goo blog サービス終了のお知らせ 

Tappy's WORLD BLOG

たっぴ~@管理人の趣味世界をみなさんに見てもらうためのBLOGです。
よろしく~

つい先日

2007-04-06 22:53:16 | 建築
最近、新車スクープ系のBLOGを立て続けにアップしていたところ、PVが急増しています
そんな中、いきなり、久々の建築ネタです


先日、こんなニュースが出てました ↓

「判定員」半数が不合格 計算書再審査の試験で

ニュースでのニュアンスは『え?半分しか通らなかったの?大丈夫?』って感じでしたが、僕は『え?半分も通ったの?大丈夫?』って感じでしょう
まず判定員が1500人必要っていうのがあって、それに無理矢理合格レベルを設定した感じ。

真剣に構造のピアチェック(=peer check:同等の者による検査)を行う気であるならば、ちゃんと試行期間を設けて、人員が整ってから正式なシステムに移行するべきではなかったでしょうかね~

今の状況はまさに『仏作ってたましい入れず』
形だけ作ってみましたって事で終わりそうです。

東京出張

2007-03-09 22:16:47 | 建築
昨日から今日にかけて、久しぶりに東京へ出張してました。



ついでにいろんな施設を見てきました。
(メチャクチャ歩いたんで、疲れました~

施設によっていろいろ思うところはありましたが、総括して感じたこととしては、東京って『グレーな街』やな~ってことでしょうか。

青山・表参道のブランドショップのサイケな建物を除くと、ガラス!ステン!・・・それだけ。
郊外のショッピングモールなんて、もっとひどくて、建物には全くお金をかけずにALCのままとかいうのもありましたね。
それでいてどこか威圧的で、権威的。

大阪もそんなに変わらないんでしょうけど、なんか東京は精神的に疲れます。
もうしばらくいらないな~

(ああ~、自分にもっと建築的な文才があれば、もっと的確なコメントを書けるんですが・・・

東大寺

2007-02-12 21:54:37 | 建築
今日のBLOGは、大阪の南港で開催されていたオートメッセに行った話について書こうかと思ったんですが、あまりにもしょーもなかったので、昨日の話を書きます


昨日は奈良県にある東大寺に行ってました。


(携帯しか持って行っていなかったので、映像がイマイチです

写真の東大寺金堂(大仏殿)は正面の幅(東西)57.5メートル、奥行50.5メートル、棟までの高さ49.1メートル。
世界最大の木造建築物と言われています。

しかし、この建物。
現状でも圧倒される大きさですが、天平宝字2年(758年)に竣工した最初の建物は現在より4間も巾がさらに大きく、東西80メートルを越える規模を誇っていたそうな
過去2度の戦火を受け、現在の建物は江戸時代に再建された3代目です。

・・・実はその歴史を知らなかったんですが、言われてみれば正面には唐破風の裳階がついていたりして、建物が江戸時代以降の様式なんですよね。
ま、ペーパー建築士ですから・・・


ちなみに中の大仏さまも建立当時の部分は一部だけ。
完成後、数十年で傾きだしたり、亀裂が出来はじめたり・・・。
斉衡2年(855年)には地震で首がもげたり・・・

この時はすぐ補修されたらしいですけど、戦国時代の永禄10年(1567年)、大仏殿が2度目の焼失。
とりあえず仮堂で復興したものの、それも慶長15年(1610年)に大風で倒壊して頭が落ち、その後数十年もの間、首無しで野ざらしにされていたそうです

「施工に失敗しました」

2007-01-25 21:48:38 | 建築
今朝、N○Kを見ていると、中国で一部富裕層に木造住宅が受け入れられているというニュースをやっていました。

中国の住宅は、多くが鉄筋コンクリート造やブロック造で、木造は一般的では無いらしいのです。
しかし、木造の自然素材を活かしたやさしい質感と暖かみが受け入れられつつあるということで、専門の学校までできているようでした。
その木造建築専門学校では、日本で2年ほど木造を学んだ先生が、生徒にのこぎりの挽き方や、のみの入れ方などを教えていました。
(木造を2年やっただけの人が先生ってのも・・・
そして日本人らしき人が日本語も教えていたんですが、教えていた日本語がタイトルの通り。

「施工に失敗しました」

それから・・・

「すいませんでした」

ってのも教えてました。

映像ではそれぞれ3回ぐらい反復して教えてましたよ。
思わず爆笑してしまった

アナウンサー曰く「実践的な日本語を教育しています」

さらに爆笑。
・・・いや、確かにそうかも知れないけど



あんな大工に頼むぐらいなら自分で建てます
(すいません、久しぶりの建築ネタがこんなんで

建築用語

2006-11-23 20:39:55 | 建築
こちらで書いてあったんですが、建築用語の『ケレン』(塗装する前に塗膜が定着しやすいように下地処理すること)が英語の『クリーン(clean)』を語源としているとありました。

どこの業界でもそうだと思いますが、このような業界用語はいろいろありますね~
特に建築・土木業界は歴史が長いので、ホントいろいろあります。


僕が大学に入って「なんじゃ、それ!」と思ったのは『ラーメン (Rahmen)』ですね。
建築構造の1種で、柱と梁が剛接合している構造のこと。
語源はドイツ語で『額縁』のことです。
・・・でも、当然、最初に連想したのは食べる方の『拉麺』です


他にもうかつに使うと大問題になる語句とか、ホントいろいろありますね

自邸

2006-11-15 22:10:38 | 建築
皆さんは「自分の家」というモノに憧れがありますか?
それがたとえマンションでも「自分の家」であることへの拘りがありますか?


