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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2012-201

2012年07月19日 06時21分25秒 | マリーンズ2011~15
【ロッテ4-3楽天 (7月18日 QVC)】





ロッテサヨナラ 首位ターン
 足にスランプはない。その格言を苦闘にあえぐ首位ロッテが体現した。9回1死一、三塁で打者は福浦。食らい付いた打球がライトへ。右翼手の牧田が浅い位置で捕球体勢に入る。球界屈指の強肩選手。普通なら無理はできない。だが三塁走者の荻野貴司外野手(26)は突入した。
 佐藤三塁コーチに迷いはなかった。「足の速いランナーでも迷う。でも荻野貴だから行けると思った」。諸積編成担当が「イチローよりも速い」という韋駄天(いだてん)が低い前傾姿勢から一気にトップスピードへ。そして最後は頭から本塁へ突っ込んだ。
 過去2年、右ひざの故障が続いた。13日のソフトバンク戦で本塁突入した際に頭から突っ込んだ。その時は「ひざから行くのは怖さがある。頭から行くのも危ないけど」と振り返った。トラウマも抱えていたが「今日は無意識だった」。送球が一塁側に少しそれ、本塁上の空間を見つけて自然と頭から滑った。サヨナラ生還は荻野貴にしかできない芸当だった。
 もう1つの激走も流れを変えた。同点とされた8回、なおも2死一、三塁でフェルナンデス。右中間への打球傾向がある助っ人に対し、岡田幸文外野手(28)はベンチの指示を受け、定位置よりも右中間後方へ約5メートルシフトした。快音が響いた瞬間、「来たと思った。何が何でも捕ってやろうと」。落下地点に一直線で俊足を飛ばす。愛娘の真優(まゆ)ちゃん(4)と凛乃(りの)ちゃん(3)の頭文字2字とチーム名を掛けた「真凛(まりん)」と刻まれたグラブでフェンス手前でもぎ捕った。「状況が状況なだけに今年の好守の中でも一番かも」と笑顔が咲いた。
 救援陣が崩れた負け試合を制した。分岐点となる一戦、そして激走になるかもしれない。(日刊)


「角中も5番でいい仕事をした」/西村監督
 前半戦を首位で終えたロッテ西村徳文監督のコメント。
 「開幕してルーキー3人がよく頑張ってくれた。遊撃手に根元が定着してくれたことも大きい。角中も5番でいい仕事をした。(課題は)最近は最後のところで逃げ切れない試合が増えている。救援陣の疲れもあるが逃げ切れるようにすることが課題」。
(日刊)




ロッテ 前半戦サヨナラ締め “快足”荻野貴ダイブ生還
 サヨナラ劇で首位ターンだ!ロッテは18日、3―3で迎えた9回1死一、三塁で代打の代打・福浦和也内野手(36)が浅めの右飛。三塁走者の荻野貴司外野手(26)が俊足を飛ばしてサヨナラのホームに頭から突っ込んだ。10年の「日本一の下克上」から一転、昨季はリーグ最下位。今季はチーム42年ぶりの前半戦首位ターンを決めた。この勢いのまま、西村ロッテは再びの下克上を目指す。
 荻野貴は、頭から思い切りホームへと滑り込んだ。セーフ。サヨナラだ。9回1死一、三塁。福浦の当たりは右翼への浅い飛球だった。その打球をキッとにらむと、50メートル5秒6の俊足でスタートを切る。捕手のブロックをかいくぐった。
 「定位置ぐらいなら行くつもりで準備していた。サヨナラのホームは初めて。うれしい」
 お膳立ては福浦だった。ラズナーの133キロフォークを捉えた。直球を待ちながら反応。「反対方向を狙って犠飛を打とうと思っていたけど。がっついてしまった」。サヨナラの直前、西村監督は岡田に代打・清田を送った。すかさず、相手は左腕の片山に代えてラズナーを投入。代打の代打で福浦が登場した。難敵の田中から2回に3点を奪いながら、救援陣が終盤に追い付かれた。嫌なムードを、ベテランが一振りで断ち切った。
 信頼関係があってのサヨナラだ。福浦は「荻野ならボテボテのゴロでも還ってきてくれる。楽にいけた」。突入を指示した三塁コーチャーの佐藤内野守備走塁コーチも「荻野を信じるしかなかった。彼で勝負。足に懸けた」と強調。勝負強い福浦、チーム一の快足の荻野貴で1点を奪った。福浦は荻野貴に感謝し「もうちょっと飛距離を伸ばすためにウエート(トレに)行ってくるよ」と冗談めかして笑った。
 チームは42年ぶりの首位ターンとなった。しかし、ここにきて先発投手陣から唐川、渡辺俊、藤岡らが離脱。この日先発予定だったグライシンガーも背中の張りで回避した。そんな中、9連戦ラストを劇的勝利で締めくくった。西村監督は「本当は逃げ切りたかったけど。勝てたのは大きい。後半戦の開幕につながる」とうなずいた。
 この日は全席自由席の「360°ビアスタジアム」で、球場内のビールが通常の半額の1杯300円だった。お立ち台に上がった福浦は、右手に持ったマスコット人形を突き上げて絶叫した。「おいしいビールは飲めましたか?カンパ~イ!」。後半戦も快走し、秋にはQVCマリンでファンとともに勝利の美酒に酔う。

