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この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

2回東京7日目

2012-05-12 12:38:13 | 馬券
書籍2冊目は中山一考氏の「軸馬これで決まり」。(三恵書房)
サブタイトルに中山一考”表”の馬券学とあるように
高本公夫氏のブレーンである中山一考氏が、本気で書いた必勝本である。



中山氏の初著書は「出馬表に隠された勝馬サイン」―中山一考 指名投票作戦(三恵書房)で、高本本よろしくサイン本からスタートしている。
中山一考氏に言わせると「高本のブレーンでもなんでもなく、あいつが勝手に書きまくったので俺が真実を伝えるために本をだした」というのが本音のようだが、高本サイン本が小説なら、中山サイン本は参考書である。これは両者が、小説家と馬券研究者の違いであろう。

もっとも今回の著書以前は「馬券本」であり「必勝本」ではない。
サインなんていうものを本当に信じている人がいるのであれば、楽しいかも知れないが無駄である。
この本で説かれている「賞金値」と「前5走(5か月)のチェック」は馬券予想の基本である。
奥義を引っ張りだしたのは、中山氏の当時の生活的が苦しかったのではないかと想像する。

高本本は最初だけ、中山本は終焉がいいいのは、これまた小説家と馬券研究者の違いであろう。

この本はどこか古本屋にでも行けば手にはいるかもしれない。
Amazonでも購入できるので手にとってほしい1冊である。
おどろきなのは私が捨てた、初著書が倍の値段で売られていること。とって置けばよかった。(笑)

小宮修三氏の「裏が分かればこれだけ勝てる!!これが競馬の必勝法だ」では、高本ブレーン
(中山一考、山本広太郎、弟子である田原利勝等々)はこっぴどい書かれ方をしているが、
書籍でいえば、全然こちら側の方が上である。
(小宮氏は当時、予想会社を主催していて馬券本が主でないということもある。)

【京王杯スプリングC】
賞金値的にはG1、2勝の⑭グランプリボスが抜きんでているが、こういう馬はG2レベルでは勝利しない。目標も安田記念だと考える。
2位は⑫サダムパテック。この馬は1400mが未経験。調教状態は良好なので馬券的には考慮すべき。
これに次ぐのが、⑪ジョーカプチーノと②サンカルト。1400m向きという点では後者だろう。
平均的な賞金値しては⑧ストロングリータン。調教的には昨年は絶好調だったが、ことしも決して悪くはない。
平均値より下回るのが⑥エイシンホワイティ。この馬1400mの勝ち鞍もなく軸としては厳しい。
続いて⑮サクラゴスペル。この馬は上り馬として一番勝負してくるタイプだ。

2頭出しの矢作厩舎として③オセアニアボスを狙いたいが、使いづめでここが最終目標だと思うのがら、追い切り状態としては前走よりは調子落ちと見た。

予想としては本命はストロングリータン。対抗は未知の魅力でサダムパテック。サンカルロ、サクラゴスペル、オセアニアボスあたりが3着候補。