ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

夏の海外旅行を直撃! 燃油代さらに値上げ

2008-05-30 | 乳幼児連れ旅行のコツ
海外旅行で飛行機を利用するときにそぉぉぉーっとくっついてくる、「燃油特別付加運賃」。
いわゆる、「燃油代」「燃油サーチャージ」ってヤツ。
航空燃油価格が高騰して、数年前から私たち乗客にも負担させられるようになった。

この燃油代がバカにならない。とにかく高い!
せっかく安いツアーや航空券を見つけても、
燃油代をプラスすると割安感は一気に吹き飛んじゃう…

おまけにツアーや航空券の広告には、燃油代のことは小さくしか書かれていない!
だいたいが「金額は要問合せ」みたいな感じで、気づかない人も多いと思う。
こういう表示方法は分かりにくい!
昔の消費税抜き価格表示のころのような? 
安い!と思わせておいて消費税は別途、みたいな…

なんかズルくないー?」と腑に落ちない思いでいたら、
最近、H.I.Sは大胆にも“燃油代込みの価格表示”に変え、それをウリにしだしたよう。

燃油代を引いた価格のほうが当然安いし、広告効果があると思っていたけど、
H.I.Sの広告を見て「えっ、燃油代込みでこんなに安いのー!?」という“逆インパクト”さえ感じた。
ある種、賭けだったんだろうけど、すっごく成功していると思う。
消費者からすれば、こういう姿勢は好感もてるしね。

おっと、話が逸れてきたのでもとに戻すと…
 
とにかく、この燃油代、めちゃくちゃ高いのだ。
距離や飛行時間によって変わってくるけど、
「成田―バリ」路線で、JALは往復2万8000円!
ちなみにガルーダは123米ドルで、私が払ったのは2万5500円ほど。

これが、家族旅行だと… たとえば家族4人で10万円以上じゃん!
しかも、この燃油代は、座席を取らない2歳未満の乳幼児にもかかってくる。
りんりん1歳のセブ島旅行のときも、ツアー代無料なのに燃油代だけはしっかり払わされて、
なんだか納得いかなかったなぁ…

その燃油代、3ヶ月ごとに改定されるんだけど、
最近、7~9月発券分の燃油代が各航空会社から、続々と発表された。

やはり…というか、想像以上の大幅な値上げ

たとえば、JALを見てみると…(金額は片道価格)
 ・グアムや香港、フィリピンなど……8,000円(現行)→10,500円(7月1日~)
 ・バリ島やタイ、ハワイなど……14,000円(現行)→20,000円(7月1日~)
 ・アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなど……20,000円(現行)→28,000円(7月1日~)

ひやぁ~~~ 欧米は往復で56,000円よ! 
ロス往復なんかだったら、格安航空券の運賃よりも燃油代のほうが高いんじゃない!?

これは、夏休みの旅行シーズンを前に大打撃…
ますます海外旅行が遠くなっていく…由々しき事態!

ただし、値上がるのは7月1日からの「発券」分。
何日前から航空券って発券できるのか忘れたけど、夏の旅行が決まってるなら
早めに問い合わせて可能なら6月中に発券かけとくといいかも。

それに、悪いニュースばかりではない。
2歳未満のお子さんのいる家庭には朗報♪

それは、これまで誰彼ともなくかかっていたこの燃油代が、
「座席を使用しない2歳未満の幼児」は対象外、つまりタダとなったのだ!

1人分減るわけだから、かなりおトク。
…っていうか、今までなんで払わされたのー!?という感じ。座席も利用してないのにさぁ。

ちなみにこの燃油代、航空会社によってかなり違うみたい。
日系はやはり高い。
H.I.Sの燃油代一覧表は目的地別にまとめられているので、
各航空会社の燃油代が比較できて便利!
たとえばバンコクまで、JALだと14,000円もするけど、タイ航空だと6080円…というふうに。

こういうのを見て、燃油代のあまりかからないところを選ぶというのも、一案かも!?
しっかり研究して、少しでも家計をやりくりしなくちゃ…
主婦もタイヘンです。



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