 ≪サヨナラ勝ちターンは15年ぶり≫ロッテが5月12日ソフトバンク戦に次いで今季2度目のサヨナラ勝ちで前半戦を終了。ロッテが前半戦最終試合をサヨナラ勝ちでターンするのは97年7月20日ダイエー戦(○6―5)以来15年ぶりだ。今季のロッテは1点差試合に14勝9敗(勝率・609)とパでは楽天の・563を抑え最高勝率。特にQVCでの1点差試合は11勝3敗(・786)と地の利を生かし相手チームを圧倒している。
(スポニチ)


ロッテ劇的サヨナラ 荻野がV走「プロ初」
 劇的な幕切れに、大観衆が沸いた。ロッテは九回裏、1死一、三塁。代打福浦の浅い浅い右飛に、三走・荻野貴が迷わずタッチアップ。強肩牧田の返球よりわずかに早くホームを滑り抜けた。
 「サヨナラのホームはプロ入り初。うれしかった」
 一か八かの走塁だった。佐藤守備走塁コーチは「荻野ならでは。浅かったし、牧田の肩もあるけど、あそこは行くしかなかった」と証言した。
 逆転を阻止したのも、“足”だった。八回は同点とされ、なお2死一、三塁。フェルナンデスの左中間を襲うライナーを、快足岡田が懸命に走り、フェンスに激突しながらの超スーパーキャッチ。「勝ちにつながってうれしい。打てなかったので守備で貢献しないと」と笑顔を見せた。
 試合前に今江主将を中心に「チーム一丸、1つになって頑張ろう」と誓い合った。劇的サヨナラ劇で、後半戦に弾みを付けた。
(デイリー)




福浦サヨナラ犠飛!西村監督「後半戦につながる」…ロッテ
 トップスピードの荻野貴が頭からホームへ突っ込んだ。審判の両手が広がると、一塁ベンチから一斉にナインが飛び出す。水を掛け合う祝福の中心に、福浦の笑顔があった。「この9連戦苦しみましたけど、勝って終われてよかった」。9回1死一、三塁から代打・福浦がサヨナラ犠飛。42年ぶりの首位ターンに花を添えた。
 前半戦最後の9連戦は、試合前まで1勝6敗1分け。この日も2回、楽天の田中から3点を先制したが、7回に失策を絡めて1点を返されると、8回も失策で出した走者をきっかけに同点とされた。
 しかし、その直後の8回、なおも2死一、三塁からフェルナンデスの右中間への当たりを中堅・岡田がスーパーキャッチ。「右中間深めに守備位置を変えていた。『よっしゃ、きた!』という感じ。何が何でも捕ったろと思った。勝ちにつながってうれしい」。データをもとに約5メートルの守備位置変更で決勝打をもぎ取った。
 試合前、キャプテン・今江と福浦がナインを集め、「(前半戦)最後のゲームだから、一丸となって頑張ろう!」とゲキを飛ばしていた。西村監督は「サヨナラで勝ったことは、後半戦につながる」。取り戻したのは勢い。後半戦もロッテが混パの主役を張る。
(報知)




