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myuの食日記

京都 御料理はやし

2008-12-28 | 東京都外
北村美術館の前に位置しますが、大通りから一本入った住宅街なので少し分かりづらい。
しかし、一歩中へ入るとそこに京都の世界がありました。
1階にはカウンター席は襖で締め切られておりましたが、
帰りがけに玄関から様子をかいま見ることができ、ご主人とカウンターのお客様の一体感ぶりを拝見しました。
奥の階段を上がり、2階の廊下に竹が敷き詰められているのが印象的。
お部屋は掘り炬燵になっており、今回は両親と一緒だったので思いがけず助かりました。



まずはしその葉茶をいただきながらお料理を待ちます。

【先付け】
包みを開けると鯛の昆布じめが入っておりました。
生姜がしっかりきいており、梅酒とあわせてさっぱりいただきました。
包みを開ける作業が、これからの食事をわくわくさせます。


【炊き合わせ】
大根、かぼちゃ、京人参、油揚げ、そして柚がたっぷり。
京の優しい味つけが心地よい。


【お椀】
海老芋のしっとりとした柔らかさと白みその甘味がとても優しい。


【雲丹】
雲丹と海苔の組み合わせは初めてです。
どちらも磯の香りでよく合いました。


【お造り】
鯛、イカ、赤貝、湯葉


【蓮根饅頭】
これもまたもっちりとし食感と、銀餡がうれしい一品。


【お凌ぎ】
鯖寿司と青み大根


【焼き物】
松葉蟹は、今日入ったという新鮮なもの。
さっと焼いて頂きました。
味噌には日本酒を入れて。これが最高ですね。


【鰤の焼き物】


【揚げ物】
車海老、ぎんなん、菊の葉の天ぷら


【羽二重蒸し】
すっぽんが入っておりました。
まったりとした食感、生姜がきいていました。


【からすみ】
大根と共に。


【ご飯もの】
梅としそのお雑炊
これがさっぱりしていて最高においしい!
3杯もいただいちゃいました。


【無花果の甲州煮】
甲州煮、ということは、日本のワイン「甲州」で煮てあるのでしょうか。
しゃりしゃりした氷と一緒にいただくとますます爽やかな気持ちになりました。


【生菓子】
湯葉のお菓子とお抹茶
お抹茶で締めるというのはうれしいものです。


【御料理はやし】
 京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448-61
 075-213-4409
 11:00-14:00
 17:00-22:00
 水休



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