写真は沖縄・名護市辺野古の浜のテント2の猫です。
猫は3匹いて、カヌーのみんなに、かわいがられています。
フクシマから移住した人も、名護市内にはたくさんいると聞いていますが・・
神奈川のオバアも、できる事なら移住したい〜
原発も米軍基地も、どこにもいりません!
以下、たんぽぽ舎から転載します。
┏┓
┗■2.放射能雲に覆われた中通りで現在も暮らす母親たちの思い
| みんな、わが子の将来、健康への不安を抑え晴れない心を耐えている
| 1/22福島地裁で第13回子ども脱被ばく裁判原告陳述
└──── 松岡加代子(脱被ばく実現ネットボランティア)
◎1月22日(月)午前中、河野益近氏(元京都大学原子核工学)の講演がありました。
河野氏は、2014年、福島県南相馬市内および福島県各地で「黒い物質」を採取、
放射線強度を測定、未知の物質<不溶性の強放射性微粒子>(ホットパーティクル)
の存在を明らかにしました。
大きさは0.1μm〜100μm、球形が多い、不溶性(体内に入り、肺や胃壁にくっ
つくと、水に溶けないのでそこにくっついて放射線を放出し続ける、だから厄
介)。
微粒子の中に、セシウムだけでなく、ウラン、ストロンチウムが存在している
ものもあり、プルトニウムも存在しうる。
地表に落ちても又舞い上がり浮遊、3μm以下だと呼気と共に気管支に入り込む
リスクがある。低線量汚染地区でも強い健康障害を起こすのには、不溶性の強放
射性微粒子が体内に入り、周囲の臓器を被ばくするのが原因ではないかと発言。
空気中に浮遊する不溶性強放射性微粒子を吸引してしまうかもしれない怖さを
感じました。この問題を「準備書面45」で取り上げ、裁判所に提出したそうです。
◎裁判所から、子ども人権裁判(行政訴訟)と親子裁判(国賠訴訟)を分離して
はとの提案もあったが、、原告の意向を聞きこのまま分離しないですすめること
にした。
「子どもたちは学校を卒業し、原告の数は減るが、不溶性強放射能微粒子など
新たな知見で子どもたちが福島で生活する危険が明確になり、われわれの主張を
さらに補強したい…」と井戸謙一弁護団長のお話。
金澤秀樹裁判長は異動され、次回4月25日(水)から新裁判長に変わる予定。法
廷で原告・被告それぞれこれまで主張してきた趣旨を述べて争点を明らかにして
いくそうです。
◎今回の原告陳述は、福島市で3人の子どもを育児中の母親でした。7年間、心
に溜まった口惜しさ、怒りを被告席にずらりと並んだ代理人達を真っ直ぐ見つめ
て、法廷に響き渡る凛とした声で読み上げ、まさに糾弾でした。
避難区域と指定されなかった中通りで、留まり暮らしている母親の率直な気持
ち、除染したから大丈夫、空間線量が下がっているから安全、さあ復興と国も県
も行政はつきすすむけれど、大多数の県民は沈黙し、表向きは異議を唱えないけ
れど、みんな、わが子の将来、健康への不安を抑え、ざわざわと波立ち晴れない
心を耐えているのだ。
放射能雲に覆われた中通りで現在も暮らす母親たちみんなが、抱いているスト
レートな思いでした。
猫は3匹いて、カヌーのみんなに、かわいがられています。
フクシマから移住した人も、名護市内にはたくさんいると聞いていますが・・
神奈川のオバアも、できる事なら移住したい〜
原発も米軍基地も、どこにもいりません!
以下、たんぽぽ舎から転載します。
┏┓
┗■2.放射能雲に覆われた中通りで現在も暮らす母親たちの思い
| みんな、わが子の将来、健康への不安を抑え晴れない心を耐えている
| 1/22福島地裁で第13回子ども脱被ばく裁判原告陳述
└──── 松岡加代子(脱被ばく実現ネットボランティア)
◎1月22日(月)午前中、河野益近氏(元京都大学原子核工学)の講演がありました。
河野氏は、2014年、福島県南相馬市内および福島県各地で「黒い物質」を採取、
放射線強度を測定、未知の物質<不溶性の強放射性微粒子>(ホットパーティクル)
の存在を明らかにしました。
大きさは0.1μm〜100μm、球形が多い、不溶性(体内に入り、肺や胃壁にくっ
つくと、水に溶けないのでそこにくっついて放射線を放出し続ける、だから厄
介)。
微粒子の中に、セシウムだけでなく、ウラン、ストロンチウムが存在している
ものもあり、プルトニウムも存在しうる。
地表に落ちても又舞い上がり浮遊、3μm以下だと呼気と共に気管支に入り込む
リスクがある。低線量汚染地区でも強い健康障害を起こすのには、不溶性の強放
射性微粒子が体内に入り、周囲の臓器を被ばくするのが原因ではないかと発言。
空気中に浮遊する不溶性強放射性微粒子を吸引してしまうかもしれない怖さを
感じました。この問題を「準備書面45」で取り上げ、裁判所に提出したそうです。
◎裁判所から、子ども人権裁判(行政訴訟)と親子裁判(国賠訴訟)を分離して
はとの提案もあったが、、原告の意向を聞きこのまま分離しないですすめること
にした。
「子どもたちは学校を卒業し、原告の数は減るが、不溶性強放射能微粒子など
新たな知見で子どもたちが福島で生活する危険が明確になり、われわれの主張を
さらに補強したい…」と井戸謙一弁護団長のお話。
金澤秀樹裁判長は異動され、次回4月25日(水)から新裁判長に変わる予定。法
廷で原告・被告それぞれこれまで主張してきた趣旨を述べて争点を明らかにして
いくそうです。
◎今回の原告陳述は、福島市で3人の子どもを育児中の母親でした。7年間、心
に溜まった口惜しさ、怒りを被告席にずらりと並んだ代理人達を真っ直ぐ見つめ
て、法廷に響き渡る凛とした声で読み上げ、まさに糾弾でした。
避難区域と指定されなかった中通りで、留まり暮らしている母親の率直な気持
ち、除染したから大丈夫、空間線量が下がっているから安全、さあ復興と国も県
も行政はつきすすむけれど、大多数の県民は沈黙し、表向きは異議を唱えないけ
れど、みんな、わが子の将来、健康への不安を抑え、ざわざわと波立ち晴れない
心を耐えているのだ。
放射能雲に覆われた中通りで現在も暮らす母親たちみんなが、抱いているスト
レートな思いでした。