漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

水を散らすクルマ

2020年01月03日 | 言葉遊び
年の暮れ、
「はたらく車」のセットを買っておき、

この正月に来た孫、
幼稚園児にお年玉替りと与えたら、えらく気に入りましてね。

無邪気に遊んでるの見ながら、ふと思った。

「散水車」って、
水を散らす車じゃなくて、水をまく車だよなァ・・・、

庭の草花にじょうろで水をやる時だって、

あれは、「水をまいている」のであって、
決して「水を散らしてる」分けじゃァない・・・

などと。 (笑)

で、早速辞書で、
撒く水「撒水」と引いてみたら、ちゃんと出て来ました。

読みは「さっすい」だそうですが、
慣用として「さんすい」と読んでもいいらしい。

ならばならば、

道路に水を撒く車は、
散水車ではなく「撒水車」と書くべきではないか、

な~んぞと云う
正々堂々たるリクツで、

【撒水車】と引いてみてら、コレもちゃんと出てきた。

でも意味は“散水車に同じ”となっている。

つまりは、

「散水」だろうと、
「撒水」だろうと、どっちでもいいよ、と云う分け、 

な~んだ、
正月早々、骨折り損のくたびれ儲けかぁ、と云う一席。 (笑)

でもこうして遊んでるうち、

「じょうろ」を漢字表記すると
「如雨露」と云う優雅な表示になることを知ったから、

まぁ、いいか。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。