マー君“倒した”!ロッテ・福浦サヨナラ犠飛
 ロッテは18日、楽天13回戦(QVCマリン)の同点の九回に福浦和也内野手(36)が右犠飛を放ち、今季2度目のサヨナラ勝ち。2位の日本ハムに2ゲーム差をつけ、前半戦を折り返した。首位ターンは、1970年以来、42年ぶり3度目で、過去2度はいずれもリーグ制覇と吉兆。最高の形で勝負の後半戦に挑む。
 最後の最後に千両役者が残っていた。同点で迎えた九回一死一、三塁。楽天ベンチが左腕・片山から右腕・ラズナーにスイッチするのを見届けると、西村監督は代打・清田に再び代打の福浦を送り出した。
 「しびれる試合でした。なんとか、走者をかえそうとだけ思っていました。ボテボテのゴロでも浅い外野フライでも、荻野ならかえれると思っていた」
 酸いも甘いも知り尽くしたプロ19年目のベテランは、カウント2-0からのフォークをすくい上げた。少し浅かったが、三塁走者は快足の荻野貴。三塁コーチの佐藤内野守備走塁コーチは「彼の足に賭けた」と本塁突入を指示。クロスプレーになったが、ヘッドスライディングで伸ばした荻野貴の手が一瞬早い。サヨナラ勝ちに歓喜の輪ができた。右犠飛を決めた福浦は、チームメートのウオーターシャワーでびしょぬれ。そして最高の笑顔がはじけた。
 八回に中継ぎ陣がつかまり、同点に追いつかれながらも、最後は粘る楽天をうっちゃり。前半戦最終戦を今季2度目のサヨナラ勝利で締めくくった。
 毎日時代までさかのぼる60年ぶりの開幕4連勝からスタートした今季。今月に入り、投打に息切れ気味だったが、40勝31敗10分けの貯金9で首位ターンだ。前半戦をトップで折り返したのは、1970年以来、実に42年ぶり。その前の1960年も併せて、2度ともリーグ制覇をしている。
 「勝って終わったのはよかった。せっかく首位できたから、後半戦も優勝に向けてやっていく」
 西村監督の鼻息も荒い。2年前は3位からの“下克上V”だった。今度こそは正真正銘の完全Vを目指す。
(サンスポ)


ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ち!薮田が今季初勝利
 ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。3―3の9回1死一、三塁で代打福浦の右犠飛で試合を決めた。
 福浦は「試合前にみんなで集まって、今江がひとつになって頑張ろうと言った。勝てて良かった。厳しい時もあったけど、なんとか首位でターンできた」を満面に笑みを浮かべた。
 4番手の薮田が今季初勝利。
 楽天は終盤に3点差を追い付く粘りを見せたが、救援陣が踏ん張れなかった。
(スポニチ)




代打・福浦サヨナラ犠飛!薮田が今季1勝…ロッテ
 ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。3―3の9回1死一、三塁で代打福浦の右犠飛で試合を決めた。4番手の薮田が今季初勝利を挙げた。楽天は救援陣が踏ん張れなかった。
 9回、1死一、三塁の好機、三塁走者は快足の荻野貴。打席に入った代打の福浦は「ボテボテのゴロでも浅い外野フライでも、荻野貴ならかえれる」と考えた。低めのフォークボールをすくい上げると、右翼に浅い飛球。三塁コーチの佐藤内野守備走塁コーチは「荻野貴で勝負。彼の足に賭けた」と本塁突入を指示。クロスプレーになったが、ヘッドスライディングで伸ばした荻野貴の手が一瞬早く、サヨナラ勝ちに歓喜の輪ができた。
 西村監督は「勝って終わったのはよかった。せっかく首位できたから、後半戦も優勝に向けてやっていく」と胸を張った。
(報知)


ロッテがサヨナラ勝ち マー君3失点
 首位・ロッテがサヨナラ勝ちした。
 九回1死一、三塁から代打の代打・福浦が右翼へ犠飛を放った。
 福浦は「(代打)清田の代打だったので何とか(走者が)還ってくるようにと思って打った。試合前に今江キャプテンが皆を集め、(球宴前の)最後もまとまった。苦しい日もあったけど、何とか首位で折り返せて良かった」と、チームを代表して話した。
 楽天の先発・田中に対し、ロッテは二回1死三塁から今江の遊撃内野安打で先制。さらにホワイトセルの右中間二塁打で1死二、三塁とし、続く里崎の2点適時打でこの回、3点を奪った。
 楽天は七回無死一、三塁からフェルナンデスが適時打。八回はロッテの2番手・益田、3番手・中郷を攻め、2死一、三塁から枡田、代打・横川の連続適時打で同点に追い付いた。
 田中は6回9安打3失点。ロッテの先発・上野は7回3安打1失点と好投。
(デイリー)




