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拾い読み★2011-022≪小林宏・速報≫

2011年01月21日 21時16分09秒 | マリーンズ2011~15
阪神移籍の小林宏投手が公式ブログで報告「やらなければいけない」。
ロッテからFA権を行使し、1月20日に阪神と2年総額5億円(出来高込み)で大筋合意した小林宏(登録名。本名は小林宏之)投手が、公式ブログで移籍をファンに報告している。
21日に更新されたエントリー「移籍&決断」では、まず、「昨年フリーエージェントしてから今日まで、沢山の方々から、温かいメッセージをいただき本当にありがとうございます」と感謝。当初、メジャー移籍を目指してのFA権行使だったものの、「最後の最後は、やはり野球人として自分を必要としてくれるところでプレーするのは、一番の幸せであるということと、やらなければいけないという気持ちになりました」と、最終的に阪神への入団を決めた理由を明かしている。
現在、小林投手は石垣島で自主トレを行っており、20日に阪神と大阪で交渉後に再び石垣島入り。2月1日から始まる沖縄県宜野座村でのキャンプに向けて「まずはしっかりとこの石垣島で、体をつくります」と決意をつづっている。
小林投手は1978年生まれの32歳。1996年のドラフト4位でロッテに入団後、2001年頃から頭角を現し、2002年に7勝をマーク。2003年、2005年、2006年、2007年には2ケタ勝利を挙げるなど、先発の柱として活躍した。昨年はリリーフに転向し、29セーブをマーク。2006年にはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表にも選ばれている。




小林宏 打倒GDへ「死ぬ気で投げる」
ロッテからFA宣言していた小林宏之投手(32)が20日、大阪府内のホテルで阪神と1回目の入団交渉を行い、推定2年総額5億円で大筋合意した。約40分の交渉後に行われた会見で阪神入りを正式表明。虎の弱点を補う待望の新戦力は、ライバルでもある打倒・巨人、中日を目標に掲げ「死ぬ気で投げる」と誓った。
虎の誠意に応えたかった。年を越しても、変わらなかった思いが、小林宏の心を動かした。長年、あこがれ続けたメジャー。夢と現実の間で迷い、悩み抜いた男の表情はもうスッキリと晴れていた。「タイガースさんにお世話になろうと思います」と語ったその言葉に、迷いはなかった。
心を整理し、気持ちは早くも打倒・ライバルへ向いている。報道陣に負けたくないチームはと問われ「去年、優勝した中日もそうですし…中日かな」と語ったが、譲れない思いを抱くチームがある。それは子どものころからファンだった巨人。「昔でしょ(笑)。プロに入ってからはそんなこともない」と言いつつも、「相手が強ければやりがいも感じますし」と闘争心を燃やした。
「いいバッターがそろっている。小笠原?そうですし、ラミレスも慎之助もいますし。強力打線と言うか、すごくいい打線」と宿敵の印象を口にした小林宏。過去には05年の交流戦で、試合開始1時間前に長男・夢行(ゆあん)君が誕生した。睡眠3時間で臨んだマウンドだったが「変な投球はできない」。クールなイメージとは対照的に、鬼の形相で白星をもぎとったこともある。
石垣島自主トレ中には、丁寧に低めを突くことを対策に掲げていた。「自分のピッチングを貫くだけだと思うので。相手どうこうじゃない」と意気込む姿には、確かな自信と風格を感じさせる。
約40分間の交渉では真弓監督から“八回の男”に指名された。ただその言葉にあぐらをかくような男ではない。「ポジションを自分の力で奪って、期待されているのは球児の前でしっかり投げること。その役割を果たせるように、頑張っていきたい」と力を込めた。
この日は契約まで至らなかったが、最大で2年総額5億円(出来高など含む)の条件、背番号を愛着のある41番にするかなど細部の詰めを行ってから正式に入団発表が行われる予定だ。
交渉後には自主トレ先の石垣島へとんぼ返りした小林宏。実は交渉に臨むスーツを準備していなかったが、虎の熱意に応えるため、昨夜、代理人を通じて急きょ手配してもらった。熱いハートを持つ男が口にした「優勝のために死ぬ気で投げたい」。その言葉に、偽りはない。


小林宏2年5億 メジャー契約なく虎決断
ロッテからFA宣言してメジャー移籍を目指していた小林宏之投手(32)が20日、阪神入団を表明した。大阪・泉佐野市内のホテルで交渉し、出来高込みの2年総額5億円で合意。米大リーグの8球団から話はあったが、メジャー契約はなし。将来的なメジャー移籍については「今はないです。阪神のために頑張ろうという気持ちだけ」と話し、「チームが優勝するために死ぬ気で投げたい。新鮮な気持ちで野球に取り組めればいいと思うので楽しみ」と意気込んだ。
プロ15年目で初のセ・リーグ。守護神の藤川球につなぐ「8回の男」として期待される右腕は「相手が強ければ、やりがいも感じる。巨人はいいバッターがそろっている。中日は去年、優勝していますからね」と、優勝争いのライバルと目される巨人と中日を意識した。真弓監督は「ここ(中継ぎ)を補強したかったので心強い」。南球団社長は「チームを景気付けてくれるような補強だ。待ったかいがあった」と話した。
会見後、小林宏は空路で沖縄・石垣島に戻った。キャンプに向けてトレーニングを再開する。




