はんかい・1 2009年03月03日 | Weblog どれほど昔のことか知らぬ。 伯耆の国 大山の奥の院には、恐ろしき神の住みて、 (伯耆→ほうき→今の鳥取県) 夜はもとより、 昼も申の時過ぎては、 (申の時→さるのとき→午後四時) 寺僧であろうと、お山を下り、 修行をなす僧も、堂にこもりて出でず、経を唱えて夜を明かすとうわさする。 . . . 本文を読む