ロッテが首位で折り返し、福浦「ファンの熱い声援のおかげ」
 千葉ロッテは18日、東北楽天戦に4対3と勝利した。同点の9回1死一、三塁から代打の福浦和也が犠牲フライを放ちサヨナラ勝ち。千葉ロッテは前半戦最終戦を白星で飾り、リーグ首位でシーズンを折り返すことが決まった。
 以下は福浦のコメント。
「(9回、代打の場面ではどういう思いで打席に入った?)清田(育宏)の代打というのもあったし、監督もあそこで使ってくれたので、何とか(ランナーを)かえせるように打席に立ちました。
(前半戦最終戦をサヨナラ勝ちで飾ったが?)今日は試合前に今江(敏晃)キャプテンが『前半戦最後の試合なので、チームが一つになって頑張ろう』と言っていたので良かったです。(首位で折り返すが?)厳しい時もあったんですけど、首位でターンすることができて、ファンの皆さんの熱い声援のおかげです」
(スポーツナビ)




ロッテ・西村監督、サヨナラ勝ちも不満「逃げ切らないと」
 千葉ロッテは18日、東北楽天戦に4対3と勝利した。同点の9回1死一、三塁から代打の福浦和也が犠牲フライを放ちサヨナラ勝ち。千葉ロッテは前半戦最終戦を白星で飾り、リーグ首位でシーズンを折り返すことが決まった。
 以下は西村徳文監督のコメント。
「(サヨナラ勝利だが?)最後はそうですが、逃げ切らないと。その辺の課題が後半に向けて残りましたね。ここのところ、こんな形が続いているわけですから。まぁ、勝つのと負けるのでは大きく違いますけど。サヨナラで勝てたことは後半戦につながりますね。
(リリーフについては?)疲れているのか、うまく抑えることができていません。監督の責任ではありますが、何とかしていかないとね。(2番手の益田直也は?)気持ちを入れ替えてくれていると思っていましたが、エラーで(ランナーを)出して、次にヒット……大量点を取られないための継投だったのにね。ちょっと疲れてるのかなぁ。体の疲れはもちろんですが、精神面の疲れもあると思います。
(先発陣は?)十分(な活躍)ですよ。後半はこの2人(小野晋吾と上野大樹)にローテに入ってもらわないといけません。昨日(小野)と今日(上野)のピッチングで十分ですよね。この2人で勝ててるのは大きいですよ。後半も十分やってくれると期待しています。ただ、唐川(侑己)の離脱がチームとしては痛いですよね。オールスターを辞退して、10日間は登録できないわけですから。それまでにしっかり治してもらいたいですね。
(井口資仁の欠場については?)体が悪いのではなく、疲れがたまっているので。オールスターに出ないなら、最後まで出場してもらいたかったですけど……。後半戦に向けて休ませました」
(スポーツナビ)






ロッテ・上野、7回1失点に納得の表情
 ロッテの上野が7回1失点と好投した。直球は130キロ台前半が多かったが低めに角度があり「打たせて、うまく投げられた」と納得の表情だ。
 勝ち投手の権利を残して交代したが、救援陣がリードを守れず今季初勝利はお預けとなった。だが「自分は勝てなくてもチームがいい形で勝って良かった」と、すがすがしかった。

荻野貴(サヨナラのホームを踏み) 「ホームベースはブロックされずに空いていたので、頭からいった」

岡田(八回2死一、三塁でフェルナンデスのフェンス際への大飛球を好捕) 「右中間に寄れとベンチから指示があった。勝ちにつながってうれしい」
(共同)


【ロッテ】西本C上野「丁寧に投げてる」
 ロッテ西本聖投手コーチ(56)が中4日ながら5回まで1安打無失点と好投している上野について好評価した。「前回の投球も良かったけど、中4日という所で心配もあった。しかし、前回同様ここまでいい投球内容だね。1球1球丁寧に投げている。後は、初球の入り方だけ注意してほしい。簡単にストライクを取るのではなく、意図を持って投げてほしいね」と話した。
(日刊)






