北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

待ち遠しいので去年の桜です 神田川・高井戸:杉並区

2007-03-16 11:01:29 | 水のある風景

 桜の木は、川の土手に植えられています。なぜかは、知りません。何か意味があるのでしょう。
 ふる里の町でも、阿久比川の土手に古木があり、毎年花見客で賑わいました。伊勢湾台風で堤防が決壊し、多数の犠牲者を出しました。災害復旧の護岸工事で、ほとんど切られてしまいました。堤防上を走る道路が拡幅され、メイン通りとなったため、桜はわずかしか復活しませんでした。代わって、埋め立て地の公園や、山の方にある古くからの公園の桜が増強され、今では、そちらがメインになっています。しかし、水に浮かぶ花びらが、川面にかかる垂れ下がった枝が、桜の風情をより強めます。



 川に桜、やはりこれで決まりです。去年の3月の終わり、高井戸から浜田山にかけての、神田川です。
 住宅街の中を流れています。店も喧噪もほとんど無く、のんびり散策の人々が花見を楽しんでいます。





 都会の川です、望めませんが、草の生えた土手があればと無い物ねだりがしたくなります。この近くに善福寺川があります。川自体は護岸されていますが、土手は緑地として土が残され、数キロにわたり公園となっています。開花の時期に、チャンスを作って行ってみたいものです。
 昨年事件が起きました。都市河川の特徴である集中豪雨による氾濫です。急な増水で、許容を超え、下流に流れきれなくて溢れます。護岸のため、緑地が削られなければよいのですが。



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