きんりん(永山南公園)便り

永山南公園の風景や活動・イベントのお知らせ

1月の永山南公園(2)~炭焼き1@一本杉公園(1/30)~

2016-01-31 13:57:59 | 活動




「永山南公園の改修工事の際に伐採される枝の一部を炭にして活用する」という取り組み。一本杉公園炭やき倶楽部さんと連携して実施する計画を2年前から検討・準備してきましたが、いよいよ炭焼きがスタートです。
まず、1/30(土)は炭材入れ。
大雪の予報で実施が心配されましたが、小雨→曇りの天気で、無事作業を終了しました。灰色の空ではありますが、一本杉公園は、紅梅、白梅が咲き始め、少し春を感じさせてくれます。


◆まず、参加者顔合わせ
一本杉公園炭やき倶楽部さん、きりんの会(6名)の他、農業を学ぶために大学に留学・研修に来ているケニヤ、アフガニスタン、ブラジルの学生さん、環境系NPOの方、この春卒業の大学生で檜原村で林業に取り組んでいる若者と、多彩な顔ぶれで賑やかな作業になりました。



◆炭材入れ
まず、粗朶を窯の床に敷きます。この粗朶は、現在、きりんの会が作業をしている諏訪第4公園の手入れで出たものを運び込みました。


次に、炭材仮置き場に保管されていた材を、まず皆で窯の前まで移し、そこからリレーで窯の中へ。留学生さんたちも大活躍!
90cmほどの材を窯内に立てて並べて詰めていきます。






その間、長すぎる材はチェーンソーでカットする作業も。(上) その後使う、サイズの短い燃材作りもチェーンソーで。(下)





◆ちょっと一服
温かいゆず生姜湯などをいただいて一服。参加者同士の交流、情報交換などもできました。



◆窯口を塞ぐ
材を入れ終わると、いよいよレンガで窯口を塞ぎます。
この窯では、窯口の少し奥にレンガを積んだ壁を作り、そこと窯口との間で燃材を燃やして、炭材を蒸し焼きにするそうです。



レンガと粘土を使って窯口を塞いでいきます。体をかがめての炭材入れの作業、膝をついての窯口を塞ぐ作業…、なかなか大変な作業です。




下の写真の、上が火をつける口、下は通気口です。



本日の作業終了。2/6(土)の火入れまで、2つの開口部はレンガで塞いでおきます。



◆おまけ!
・減煙装置
公園の周囲は住宅なども立地しているため、炭焼きの際に出る煙については、大変気を使いながら炭焼きを続けていらっしゃいます。
今シーズン前には、より減煙効果の高い装置を自主(!)製作・設置されたとのことで、その説明もしていただきました。


*減煙装置や炭焼き窯については一本杉炭やき倶楽部さんのHP↓の「炭やき活動の日記」、「炭焼きのマメ知識」に紹介があります。
http://blog.goo.ne.jp/ipponsugi-sumiyaki-org


・花炭
飾りなどとして楽しむ「花炭」。木の実、果物、野菜等を原型のまま炭化させ炭にしたものです。
今回、永山南公園のヒマラヤスギの実やマツボックリで花炭に挑戦してみます。さて、出来上がりは…。



次回2/6(土)の火入れが楽しみです!!


今後の炭焼き予定
関心のある方は、是非ご参加ください。
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○2/6 (土)8:00~ 火入れ
○2/21(日)9:00~ 炭出し

*いずれも一本杉公園にて
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永山南公園改修工事は「平成27年8月上旬頃から平成28年3月下旬頃まで」とのことです。
工事期間中は永山南公園での活動は休止しますが、諏訪第4公園の手入れ、木工イベントなどの活動を行う予定です。ご興味のある方は、下記へお問い合わせください。



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■きりんの会事務局
 TEL:042-373-6822 FAX:042-338-2020
 (連絡担当:松原)














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