今江&里崎で序盤一気3点 里崎「いい流れでつないでくれた」
 ロッテは難敵の田中から序盤に3点を奪って主導権を握った。2回1死三塁で今江が遊撃への適時内野安打。なお1死二、三塁として里崎も2点中前適時打で続いた。
 リーグトップの防御率1・63を誇る田中から一挙3点。今江は「相手投手がいいので、最初のチャンスで得点できたのは良かった」と話し、里崎も「いい流れでつないでくれたので自分も乗っていけた」とうなずいた。

 ▼ロッテ・岡田(8回2死一、三塁でフェルナンデスの右中間への大飛球をフェンスに激突しながら好捕)ベンチの指示でやや右中間よりに守っていた。捕れて良かった。打てない時は守らないと。

 ▼ロッテ・上野(7回3安打1失点も今季初勝利はならず)自分に勝ちはつかなかったけど、チームが勝ったので良かった。打たせて取ろうと低めを意識して投げた。
(スポニチ)




【ロッテ】里崎がマー君から2点適時打
 ロッテ里崎智也捕手(36)が楽天田中から2点適時打を放った。2回に今江の先制打、ホワイトセルの二塁打で1死二、三塁とチャンスを広げ、里崎が田中の足元を抜くセンター前へのヒットで走者2人を返した。「いい流れでつないでくれたので、自分も乗っていきたかった。今日は(イベントの)ビアスタで球場の雰囲気もいつもと少し違うね。たくさん点を取っておいしいビールを飲んで欲しい。前半戦最後は勝って締めくくりたい」と話した。
(日刊)




【ロッテ】今江、マー君から先制適時打
 ロッテ今江敏晃内野手(28)が楽天田中攻略への先陣を切った。2回1死三塁から内角低めへの144キロシュートを、うまく腰を回転させて遊撃手のグラブをはじく内野安打を放って先制点をたたき出した。「昨日、悔しい負け方をしたので今日は絶対に勝ちたい気持ちが強い。相手投手もいい投手で最初のチャンスで得点できたのは良かった。マツ(大松)さんが進塁打で進めてくれたので、無駄にしなくて良かった」と話した。
(日刊)




前半戦が終了…巨人とロッテが首位ターン
 プロ野球は18日、オールスター戦を前に最後の5試合が行われ、セ・リーグは巨人、パ・リーグはロッテが首位で前半戦を終えた。
 巨人は阪神と2-2で引き分けた。リーグ3連覇を狙う2位中日は広島を9-2で下し、ゲーム差は4・5となった。ロッテは楽天に4-3でサヨナラ勝ちし、試合のなかった2位日本ハムとの差を2ゲームに広げた。
 マツダオールスターゲームは第1戦が20日に京セラドーム大阪、第2戦は21日に松山中央公園野球場、第3戦は東日本大震災の復興支援試合として23日に盛岡市の岩手県営野球場で行われる。後半戦はセ、パともに25日からスタートする。
(共同)




全イースタン4番は楽天・岡島 フレッシュ球宴
 日本野球機構は18日、19日に開催される若手選手によるフレッシュオールスターゲーム(ハードオフ新潟)の全イースタン、全ウエスタン両軍の先発メンバーを発表した。全イは岡島(楽天)、鈴木(ロッテ)、全ウは高橋周(中日)、伊藤隼(阪神)らが名を連ねた。先発投手は全イが中村(日本ハム)、全ウは西川(中日)が務める。
 全イの4番を務める楽天の新人捕手・岡島は「4番?本当ですか?自分なんか“4番目”のバッターです」と謙そん。それでも6月下旬から1軍に昇格し、4日のロッテ戦(QVCマリン)では成瀬からプロ初本塁打をマークするなど、非凡な打撃センスを見せている。守備でも成長を続ける22歳は「自分に持ってないものを持った方々がたくさんいると思うので、いい経験になる。頑張ります」と意気込んだ。
(スポニチ)