僕は建築を志して、仮にもそれに携わる仕事をしておりながら、実は「自分の家」というものに憧れも拘りもないんです。

マンションなら分譲じゃなくて賃貸しかないでしょ、という考えの持ち主ですし(これの根拠についてはまた後日ネタに困ったときにBLOGで書きますね)、まぁ、一軒家なら買ってもいいかな~、ぐらいの感覚しかありません。


大学4回の時に実家を建て替えたんですが、その際、あぁでもないこーでもないと実家の設計に口出ししてみました。
その結果、一応、僕が考えていたような「自分の家」としての夢をかなり反映してもらいました。

あの時実現したことに加えて、今ならさらにプラスアルファのアイデアもあるんですが、今、「ポルシェが欲しい!」という強烈な欲求に比べると、その実現に向けた衝動ははるかに劣るんですよね~


そんなに家が欲しくならないというのは、今、結婚していないからという事はあると思いますが、それにしても建築屋さんとして、自分の設計した自邸を実現したいという欲求があまり沸いてこないという事は、ちょっと問題だな~と思う今日この頃・・・

照明講習

2006-10-28 22:18:10 | 建築
今日は(社)大阪府建築士会青年委員会による「建築士のための照明講座 Part-3 ~快適空間と景観の演出照明を学ぶ~」という講習に参加してきました。

まず、”Feu”(フー:フランス語)という、照明器具メーカーの松下電工が提唱する「空間の明るさ感」を評価するための新しい指標の説明を受け、その後、実例などを交えて、Feu値の生かし方などを学びました。

最近では様々な照明器具が開発され様々な演出がされているんですが、主に天井や壁に照明を当てその反射光で居室の照明効果を得る、間接照明を導入した場合、床面の照度のみで部屋の明るさを計ると、人の感じる明るさと、床面の照度との間にズレが生じます。
間接照明や、壁面に照明を当てる壁面照明などによる照明では部屋全体が明るく感じるのですが、床面の明るさはさほど明るくないのです。
そこで人が居室の明るさ感をどう感じるかを数値化したのが、新しい考え方である”Feu”です。

なかなか画期的な考え方でして、非常にためになりました。
もう少し一般化してくれると、こちらとしても使いやすいんですがね~。


・・・例によって感化されやすいので、思わず自分の部屋にも間接照明や、壁面照明とかを導入したくなりました

日本の街並みとはなんだ

2006-10-24 21:49:15 | 建築
僕は大阪に住んでいます。

例えば梅田の一角の写真を撮り、海外の方に見せたとします。
それを見て日本の大阪の街並みを撮った写真だと、どれだけの人が分かってくれるでしょうか。

それは東京でも同じ。
特徴的な一角を撮っていたら別ですが、何気なくスナップ写真を撮ったとして、それがアメリカなのか、オーストラリアなのか、また日本だと分かったとしても、それが仙台なのか、東京なのか、区別が付くと思いますか。


先日、ちょっとBLOGに書きましたが、僕は4年ほど前、中国の上海に行ったことがあります。
これもBLOGに書きましたが、東京と比べても負けないぐらい都市化された超近代都市です。
でも、写真を見たら、あ、中国ですね、っていうのは分かると思います。
高速道路の橋脚(柱)に「竜」の彫刻が施されていたり、ビルの看板はほぼ全て金文字の看板だったり、はては、ビルが金ピカのカーテンウォールで包まれていたり、屋上に蓮の花を模した飾りが設けられていたり。


日本人の趣向にあっていない部分もあるので、全てがすばらしいとは思いませんが、それにしても、日本の街並みにはもう少しアイデンティティが必要なんじゃないでしょうかね~。
自分自身を表す記号性というか、代弁してくれる形であるというか・・・。


僕は別に「御堂筋の高さ制限撤廃反対~!」とか「地下マンション建設反対~!」とかいう事を願っている人ではありません。
ただ、もう少し、皆さん、自分自身について考えてみたらどうでしょう、と思うんですよね。


前にも書いたと思いますが、建築っていうのは文化のバロメータなんですよ。
深く考えている住民の住む街は、深く考えられた建築が並び、深く考えられた街並みになると思っています。



(相変わらず何を言いたいか分からないBLOGで

そう言えば

2006-10-09 23:07:02 | 建築
昨日、10月8日は1級建築士の設計製図の試験があったんですよね。
今年は「市街地に建つ診療所等のある集合住宅」ということですが、受験された皆様、難しかったでしょうか。
難しかったんでしょうね

おっと、それからインテリアコーディネーターの1次試験が今日でした。
知り合いで受験している女性がいたんですが、結果どうだったんだろう?