全国的に、特に九州で大雨が続いています。
7/9(木)の樹林地作業日も東京は朝から小雨で、全員での作業は中止にしましたが熱心な?!メンバー2名が樹林地へ。
午前中は雨が止む時間帯もあり、繁茂するシノダケ刈りを重点的に行いました。雨合羽着用の作業で汗びっしょり。
樹林地内はキノコ畑状態です。雨に濡れてかなり汚い感じですが、中にはおとぎ話の中のようなキノコも。
【当日の作業】
●きりん広場前の植え込みのシノダケ刈り
●ゴミ拾い
●落ち枝拾い
●草花の名前表示
◆きりん広場前の植え込みのシノダケ刈り&ゴミ!
前回に続いてシノダケ刈り。植え込み全てを刈り込むことはできませんでしたが、コーナー部分がとてもスッキリしました。(↓写真左のゴミに注目! 作業序盤)
この茂みの中には、センリョウ、マンリョウの株があります。いずれも冬の赤い実が注目されますが、この日はマンリョウに蕾がついているのが見られました。
そして、茂みの中から出てきたのが、ゴミ、ゴミ、ゴミ!
樹林地で食べたもの?、家庭ごみ?…レジ袋に入れたゴミを茂みに放り込むのでしょうか、出てくる、出てくる…。(写真:左)
この他のエリアではペットボトルや飲料缶も多く見つかりました。(写真:右)
◆落ち枝拾い
このところの雨は強い風も伴っているので、樹林地内もかなり大きい枝も沢山落ちています。雨に濡れて重い…。
◆草花の名前表示
定番となった草花の名前表示。
・オオバコ
きりん広場にある発生材で作ったプランターにはオオバコ。(写真:上)
雨に濡れて葉も青々、真ん中から花穂をつけた茎も出ています。(写真:下)
・カタバミ
ハートマークが3つ集まったような葉の形のカタバミ。
繁殖力が強く、やっかいな雑草の一つと言われますが、その繁殖力→子孫繁栄ということで、家紋によく使われ、日本の五大家紋の一つになっているそうです。
雨宿りに来た親子さんとメンバーのおしゃべり
雨宿りで樹下にかけこんで来た親子さん(ベビーカーに2歳くらいの女の子を乗せて、5歳くらいの女の子を連れたお父さん)。
雨が小止みになったところで、メンバーがお土産代わりに父子草(タテチチコグサ)を渡し、その後話はハサミグサへ。
前回このブログでハサミグサの名前の由来を書きましたが、別名「矢筈草(ヤハズソウ)」。前回ブログ→コチラ
「矢筈」は矢の端部で弓の弦があたる部分のことだそうです。
お父さん曰く、「わかります、わかります、矢をはさむところね。あれは別の言い方があったと思うけど何だろう? 『平家物語』を読むといろいろな武具が出てきておもしろいんですよ」と、楽しいやり取り。
メンバー曰く、「雨でなかったら、コロナがなかったら、もっとゆっくりおしゃべりしたかった。」
ご一緒に汗を流したり、植物を観察したり、木でおもちゃを作って楽しんだりしてみませんか。
「きりんの会」に関心のある方は是非ご連絡ください。仲間大募集中です!!
(作業は原則、第2、第4木曜日)
==== 7月、8月の樹林地作業予定 ===========
(当面、午前中のみの作業とします。)
◆ 7月23日(木)10:30~12:00
◆ 8月 27日(木) 〃
*いずれも鉄塔北側の平地に集合
*天候によっては中止の場合もあります。
*長袖長ズボン、軍手、帽子、汗ふきタオル、水分補給品をお忘れなく!
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■きりんの会事務局
TEL:042-373-6822 FAX:042-338-2020
(連絡担当:松原)
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