色に、熱いパンチを。　　　

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