爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

コックピット色再考(続き)

2018-06-15 23:22:00 | ツール・塗料材料・いろいろ

なんちゃってコックピット色(三菱系)を作ったつもりでしたが、どうも納得がいきませんので、再挑戦。

それらしい「グリーン」を何色か買ってきて、手持ちの「グリーン」と名の付くのと並べて作ってみました。

名前に「GREEN」と付く色の多いこと。しかも色の幅が広くてベージュのような色からほとんど黒に近いようなものまで、みな「何とかGREEN」です。

例によって光の加減でどうにでも見えるのですが、これで見る限り、Mr.カラーの126番は、71.022 CAM.GREENに近いようです。(あくまでも手持ちの中では、です)

この71.022、 FS595 Nameでは「Field Green」、ファレホのMODEL Colorでは70.823 「Luftwaffe Camo.Green」

色々な対応表を見てもHumbrolやタミヤカラーにはそのものずばりはありません。

71.022をほんの少し明るくするとMr.カラーの126番に近づくのではなかろうか・・・・気のせいでしょうか。

と言う訳で、この間作った71.126+71.265はお蔵入りになりそうです。

まあ、あんまり考えていてもキリがないのでこの辺で。

 

このカラーチャートを作っているときに、長年使ってきたエアーブラシが調子が悪くなってしまいました。

なんと、エアーアジャストネジの中の小さなOリングがボロボロになっていたのでした。

ネジのそばにあるカケラのようなものがそうです。

このおかげで、エアーが漏れてとても塗装どころではありません。使えない状態です。

そういえば、使い始めのころ、訳も分から回しすぎたりして途中で引っかかったまま使っていたのでした。

Oリングさえ買ってくれば何とかなると思いましたが、何せ内径2mmのOリング・・・他には異常は無いのですが、結局使い慣れた同じPS-289本体を買ってしまいました。・・・部品取りに置いておきましょう。

 

 

 

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コックピット色再考

2018-06-10 17:40:18 | ツール・塗料材料・いろいろ

旧日本海軍機とファレホでいつも悩むのがコックピット色です。

ファレホにはこれだ!っというぴったりの色が無いので、毎回適当に調合しているおかげで全部色調が違います。

前作の月光もコックピットの製作途中で調合してみたりして、結局目立ってしまいました。

そこで、ちょっと真剣に色を合わせてみようか、ということで、MODEL Art 2016年10月号に「日本陸海軍航空機塗色の色見本分析」というなんだかすごい記事があったのでこれを参考に。

誌面の下段に大きく四角く塗ってあるのが、「海軍航空機用塗料色別標準」の灰緑色カテゴリーのM1、これがコックピット色らしい、ということです。

手持ちのファレホの「グリーン」各色で色見本を作ってみましたが、やはりズバリのものはありません。

それでも、71.126 IDF GREEN が何となく色調があってるような。

写真では全く違う色のような感じですが、実際並べてみると一番近いのがこの71.126なのです。

少し暗くすればいいかと、71.265 OLIVE GREEN RLM80を足して調合してみたのが一番右。

もう少し暗くても良いかと。

雑誌の印刷面とプラ板へ吹き付け塗装したものを並べるとこんなに色の見え方が違うのか、というほど違いますが、実物は結構いい感じなのです。

誌面の解説でも、Mr.カラーの126番コックピット色(三菱系)の明度を上げてやると近い、とあるのですが、今手元に126番が無いのです。

と言う訳で、この調合色を使ってみようかと思います。

次は久しぶりにまた「零戦」!

 

 

 

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