『犬(いぬ)と猿(さる)』
犬と猿のようないがみ合う間柄。お互い性分が合わない仲である。
由来:昔、猟師は犬を連れて山に入っていたが、野生の猿とばったり鉢合わせすることも珍しくなかった。当然の如く、阿鼻叫喚の騒ぎとなる。このような様子から言われるようになったものらしい。
類:●犬猿の仲●犬と猫●犬猿の間柄●水と(に)油●氷炭相容れず●They agree like cats and dogs.(《皮肉》 猫と犬のように仲がよい)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>
出典:咄本『曽呂利狂歌咄』・狂言『竹生島詣』
出典①:曽呂利狂歌咄(そろりきょうかばなし) 咄本。安楽庵策伝か。寛永年間(1624~44)か。・・・詳細調査中。
出典②:竹生島詣(ちくぶじままいり)・竹生島参 狂言。各流。無断で休んで竹生島詣(もう)でに行ってきた太郎冠者に主がその様子を尋ねる。太郎冠者は主が洒落(しゃれ)好きなのに乗じ、神前の様子を出まかせの洒落に言い紛(まぎ)らす。犬猿の仲。自分のわがままも入るのでしょうが、どうしても合わない人がいるものです。ある種同じような人が集まり、互いに自己主張をしている様にも思えます。
<松下幸之助一日一話> PHP研究所編
千の悩みも
経営者には、一度にいくつもの問題に直面して、あれこれ思い悩むという場合が少なくありません。しかし私はいままでの経験で、人間というものはそういくつもの悩みを同時に悩めるものではないということに気づきました。結局、一番大きな悩みに取り組むことによって、他の悩みは第二、第三のものになってしまうのです。だから、百の悩み、千の悩みがあっても、結局は一つだけ悩めばよい。一つだけはどうしても払うことができないが、それと取り組んでいくところに、人生の生きがいがあるのではないか。そう考えて勇気を持って取り組めば、そこに生きる道が洋々と開けてくると思うのです。
犬と猿のようないがみ合う間柄。お互い性分が合わない仲である。
由来:昔、猟師は犬を連れて山に入っていたが、野生の猿とばったり鉢合わせすることも珍しくなかった。当然の如く、阿鼻叫喚の騒ぎとなる。このような様子から言われるようになったものらしい。
類:●犬猿の仲●犬と猫●犬猿の間柄●水と(に)油●氷炭相容れず●They agree like cats and dogs.(《皮肉》 猫と犬のように仲がよい)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>
出典:咄本『曽呂利狂歌咄』・狂言『竹生島詣』
出典①:曽呂利狂歌咄(そろりきょうかばなし) 咄本。安楽庵策伝か。寛永年間(1624~44)か。・・・詳細調査中。
出典②:竹生島詣(ちくぶじままいり)・竹生島参 狂言。各流。無断で休んで竹生島詣(もう)でに行ってきた太郎冠者に主がその様子を尋ねる。太郎冠者は主が洒落(しゃれ)好きなのに乗じ、神前の様子を出まかせの洒落に言い紛(まぎ)らす。犬猿の仲。自分のわがままも入るのでしょうが、どうしても合わない人がいるものです。ある種同じような人が集まり、互いに自己主張をしている様にも思えます。
<松下幸之助一日一話> PHP研究所編
千の悩みも
経営者には、一度にいくつもの問題に直面して、あれこれ思い悩むという場合が少なくありません。しかし私はいままでの経験で、人間というものはそういくつもの悩みを同時に悩めるものではないということに気づきました。結局、一番大きな悩みに取り組むことによって、他の悩みは第二、第三のものになってしまうのです。だから、百の悩み、千の悩みがあっても、結局は一つだけ悩めばよい。一つだけはどうしても払うことができないが、それと取り組んでいくところに、人生の生きがいがあるのではないか。そう考えて勇気を持って取り組めば、そこに生きる道が洋々と開けてくると思うのです。