曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

人間は重いもんだね~~(;一_一)\(◎o◎)/!母親のわからんちん病編

2013年05月10日 | これって介護?

実家母の、高々10日余りの入院後、殆ど自分で動く気なしの状態で、私にとっては悪夢の1週間が過ぎました。

まあ、過ぎてしまえば(山を越えれば)そうそう、撃沈する必要もなかったんですが、長~~い、ちょっと辛い(ホントの介護になった人には柔な事ですけど)1週間でした。

連休中に退院し、その間は当然弟夫婦に任せ…のつもりが、弟からSOS。

おい、わたいは明日からの英気を養いたいんじゃ!とは、思ったものの、重たい腰をあげて、実家に行ってまいりました。

入院中は、歩くのを怖がったり、松葉つえを使わないなんて、まあ、言ってみればかわいい我儘だったんですが、

が!がが!

思いっきり目にケンが出て、いわゆる被害妄想と言うか、1つ言うと10個ぐらい口汚くののしりが返ってくる。しかも、例えば

「食べさせてくれなかったプンプンいやさ、があがあ(怒)」

→手術後の一日目、右足に枕を当てて、少し挙上した状態で、私は足をあげているので、食べにくいのに看護師は食べさせてくれなかった。

弟曰くこれをずっと言っている。何度言ってもわからない(;一_一)

ん~~~。そりゃ、ひとりで食べれるだろお~~~。だって、母親自身、右肩の手術で右手をつった状態で、一度も食べわせてもらったなんてことはなかったと言う経験もしているし、今までなら、そんなことを言う人ではなかったんですがねえ。

一応私も説得?説明してみたけれど、いわゆる火に油状態。

「包帯だってこんなひどい巻き方だから、この次診察までこのままでいて、先生に見せなきゃならない!」

ん~~~~。

別に普通だと思うが…。

どう、気に入らないのかわからないんですが、抜糸をした先生は担当医ではなかったらしい。傷をちゃんと見せて説明しながら抜糸してくれて、ささっと包帯を巻いてくれたと言っていたんですが、どうも、その、ささっと巻いたって言うのが気になっていたらしく、(担当医でなかったのが気に入らなかったのか?)よくよく見たら、「こんなひどい巻き方がある?」って言う巻き方だそうな…。

どこが?いや、もし、なんなら、巻き直したら?

と言うと、これまた火に油状態。

「どうしても、担当医に見せてやらなきゃならない!」

なんでだ?

「だって、こんな巻き方だよ!こ~~んな巻き方をしたって見せる必要がある!」

ん~~~、まあ、本人がそうしたいならどうぞですがね~~、その前にリハビリあるじゃんね。そんとき外すんじゃなかったのかい?

「じゃあ、リハビリの先生に見せて文句言ってやる!!」

文句言って何かなるわけ???それに、必要な文句?

そして、更に、お風呂に入れない不満爆発!

その横で弟ぼそっと、「お風呂、俺に入れろというが、俺一人じゃかつげんから…ぼそぼそ…」

そうとう、母親に責められていたような様子。

「だって、入院中は体拭くだけだよ。今だって、私はシャワーは嫌なんだよ!」

???あの~~~。当初予定じゃあ、入院中もシャワー浴するってなってたけど?もしかして、拒否したんじゃないの?うちだって、ギブスの間はシャワー浴ってなっていたよね。お風呂は入れないんだよ。

って言ってもこれまた火に油。

「私はどうしてもお風呂に入りたいんだ~~~。」

だからさ、風呂桶にはつかれないんだよ。ちゃんと手術の前に説明されて、それでも自分で手術するって決めたんだよ。

弟「あんたが入れられないんだったら、そういう場所(入浴介助をしてくれるところの事か?)に連れて行けって聞かないんだよ(ー_ー)!!」

「お母さん、まだ、お風呂は入れないんだよ。それでもさ、初めは40日ギブスだったのが、固定だけでよくなったから、うまくいけば20日でお風呂に入れるんだよ。それまではシャワー浴だよ。初めの予定の半分で入れるんだからよかったじゃん。」

「私はね!お風呂に入りたいんだ!家で無理ならそういうところに連れて行ってもらう!第一今、洗面所に行くだって凄い大変なんだから、そういうところでないと一生入れない!」

