爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 Special Hobby Skua Mk.II (7)

2020-12-29 10:34:09 | 1/48 Skua

1/48 Special Hobby  Blackburn Skua Mk.II  "Norvegian Campaign" 製作

 

主翼下面の半分はBlack、試しにランカスターの塗装で作ったNightを塗ってみます。

ちょっと青味がかかった黒、言われないと判らないレベルですが。

光沢クリアーで保護してマスキングしておきます。

 

側面はSky Grey 、1/72のSkuaは、Sky(Pastel Green)で塗ってみましたが、なんとなくオモチャっぽい感じだったので止めました。

ファレホの手持ちには適当なGreyが無かったので、70.870 Medium Sea Grey と 70.951 Whiteを 2:3で調合。

極力パネルラインのシャドウを残しながら薄く。

乾燥後光沢クリアーでコーティングしてマスキング、この繰り返しです。

 

2色迷彩は、Dark Slate Grey と Extra Dark Sea Grey です。

どちらもGreyですが、Dark Slate Grey はどう見てもGreenなので、近似色として、70.890 Reflective Green を使います。

Extra Dark Sea Gre の近似色は、71.097 Medium Gunship Grey。

毎度思うのですが、ファレホのグレー系の名称は、Grey と Gray が混在しています。

細かいことは気にしないのでしょうか、同じ色でもロットが違うのか、製造時期が違うのか全く違う名称のラベルが貼られていることもあります。

 

説明書の塗装図を拡大コピーして上面の迷彩を塗り分けます。

Medium Gunship Greyをやや広めに、薄く、できるだけパネルラインのシャドウを残しながら。

Medium Gunship Grey をマスキングして、Reflective Greenを 薄く。

境界のボカシのため、マスキング用の型紙の内側に1ミリ幅でマスキングテープを貼って、そのさらに内側にひっつき虫を細く伸ばして密着させます。

そうすると同じ幅で型紙が浮き上がって境界をボカシてくれます。

期待したほど上手くはできませんでしたが、エアブラシの吹き付けの方向を気を付ければ大きな失敗もなく適度なボカシになってくれます。

ここまでそれぞれ塗って乾燥させてマスキングして、という繰り返しを1日~2日づつ間をあけているので、かなりの時間がかかっています。

ファレホの塗膜の弱さには毎度泣かされます。

クリアコートして保護してもマスキングテープを剥がした時にあちこち剥がれて修正の繰り返しになるのはいい加減うんざりします。

48時間以上置いたほうがいいとされているので、その間どうしても放置状態になってしまいます。

ラッカー系の塗料のように乾いたら即マスキングして、という芸当は無理です。

今回も時間をかけて進めていますが、やはり何か所かは剥がれてしまいました。

パネルラインに沿って見事に剥がれています。

そのほか、細かいところで少しづつ剥がれているので、修正が必要です。

 

 

 

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1/48 Special Hobby Skua Mk.II (6)

2020-12-12 21:43:18 | 1/48 Skua

1/48 Special Hobby  Blackburn Skua Mk.II  "Norvegian Campaign" 製作

 

塗装の前にキャノピーを合わせてみます。

マスキングテープで仮止めして、載せてみると、

大きな隙間はありません。

透明度も結構高く意外にも隙間の無いちゃんとしたキャノピーです。

 

機体には、サフを吹いておきます。

一応組み立てる前にすべてのパーツは中性洗剤で洗っていますが、塗料の食いつきが悪いとマスキングテープを剥がした時にまた修復の無限ループに陥ってしまうからです。

キャノピーは塗装の後に付けることにし、操縦席とエンジン部分にティッシュと紙粘土でいつものように詰め込んでおきます。

今回は厚塗りを避けるためにサフもぎりぎり薄く吹き付けています。

 

下面から、いつものようにパネルラインに沿ってブラックではなく、今回は紫を使っています。

ウェザリングの教科書という本に載っていたものです。

なぜブラックでなく紫なのかはよくわかってませんが・・・・

上面も同様に。

今回は、キットの説明書に載っていた主翼下面をホワイトとブラックに塗り分ける塗装にします。

ホワイトをできるだけ薄く、パネルラインの紫がほんの少し透けて見える程度に塗って終了。

光沢クリアーで塗装面をコートしておきます。

乾燥させてからマスキングして残り半分をブラックに。

 

乾燥待ちの間に、キャノピーのマスキング。

縁をぎりぎりに薄く削って、操縦席を開けた状態にしようと思います。

あちこち削って

こんな感じでどうでしょうか。

 

 

 

 

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1/48 Special Hobby Skua Mk.II (5)

2020-12-06 20:37:20 | 1/48 Skua

1/48 Special Hobby  Blackburn Skua Mk.II  "Norvegian Campaign" 製作

 

水平尾翼を貼り合わせます。

このキット、各所に黒い丸の中にあるような突起が残っています。

ヒケとバリは少ないのですが、この突起が結構多いのです。削り落とさないと進みません。

特徴のある排気管は、やはり開口する必要があります。

さすがに1/48となると大きいので、開口も結構大変です。

このくらいが限界でしょうか。

怖くてこれ以上薄く削ることができません。

 

機体の合わせ目を消します。

色々使ってみるのですが、硬化した後の削りやすさで結局タミヤのポリエステルパテに落ち着きます。

 

主翼を接着します。

一応、フィレット部を主翼側に付けてから、胴体に接着することにしました。

補強しているとはいえ、構造的に不安は残ります。

 

胴体と主翼を付けただけでは、主翼の上反角がうまく出ません。

多少強引に上に引っ張り上げてやり、そのまま固定します。

 

胴体と主翼の間の隙間ですが、隙間の大きいほうは1mm近くあって、しかも主翼のほうが若干低くなっています。

主翼を貼り合わせた時に膨らみが足りなかったのか、元々こうなのかは判りませんが、目立つところだけに何とかしなければなりません。

 

結局、プラ板をパネルラインに合わせてカットして貼ってみました。

手持ちの0.3mm厚のプラ板なので少々厚く、0.1mm厚ぐらいだと丁度いいかもしれません。

片方だけでは目立つので、両側同じようにプラ板をカットして貼ってみました。

段差があるので、削って目立たなくしておきます。

 

下面も同様に合わせ目を消して、薄くなったり無くなってしまったパネルラインを復活、傷になっているところをパテで埋めて、全体を軽く磨いて終了です。

パネルラインは一通り掘りなおして復活させておきます。

次はいよいよ塗装です。

 

 

 

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