汐留 ゴードン・ラムゼイatコンラッド東京

ミシュラン三つ星に輝くロンドンのシェフ、ゴードン・ラムゼイのレストランが、2005年7月1日にオープンしたホテル、コンラッドに登場したというので行ってみました。東京汐留ビルディングの２８階ロビーへ。さらに上のフロアが客室、下の方にはソフトバンクが入っているそうです。

和のモダンデザインをコンセプトに、茶をメインカラーとして墨絵や８０年代の雰囲気を取り入れ落ち着いたインテリア。週末ということもあってなかなかの混雑ぶりです。
レストランはロビー階に４つあり、メインダイニングのゴードン・ラムゼイ、カジュアル版・セリーズbyゴードン・ラムゼイ、中華のチャイナブルー、和食の風花が入っています。

メインダイニングのゴードン・ラムゼイは、山側の窓側に位置し、電通ビルや資生堂がよく見え、面積はそれほど広くないものの、天井高７mとあって開放感があります。
５千円のランチメニューは、アミューズのほかに前菜、メイン、デザートをそれぞれ２つのうちから１つを選ぶ形になっています。
アミューズのアボカドとカニのガスパチョは、夏らしいさわやかな一品。前菜のフォアグラのテリーヌは絶品です。なめらかな舌触りと、無花果のチャツネがばっちりマッチしています。メインの鶏の胸肉のコンフィはかなりボリュームがありますが、さっぱりしているのでぺろりと。付け合わせのニョッキがなかなかのお味です。ハーブが練り込んであり、周りを軽く焦がしているのでこおばしく、そしてもっちり感が初めての感覚でした。バジルのブラマンジェも新鮮。コーヒーは、カフェラテボールにたっぷりと出てきました。

お料理は満足しましたが、まだオープンして一週間とありサービスにはかなり問題があったのが残念です。それぞれの人はきちんと気持ちの良い対応をしてくれますし、人数も十分なのですが、メニューの注文をとるまでに２０分、一皿を持ってくるのに３０分、といった具合で、ランチにもかかわらず２時間半もかかりました。
オープン当初はお店の本質が見えないことも多々あるので、やはりせめて２ヶ月くらい経ってから予約しようと反省するのでした。

【アボカドとカニのガスパチョ仕立て】


【フォアグラのテリーヌとスモークダック】


【鶏のコンフィとハーブのニョッキ】


【バジルのブラマンジェ　フレッシュなイチゴのソルベ添え】


【MENU】
　アボカドとカニのガスパチョ仕立て
　フォアグラのテリーヌとスモークダック
　　無花果のチャツネ　バローロソース　ブリオッシュを添えて
　鶏のコンフィとハーブのニョッキ
　バジルのブラマンジェ　フレッシュなイチゴのソルベ添え
　コーヒー

【コンラッド東京】
　東京都港区東新橋1-9-1
　03-3688-8001