「いやいや、とにかく今度の診察までは入ったら駄目だからね。入れないんだからね。わかる?まだ、入浴っていうのは出来ないんだよ。入りたいのはわかるけど、無理なんだよ。それにね、一生入れないなんてことないから。すぐ、固定も外れるんだから、そうしたらひとりで入れるんだよ。」

「いや!一生入れないからなんとかしてもらう!」

弟は困り果てて、なんとか、介護施設のようなところで、入浴させてもらうって言う事は出来ないかなんて言ってますけど、第一、母親の認定は「自立」ですからね。それに、あと2週間すれば、入浴可ですから~~。

 

しかも、動けない病、動かない病の進行は非常に早いのに加えて、口うるさ病、人のやること待てない病も重篤になっていまして、終いに、わたいも母親に切れました(ー_ー)!!

「いい加減にして!」つうてしまいました。

と、母親なんて言ったともいます?肩をすくめて「おお~、こわ!」ですって。

こういう時に殺人事件って起きるんですわ。

「よく面倒見ている息子さん(娘さん)だったのにね」なんて言われるんだろうね。

他にも、まあ、いろいろ文句言ってましてね。正直、こいつ(親に向かってこれはないですけどね)を連れて明日リハビリに連れて行くの嫌じゃ!!!と拒否反応起こしちゃいました。

一応、これ書いている時点では、この病は改善の兆しありです。念のため。(つうか、母親の名誉の為?)

リハビリに行く編→に続く~~。



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4 コメント

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Unknown (鬼灯)
2013-05-11 17:07:45
私は、実の両親はすでに他界しているのですが、当時、やはり入院騒ぎが有って、弟夫婦と揉めて、嫌な思いをしました。姉と三人で、それぞれの立場で言いたいことを言うので、姉弟喧嘩になり、未だにその時のことが尾を引いて、実家の弟夫婦とは疎遠がちです。
今は、義母の事が大きな悩みになっているんですが、義理の関係は、一度こじれるとなかなか修復が出来ません。実の親とは違い、言いたいことが言えないので、心の中に不満がたまって、自分でもどう処理したら良いのか分からなくなります。主人が亡くなってから、溝は深まるばかり。なるようにしかならないと開き直っていますが、ため息ばかり出てしまいます。本当に難しいですね。
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鬼灯さんへ (よしこ)
2013-05-11 21:35:53
自分の親でも、親だから余計に腹も立つし、そこに義理の仲の連れ合いもいるわけで、弟も直接母親と揉めるもなんですが、義妹と母親との事が頭が痛いでしょうね。
私もまだ、オットの両親は夫婦でいるので、なんとかなっていますが、これが、片方だけになったら、かなり微妙ですよね。自分ももしも、オットがいなくなって義理の両親ととなったら、一緒に暮らしていくのはとっても難しいと思います。溝はあって当たり前と思うしかないですね。
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Unknown (オラケタル)
2013-05-11 21:45:07
県立総合病院にいる娘によく言われます。
「じいじは病院に入院するときっと嫌われると思うよ。
最後のときは家で死にたいでしょ」って、、、
多分あなたのお母さんと一緒なのだろうと思いますよ。いや、もっと悪いかも、、、
歳をとるとどうしてこうも我がままで頑固になってしまうのでしょうか。
連れ合いは、「みんな赤ん坊になって死んでいくんだよ」って言いますけれど、赤ん坊と違うのは口が利けることで、その点から見ればもっと悪い状態なんです。
日ごろ抑制していた箍が外れるんでしょうね。

いずれ、わたしもこの道へ行きそうですが、助言のしようもありません。     聞き置くだけです。
        悪しからず
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オラケタルさんへ (よしこ)
2013-05-11 23:01:49
もしかしたら、娘さんにお世話になって、困らせていたかもしれませんね。手術後3日目には松葉つえでの歩行が出来るはずだったのに、最後までトイレも看護師さんに連れて行ってもらっていましたからね。
まだまだ、入院中はよかったんですが(看護師さんがやってくれた)退院したら、弟夫婦の今まで通りのひとりで出来ると思っている対応だったので、不満が爆発したようです。そう、確かにタガが外れてしまって、今まで我慢していた分不満をぶちまけると言うところでしょうね。
私自身も口うるさい嫌がられるバアになりそうです。残念ながら。いずれ行く道。そっちの方が怖い~~です。
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