myumyu

myuの食日記

目白 ぎんきょう

2005-04-10 | 東京都内
本日のランチはぎんきょうにて。目白駅から徒歩5分、大通りから一歩入ったところにあるフレンチレストランです。ドーム型の屋根が特徴的で、エントランスまでのアプローチには、しだれ桜がこぼれんばかりのは可憐な花をつけていました。外観から予想できる、清楚な白い壁にシックなインテリアで、明るいながらも落ち着く空間です。ドーム型の天井は開放感があり、スリットの窓からはアプローチとその向こう側のお庭、そしてシンボルツリーである銀杏を垣間見ることができます。
お料理は3千円、5千円、8千円の中から、5千円をお願いしました。
メニューの中の魚介類は山口県萩市から寄せているとのコメントが目を引きました。

 【MENU】
  アオリイカとグリンピースのトマトソースグラタン仕立て
  魚介のパートフィル 甲殻類のソース
  真鯛のポワレ バターとハーブのソース 春野菜添え
  ブルゴーニュ産地豚肩ロースのグリエ 小芋と茸添え
  デザート(ワゴンサービス)
   キウイのソルベ
   プルーンの赤ワイン煮
   カスタードプティング

どれも美味しく、丁寧に心を込めて作ったお料理です。色合いも鮮やかで、お皿とのバランスもよく考えているようです。
アオリイカはこの時期にはまだ早く、珍しいのではないでしょうか。プリッと歯ごたえがあり、グリンピースのさわやかな香りと本当によくあいました。
魚介のパートフィルは、かりっとした皮の中に、これまた新鮮な魚貝、ホタルイカ、貝柱、白身魚などがふんだんに入っており、甲殻類の赤いソースがまた美味。パンにつけて奇麗にいただきました。
真鯛のポワレは、真鯛とソースの間に隠れたサワークラウトの酸味の効いたバターソースがさわやかでした。お野菜は、ブロッコリー、ベビーコーン、蕪、レンコンが色よく飾られ華やかなお皿でした。
地豚肩ロースは、しっかりと旨みの凝縮されたお肉は柔らかく、量は結構あったにもかかわらずもっと食べたい!と思わせるおいしさでした。
最後にデザートですが、私は非常に好みのものでした。特に驚いたのは、プルーンの赤ワイン煮です。プルーンがあんなにおいしく変化するなんて!プルーンの持ち合わせる香りと味以上のプルーン力が引き出されていました。カスタードプティングも好きなタイプのもので、とろりとしたクリームの上に、生クリームとシナモンがかけられ、とろけるようなカスタードプティングでした。

グラスワインを2杯いただきました。グラスワインが700円程度でしたので、ボトルよりリーズナブルと判断しました。グラスワインはシャンパン、赤、白各1種類ずつで、特にワインに関する積極的な説明はありませんでした。サービスはあくまでも一歩引いた感じなのでしょう。きっと訪ねれば葡萄の品種や産地なども教えていただけたのだと思います。
お会計は、一人8千円でした。
雰囲気、味、そしてサービス共に気に入り、次回はぜひ夜に行ってみようと思います。

 【ぎんきょう】
  東京都新宿区下落合3-19-2
  03-3950-9155
  11:30~14:00(LO) 18:00~21:00(LO) 水曜定休

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