「 たったひとことが
人のこころを きずつける
たったひとことが
人のこころを あたためる 」
今日は私が大学時代を過ごした大阪でお世話になっていたお琴の先生の卒寿記念演奏会の日。この言葉はその先生のお宅のトイレにかけてあった言葉。私にとってはこの言葉そのもののように思える先生だ。ピリッと背筋が伸びるような厳しさと誰をも包み込むあたたかさを芸にも感じさせる先生。90歳にして現役奏者、素晴らしい!!
なぜか子どもを産んでから、この言葉をふと思い出していた。そんなころ、演奏会開催のお知らせをいただいた。いつも笑顔で迎えてくださって、学生の私に「おふくろの味」と書いたおかずをおけいこの帰りに持たせてくださったり、いろんなお話を聞かせていただいたり・・・。
男の子を産んで、男の兄弟もいなかったし、男の子の世界のことはわからない。きっと女の子とは違う強さが必要なんだろう。いっちゃんの性格はまだよくわからない。でも、なんとなくやさしい雰囲気を持っている。強い子にやられないかなあ・・・などと取り越し苦労の心配をしてみたり・・・。
そんな折にこの言葉を思い出した。人を思いやれることのよさを先生を思って、改めて感じた。強さとやさしさを持てるようになってほしいなあ
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