昨日、第2の職場で↓こんなものを買いました
・・・これと、
・・・これです。
カメラに興味のない方には、使い方の想像が全く付かないシロモノだと思います。
これは1眼カメラに取り付けて使います。
一言で言えばストロボをより効果的に使う部品です。
↓こういう風につなげて使います。
(サブカメラがないので、これは携帯で写真を撮ってます)
そもそも、内蔵ストロボが付いているのに、なぜ外部ストロボを使うのか。
↓この写真をご覧ください。
<<<作例-1>>>
ボディがEOS 20Dで、レンズがEF17-40、一番広角の状態で内蔵ストロボを使い、シャッターを下にして、縦型に構図を構えて、シャッターを切った写真です。
左側に影が入って、なんだか変な写真になってますね。
これは使用しているレンズが大きすぎて、ストロボの光がレンズに遮られ、影になってしまっているのです。
言葉では分かりにくいので、説明図を作ってみました
<<<説明図-1>>>
影が入らない様にするためには、ストロボの位置を高く上げて、レンズから離れた位置で光るようにすればいいのです。
つまり・・・
<<<説明図-2>>>
↑こういう具合です。
実際に外部ストロボを取り付けて撮りますと、↓このようになります。
<<<作例-2>>>
微妙に左側が暗いのは、窓が右にあるためです
作例としてはよろしくないんですが、上の写真との差は歴然でしょう。
これでバッチリOK!
・・・とはならないのが写真の難しいところ。
写真の世界では、
<<<作例-2>>>のように被写体の影が被写体に重なって大きく写っているのはよろしくないモノとされています。
(もちろん例外もあります)
基本的に、光は頭上から降り注ぎ、影は足下に小さくあるものなのです。
つまりストロボの光も、レンズの上から被写体を照らさなければならないのです。
・・・ところが外部ストロボはカメラボディの上にしか付きません。
通常の横構図であれば、それで何も問題ありません。
しかし、カメラを縦に構えると、右を下に構えればストロボは右からしか、左を下に構えればストロボは左からしか照らすことができないのです!
(あたりまえですが
)
この問題を解決するオプションパーツが、今回購入したストロボ延長コードの
Canon オフカメラシューコード OC-E3と、ストロボ取り付け台となる
ETSUMI ストロボアジャスタープロDXなのです。
これを使い、縦型に構えてもストロボがレンズの真上にくるように調整して撮影すれば・・・!!
<<<作例-3>>>
この
微妙な差が
・・・違うのは分かっていただけると思います
教訓:
『弘法は筆を選ばず』
意味:ほんとうに技(わざ)のすぐれた人は、どんな道具を使っても立派な仕事をするものだ。