【鷲さん目線】
楽天オーナーが星野監督来季続投要請へ
 楽天が星野仙一監督(65)に来季続投を要請する方針であることが18日、分かった。島田亨社長兼オーナー(47)が、球団創設8年目で初めてAクラスで前半戦を終えた星野監督の指揮を高く評価。毎年1年契約を延長し就任2年目の星野監督に、来季もチームを任せたい考えを明かした。
 島田オーナーは「ひと言で言えば、素晴らしい」と賛辞を贈った。特に、星野監督が「育成」と「強化」を両立させている点を評価した。4月末から約1カ月、エース田中が腰痛で離脱したが、その間に辛島、釜田ら若手を積極的に起用。両投手とも頭角を現してきた。野手では銀次、枡田がクリーンアップを任されるまで成長した。島田オーナーは「マー君が出られない時期もありましたが、チームを育てるという方針の下、結果も出されている」と満足そうだった。
 来季の契約については「まだ(監督と)話はしていません」としたが、「この時期に特段の話が出ていないということは、引き続きということでしょう」と続投方針を明かした。島田オーナーは近く退任する予定で、後任は初代オーナーでもある三木谷浩史球団会長(47)の再任が有力視されている。
 島田オーナーは、三木谷会長との意思確認はまだとしながらも「暗黙の了解です」と、考えが一致していることを強調した。
(日刊)






中4日のマー君 本調子ほど遠く3失点「踏ん張れなかった」
 その言葉、表情からは悔しさだけがにじんだ。楽天のエース田中が08年10月1日の日本ハム戦(Kスタ宮城)以来、4年ぶり2度目の中4日での先発。6回9安打3失点と粘った。しかしチームを勝利に導けず「3失点したイニングをつくってしまったのが全て」と唇をかんだ。
 3者凡退は初回と6回だけ。2回に4安打を集中され3点を失った。普段は連発する150キロ超えは1球だけ。中4日の影響で本調子ではなかった。打線が終盤に粘って黒星こそ消えたが、チームは今季3度目のサヨナラ負け。勝利に貢献できず「2回は最少失点でいきたかったけど踏ん張れなかった」と悔やんだ。
 6月は4戦3勝で月間MVPを獲得。しかし6日の西武戦(西武ドーム)は右脇腹痛で先発を回避した。13日の日本ハム戦(Kスタ宮城)で復帰して勝利。星野監督には「中4日で行けます」と伝え、この日の登板に向けて調整した。
 前半戦は6勝2敗、防御率1・82。昨季19勝の沢村賞右腕が満足するはずがない。球宴は23日の第3戦(盛岡)に先発予定で「頭をフレッシュにしていい時間を過ごしたい」。東日本大震災の被災者に勇気を与え、勝負の後半戦に向かう。
(スポニチ)


マー君、反省…4年ぶり中4日も3失点
 2008年10月1日以来、4年ぶりとなる中4日の先発となった田中は、6回9安打3失点。八回に味方が追いつき、敗戦投手は逃れたが、不満の残る投球内容だった。「最少失点でいきたかったけど、踏ん張りきれなかった」とエースは反省。前半戦最後を今季3度目のサヨナラ負けで終えた星野監督は「勝たないとなんにもならん」と声を荒らげた。 
(サンスポ)




楽天・マー君、中4日も…楽天サヨナラ負け
 楽天先発の田中は二回、ロッテ・今江、里崎に適時打を浴び3失点。その後はランナーを背負いながらも追加点を許さず、六回を3者凡退に抑え、開幕戦(3月30日、ロッテ戦)に並ぶ今季最短タイの6回で降板した。
体が重いのか、思うように球が走らないのか、先発マウンドに上った田中の表情がみるみると曇っていく。二回に先頭のサブローに右中間二塁打を浴びると、今江に遊撃強襲の適時内野安打、里崎に中前2点適時打を浴び、いきなり3点を失ってしまった。
 「中4日は2年目の10月以来ですかね。中4日の調整は経験が少ないし、これといったものもないけど、自分なりに考えてやってきた。マウンドに上がるうえで、不安はありません」
 前回13日の日本ハム戦(Kスタ宮城)では、8回8安打無失点。今季最速の154キロを計時し、今季最多の13奪三振をマークするなど、完全復活ともいえる好投を見せたマー君。だが、2008年10月1日の日本ハム戦以来、4年ぶりとなった中4日登板は、制球が甘く、さえない内容となってしまった。
 今季は2月の久米島キャンプ中に右ひじの張り、3月に右背筋痛、4月に腰痛、今月6日には右脇下部分の痛みで先発を回避するなど、故障に苦しむ右腕。前回登板後に星野監督から前半戦最終戦登板への意思を確認され、「いけます!!」と即答して臨んだロッテ戦だった。
 三回以降は粘りの投球をみせるも、6回9安打3失点で降板。「首位としっかり差を詰めていかないといけない。前半戦最後ということで、いい形でみんなが休みを迎えられるように締めていきたい」と後半戦につなげる投球を誓っていたが、不満が残るマウンドとなってしまった。
 試合は3点を追う七回、フェルナンデスの適時打で1点を返すと、八回には枡田、横川の連続適時打で同点に追いついた。しかし九回、ラズナーが福浦に犠飛を打たれサヨナラ負けした。