小林宏入団余波、虎新人王の流出危機 立場微妙な上園投手
ロッテからFA宣言した小林宏之投手(32)=登録名・小林宏=の阪神入団が決定。一方で、「来る者あれば、去る者あり」の覚悟も必要だ。大物のFA獲得のスケープゴートとして、あの新人王流出の危機?!
ロッテのクローザー・小林宏の獲得に成功し、南信男球団社長は「キャンプ前にチームを景気づける補強になった」と顔をほころばせたが、同時にキャンプに入ってしばらくは泣く泣く人材を手放すことも覚悟しなければならなくなった。
小林宏の昨季の推定年俸は1億7000万円でロッテの所属選手中、10位以内に入る高額年俸者。阪神からロッテへの補償としては阪神のプロテクト指定からもれた選手1人と金銭、あるいは金銭のみの補償のどちらかとなる。
沼沢正二球団本部長は「プロテクトは用意している」と、人材流出に備えて調整しているもようだが、もちろん内訳を明かすことはない。
小林宏は20日の会見ではロッテで背負ってきた背番号「41」について「もちろん愛着はありますけど、今つけている選手もいますしね」と、阪神の41番・上園啓史投手(26)を気遣った。
上園はすでに球団に背番号譲渡に応じる意思を伝えているが、現在の状況では背番号の心配以前の問題も。
今年の新人と外国人を除く支配下選手56人中、プロテクトできるのはわずか28人。昨季の1軍戦力を確実に囲っておくとなると、2007年に8勝をあげてセ・リーグ新人王となった上園クラスでも、まさにプロテクトを外れる微妙なラインに立つことになる。
FA補強に伴う人的補償の痛みを味わった例として記憶に新しいのが、新井貴浩外野手が阪神にFA移籍した07年オフのケースだ。所属していた広島が人的補償で、プロテクトから漏れた大卒4年目の赤松を指名して“交換取引”が決まった。
赤松は移籍1年目の08年にレギュラー獲りするとブレーク。そのため新井と赤松の価値比較がクローズアップされた。
阪神は左投手のプロテクトを優先させるあまり、野手の確保が緩んだことがほろ苦い結果につながり、当時の岡田前監督は「そやから『赤松は危ない』て(フロントに)言うてたんや」と悔いたが、自身もプロテクトの人選に関わっており、すべては後の祭りだった。
3年前の悲喜劇模様が今年また繰り返されるのか。
小林宏は昨年10月6日、日本シリーズの決戦前にもかかわらず、埼玉の同郷で飲み仲間でもある横浜・木塚敦志投手(現横浜投手コーチ)の引退試合(横浜-阪神戦)に駆けつけるなど人情派の顔を持つ。
それだけに、代わりに甲子園を去らなければならなくなる“身代わり”が一体誰になるのか、いないのか。決まるまで落ち着かない沖縄キャンプとなる。



中日森野が虎加入の小林宏を「歓迎」
虎のコバヒロ、怖くない-。中日森野将彦内野手(32)がロッテからFA宣言した小林宏投手(32)が阪神に加入することを「歓迎」した。交流戦開始の05年からの6年間で6打数0安打(日本シリーズ含む)だが、苦手意識はまったくなし。同じ昭和53年生まれがライバルとなり、燃える材料がまた増えた。
阪神に小林宏が入団する。森野はそれを聞いて表情を曇らせるどころか、むしろ笑みすら見せた。「ヒロユキは数少ない、高卒からの同級生だからね」。昨季最後まで優勝を争ったライバル阪神に、日本シリーズで苦杯をなめたロッテの守護神が加入する。連覇を願うファンにとっては眉をひそめたくなる話題だが、森野は歓迎した。
96年、森野が東海大相模からドラフト2位で中日に入団した年、小林宏も同4位で春日部共栄からロッテに入団した。昭和53年生まれの同期生は、巨人阿部、オリックス後藤らもいるが、高卒まで同じというのはヤクルト浜中、楽天小山ら数人しかいない。顔を合わせれば「(昭和)53年会つくろうか」と相談し合う仲。プロである以上、打席で対峙(たいじ)する相手はすべて敵だが、敵味方を超えて対戦意欲を沸き立たせてくれる“同志”だ。
実は、データ上では小林宏は森野の天敵にあたる。交流戦が始まった05年以降、対戦成績は6打数無安打。昨年11月の日本シリーズでも2打数無安打に封じられた。だが、それはあくまで数字上でのこと。当の森野に苦手意識はまったくない。
「苦手とか、そういう意識はまったくありません。数打席しか対戦したことがないから。先発の時はよく球を動かして、独特のスライダーを投げる投手だったけど、後ろにまわってからはフォークが多いかな」。
わずか数打席では判断材料にはならない。森野は今季から1つのペナントを奪い合うことになるライバル右腕を冷静に分析してみせた。
昨季、森野は阪神戦で91打数42安打、打率4割6分2厘と打ちまくった。今季は阪神側も徹底マークしてくるはず。そして試合を左右する終盤で小林宏と対峙(たいじ)するのは1度や2度ではないはず。
「僕がどうこうというのはありません。とにかく対戦してみないことには。むしろ、ヒロユキの方があの甲子園の大歓声の中でどういう投球するかです」。
敵地の大歓声の中で大暴れしてきた森野は、不安を抱えるのはむしろ初めてセ・リーグにやってくる相手の方だという。泰然自若-。セ・リーグ王者を引っ張る中心打者は、風格たっぷりだった。
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