懲りずに今度はA4アヴァントの試乗に行ってきました
試乗したのはA4のセダン3.2 FSI quattro。
265馬力のV6直噴3.2リッターエンジン搭載。
4WD。
6AT。
色はガンメタ。内装は濃いブラウンの革内装。
と、いった感じでした。
<<<1月12日のBLOG>>>であげた条件からすると、
2.300馬力に少し足らず、
3.デュアルクラッチミッションを搭載せず、
5.車両価格が新古車でも550万円なので予算オーバー。
という感じです。
ではインプレッションです。
試乗車はセダンでしたがディーラーにはアヴァントも置いてありました。
外見、内装の印象はかなり
イイです。
適度にシャープで、装飾が過剰ではなく、それでいて華やかさも感じます。
もちろん各部は高級で、クオリティも高い。
試乗車のブラウン内装はすこし変わっていますが、外車らしくてまぁありかなと思います。
外見、内装の面では、今まで試乗した車の中では一番気に入りました
試乗車に乗り込み、ポジションを合わせます。
革シートは固めで、サポート性も低めですが、フィッティングは良好です。
車のキャラに合っていてこちらも好印象です。
さて、エンジンスタート。
最新の高級車らしくリモコンを持っていればプッシュボタンでエンジンをかけることができる仕様です。
今時の高級車なら標準装備だと思うんですが、パサートは残念ながらこうではないんですよね。
エンジンは全く静かです。
ギアをドライブに入れ、サイドブレーキを解除して発進!
スタートしてみると、普通ですね。
普通のトルコンAT。
最初のつながりは若干ダルになってしまうし、エンブレも効きません。
パドル付ではありませんでしたので(オプション)、シフトでギアを落としてみてもタイムラグがありますし、やはりダイレクト感が劣ります。
高級車としてはこれで十分なんですが、僕には不満です。
エンジンは265馬力ということですが、ちょっとクネクネ道を走らせてもらった感じでは、必要十分という感じ。
9割のシーンで不満は感じないだろうなというレベルですね。
回せばそれなりにエンジン音がしますが、あくまで静かな車です。
ハンドリングですが、クネクネ道を走ってみればそこそこ素直に頭が入り、郊外の自動車専用道路を走ってみればすごい直進性を発揮してくれます。
乗り心地もイイですし、それでいてフワフワした感じはありません。
もうちょっとステアリングの応答性があればいいと思いましたが、これなら不満はありません。
さて結論です。
見た目、内装、走り、金額のバランスは高いと思います。
僕の中での次期候補車ランキングで、かなり上位に上ってきました。
ただ、あのトランスミッションではダメですね。
デュアルクラッチミッションである7速S-tronicを搭載して欲しいです。
アウディA4はもう間もなく2.0 FSI quattroという2リッター直噴ターボに7速S-tronic+quattroを組み合わせたグレードが発売されますし、次期S4も3リッター直噴スーパーチャージャーに7速S-tronic+quattroです。
間違いなく、行く行くはA4の3.2も7速S-tronic+quattroになるはず。
以前のBLOGでS4を候補に上げましたが、上にRS4の影がちらつくS4よりも、割り切って乗れるA4の3.2の方が心穏やかに乗れると思うんですよね。
現状ではパサートR36の方が魅力的ですが、A4 3.2 FSI quattroに7速S-tronicが搭載されれば、A4が筆頭候補になってきますね。
有意義な試乗でした