1/72 AIRFIX Bristol Blenheim Mk.I F 製作続き
機体の塗装です。
今回は、国産の水性塗料というVICカラーを使ってみました。
下面は「MA121 RAFスカイ」です。
専用うすめ液はボトルの蓋が完全に閉まらない欠陥品なので、ファレホの空きボトルに移してラベルをコピーして貼ってます。
乾燥後すぐにクリアコートしておきます。
専用のうすめ液と1:1に希釈して、サフ無しでそのまま吹いてみましたが、ほどほど隠ぺい力もあり、良さそうです。
ファレホに比べて塗膜も丈夫なようです。
これまで使ってきたファレホの「70.885 Pastel Green」やタミヤカラーの「XF-21 スカイ」に比べて、やや灰色が強いような、押さえた感じの色合いになってます。
ただし、充分攪拌したにもかかわらず、分離が早い。
下面の塗装が終了する前に、もう分離してグリーンが浮いてます。
べた塗りしたのでこの間数分、この程度の短時間で分離してしまうのでは、もっと大きな面積では色むらになるんではないでしょうか。ちょっと不安です。
2色迷彩は、いつものDark Earth と Dark Green ですが、VICカラーの「MA125 RAFダークアース」と「MA122 RAFダークグリーン」を使うことにします。
迷彩パターンは型紙を使わずに、どこまでフリーハンドでできるかやってみます。
まずRAFダークアースから、
クリアを少し混ぜて、圧は0.04Mpa程度、ノズルを絞って細吹きに挑戦しましたが、思ったようには細くできません。
一応パネルラインにシャドウを入れて、いつもの退色表現を意識しながら、全体的に薄く吹いています。
次にRAFダークグリーンですが、どうも発色が良くない?
薄く、それぞれ3~4回程度塗ってこの状態。
ダークアースとダークグリーン、それぞれもう少し濃くないとおかしくないですかね。
こんなにぼやけていては、使いものになりません。
というわけで、ファレホの「71.323 BS Dark Earth」と「71.324 BS Dark Green」で塗り直しとなりました。
落とさずに上から塗りなおしたので、ややボッテリ感
やはりこのくらいはっきりしたコントラストでないと雰囲気が出ません。
迷彩パターンはやはりフリーハンド、境界のボカシもこれが限界です。
というわけで、VICカラーを使ってみたのですが、色によっては試し塗りをしてからでないと難しいのがわかりました。
何色か揃えてしまったので、できれば無駄にしたくないものです。
「RAF スカイ」は使えそうですが・・
下面に残りの部品を取り付けて、主脚柱も取り付けてしまいます。
コレクターリングは、ガンメタルの指示ですが、ファレホの「70.998 Bronze」に若干のブラックを混ぜて塗ってみました。
リングから伸びている排気管は、その上にAKインタラクティブの「AK2040 Exhaust WASH」で変化を付けています。
キャノピーの塗り分け、一見するとちゃんとできているように見えますが、マスキングテープを剥がすまではわかりません。
噂のガンダムメッキシルバーを使ってみました。
主脚のオレオの部分だけですが、簡単にメタリック感がでます。
ペン先が若干太いので、紙パレットの上にだして筆塗りです。
最後につや消しクリアーでコートするので、結局なんだかわからない状態になってしまうのですければ。
デカールの品質は良いですね。
ストレスなく貼ることができます。
光沢クリアーで表面ツルツルにしてあるので、綺麗に貼ることができます。
この後再度光沢クリアーでコーティングして墨入れ、ウェザリングになります。