牧田(七回にバントを失敗)「技術不足。ああいうところで決めないといけない」

小山伸(九回の四球に)「あそこを乗り越えないといいところで使ってもらえない」

岡島(サヨナラの場面に)「最高のバッティングと走塁をされてしまった」
(共同)


マー君 4年ぶり中4日登板も6回9安打3失点
 楽天の先発・田中は6回9安打3失点と粘ったが、チームを勝利に導くことはできなかった。プロ2年目の2008年10月以来、4年ぶりとなる中4日での先発登板。「相手も中4日。マウンドに上がれば関係ない」と言うが制球はばらついた。
 右脇腹痛で先発登板を回避してから2度目の登板。チームに迷惑を掛けた分を何とか返したいという思いはあったのだろう。「しっかりとフレッシュに戻してオールスター期間をいい時間にしたい」。後半戦での雪辱を誓った。
(共同)




仙さん、明大の後輩・島内の併殺に「最悪」
 追いついた。だが負けた。楽天・星野監督は試合後「(3点差を)返しただけや。勝たなきゃ何もならん」とため息をついた。
 怒りの矛先は七回。1点を返してなお無死一、二塁で、牧田が犠打を失敗し一飛に。しかも二走・島内が戻りきれずに併殺。「バントしてフライして。あんなミスをしたらあかん」。代走として、本塁へかえることが最大の任務だった明大の後輩・島内には「最悪。恥ずかしいよ。明治大学として」と吐き捨てた。
 球団史上初の、貯金を抱えてのAクラスターン。開幕当初を思い出し「正直、最下位かと思った。評論家も6位とか予想しとったけど、オレでもそうする」と打ち明けたが、結果的に若手の奮起が躍進につながった。後半戦残り63試合。今回の悔しさを、今後のさらなる浮上への糧としたい。
(デイリー)


星野監督拙攻嘆く「あんなにミスしてたらアカン」
 楽天・星野監督が終盤の拙攻を嘆いた。7回に1点を返し、なお無死一、二塁で牧田が送りバントに失敗(一飛)。さらに代走の二塁走者・島内も帰塁できず併殺となった。
 続く8回に同点に追いついたものの、試合の流れを断ち切る凡ミス。明治大学の先輩でもある星野監督は「あんなにミスしてたらアカン。(島内は)明治大学として恥ずかしい」と嘆いた。それでも貯金2で前半戦を3位でターン。試合後、指揮官はナインを集めて「まだまだ現状に満足はするなよ」と勝負の後半戦に向けて奮起を促した。

 ▼楽天・田淵ヘッドコーチ(7回の拙攻について)牧田の送りバント失敗も、島内の走塁も話にならん。イージーミス。

 ▼楽天・小山伸(9回に先頭のホワイトセルに四球を与えて降板し、その走者がサヨナラの生還を決めて今季初黒星)先頭の四球はやってはいけない。

 ▼楽天・横川(8回2死一、三塁で代打登場し同点の右前打で今季初打点)打ったのはスライダー。必死でした。
(スポニチ)


「意味無い」仙さんサヨナラ負けにため息
 3点を先行された楽天は、前日17日に続き終盤の反撃で一度は追い付いた。だが、九回に失点してサヨナラ負け。星野監督は「勝たなきゃ何も意味無い。その程度のチーム」と大きくため息をついた。
 ミスが目立った。七回には牧田のバントが一飛となり、二塁走者の島内が飛び出して併殺に。九回の守りでは、小山伸が先頭に四球を出した。指揮官は「あんなにミスをしていたらあかん」と首をひねった。前半戦最後の試合が後味の悪い内容だっただけに「振り返ることはない」と語気を荒らげた。
(共同)




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