きんりん(永山南公園)便り

永山南公園の風景や活動・イベントのお知らせ

樹林地作業(1223)

2021-12-26 17:59:18 | 活動



12/23(木)、冬らしい晴天の中、今年最後の樹林地作業を行いました。
紅葉で燃えたような風景だった樹林地もほぼ葉が落ち、園路も内部も落ち葉でいっぱいです。
IMG 8784



今年は作業日が天気に恵まれ、1年間で23回、ほぼ2回/月の定例作業を行うことができました。
昨年に続き、コロナウィルスに翻弄された1年でしたが、沢山の木々や草花に囲まれた中での作業は気持ちが解放される一時でした。
今年のトピックスとなったコナラを中心とした“ナラ枯れ”被害。さらに、サクラの樹勢の衰えも目立ち、いずれも老齢化した樹木の課題を考える機会となりました。
来年も地域の多くの方に愛されている永山南公園の今後を考えていきたいと思います。

今年最後の作業に、新しく入会される方が来てくれました!
来年からパワーアップ!

【12/23の作業】
●園路の落ち葉掃き
●落ち枝拾い
●鉄塔西側の手入れ
●ごみ拾い
●植物観察


◆園路の落ち葉掃き&落ち枝拾い
作業収めはメンバー総出で「園路の落ち葉掃き」。


園路はスッキリ!!!


風が強い日があったためか落ち枝も多く、拾い集めて保管場所へ。


◆鉄塔西側の手入れ
鉄塔西側の園路沿いのシノダケの除去や樹木に巻き付いたツル状植物の除去。
 




巻き付いていた植物は何か?? 樹林地の中はまだまだ新しい出会いがありそうで楽しみです!





◆ごみ拾い
ごみをポリ袋にまとめて、ごみ箱代わりに植え込みに押し込まれているものをよく見かけます。毎回考えさせられる光景です。



◆植物観察
イチヤクソウ
落ち葉の下で元気な姿。テニスコート寄りエリアでは株が増えているようです。


フユノハナワラビ
秋に見られた胞子嚢がついた枝は枯れて、緑の葉で冬を越します。「冬緑性(とうりょくせい)」と言ってシダ類では珍しいそうです。胞子嚢の様子は→コチラ


ミズキ
きりん広場入り口のミズキ。葉がすっかり落ちていますが、赤みのある枝や冬芽が目を引きます。
 


謎の木
前回名前が分からなかった「謎の木」(鉄塔脇(西北側)に黄葉した樹木)は、樹木に詳しいメンバーにより「サラサドウダン」と判明しました。今回はすっかり葉が落ちています。(写真上:12/9、写真下:12/23)
「サラサドウダン(更紗灯台)」の名前の由来を調べてみると、花に紅色の筋が入り、更紗模様に似ていることから名付けられたという説もあり、別名でフウリンツツジとも呼ばれているとか。今まで花が付いたのを見たことがありませんが、これから初夏の開花時期が楽しみです。





今年も新しい樹木、草花との出会い、訪れる方々と沢山の出会いがありました。
活動を応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
来年もまた、永山南公園、樹林地に足を運んでみてください。きっと素敵な出会いがありますよ!!


======================
【地域情報】
「ちいさなあそび場」
◆日  時:2022年1月9日(日)10:00~15:00 (12:00~13:00は昼休み)
◆場  所:永山南公園 樹林地側(鉄塔北側)ーきりん広場のあたり
◆問合せ先:村松(090-6797-0939)
======================


ご一緒に汗を流したり、植物を観察したり、木でおもちゃを作って楽しんだりしてみませんか。
「きりんの会」に関心のある方は是非ご連絡ください。仲間大募集中です!!
(作業は原則、第2、第4木曜日)

==== 2022年1月の樹林地作業予定 ===========  
◆1月13日(木) 10:30~12:00
◆1月27日(木)  〃       
◎当面、午前中のみの作業とします。
 
*いずれも鉄塔北側の平地に集合
*天候によっては中止の場合もあります。
*長袖長ズボン、軍手、帽子、汗ふきタオル、水分補給品をお忘れなく!
===================================================



**********************
■きりんの会事務局
 TEL:042-373-6822 FAX:042-338-2020
 (連絡担当:松原)








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 多摩市消費生活フォーラム&... | トップ | 樹林地作業(0113) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活動」カテゴリの最新記事