
医者は腕と人柄(コミュニケーションの仕方)とは別物だろう、とはいえ、人間も動物もかかって思うのは、やっぱり命に関わる仕事をする人だからこそ、両方兼ね備えていなければならない、ということです。
ナナちゃんのお世話になっていた医者の腕がどうだったかはこの際置いといたとしても、コミュニケーションの仕方が私たちには合いませんでした。
自分の産婦人科選びも、初めの先生のお話の仕方が合わなくて変えましたが、結果、納得のできる話し方の先生にお世話になって、安心してお産に臨めた経験があります。
それで、本やネットでうさぎに詳しいという評判の先生を探し、今日健診に行ってきました。
きち先生はやはり遠すぎて何かあったときに通えないのであきらめましたが、うちの方面にもいい病院があったので。
触診では膀胱に石はないだろうと言われましたが、念のため、レントゲンも撮ってもらいました。
石はなかったのでよかったのですが、レントゲンで脂肪のつき方もわかったので、それはそれで意味がありました。
ぷっくが2㎏、こうちゃんが1.98㎏。
歯もとてもいい状態とのこと。
ぷっくの肥満が気になってましたが、こうちゃんの方が若干脂肪が多かったです。これ以上増えなければ大丈夫みたいです。
ぷっくの発作のことについても訊いてみました。
ぷっくの「発作」と呼んでいるもので疑われるものに、「EZ」と、「(原因はわからないにしても症状としての)てんかん」があります。
うさぎに関しては症例が犬猫に比べてはるかに少ないので、それ以外のものもあるかもしれないし、この2つのものが現れても、結局抗てんかん薬などの対症療法しかなく、いろいろやってみて合うならそれが適当だろうと探りながらやっていくしかないのが現状だというお話でした。
ぷっくの「発作」と言っているものは、いわゆる「けいれん(ひきつけ)」とは違うのも確かです。
きち先生のお話では何らか神経系や脳の伝達に不具合があって体の動きがおかしくなる(体を縮こまらせるとか、足をバタバタして転ぶような動き)のだろうという見立てです。
今日伺った先生はEZではないのではないか、ともおっしゃっていました。
念のため、「発作」らしきものが出たらムービーででも撮って見せてほしい、見てわかることもあるし、わからないこともあるが・・・、ということでした。
どちらにしても、きっとうさぎの、あまり明らかではない領域の症状ではないかと思います。
また、メスはなるべく若いうちに避妊手術をした方が、子宮のガンになりにくいとのこと。
ナナちゃんが病気になる前はちょっと恐くて尻込みしてしまったと思いますが、今は手術する覚悟を持とうと考えています。
ぷっくの「発作」が落ち着いている今の時期がいいでしょう、何度か血液検査で手術に備えて検査してみて行えばリスクも少ないということでした。
野菜も多めにあげた方がよい、などアドバイスももらいました。
うさぎの健診(受診)は、犬猫以上にうさぎが緊張するので、連れて行く方もひと覚悟要るのですが、今日は先生が手馴れていたので、私たちがなかなかできないぷっくの爪切りも難なくでき、こうちゃんも暴れるすきもなく、無事に気楽に終わって、私たちの肩こりもなく済みました。
体の状態も問題なく、健康体だそうなので、一安心です
うさぎは極度に緊張屋さんなので、健診の意味もありますが、病院や先生に慣れるためにも、ときどき連れて行こうと思います。
ぷっくは家に帰ってもけろっとしていて、こうちゃんはちょっと疲れてような感じでしたが、上出来でした
気になっていたことが一つ済んで、ほっとしました。
写真は「ぷっく、大丈夫~!」と言いたくなりますが、めちゃくちゃくつろいでいる写真なので、ご心配要りません
最近はなんでもEZと結びつける傾向があるようにも見えますが
大人になってからの斜頚などはやはり抗生剤で完治することが多いです。
てんかん発作も様々ですよね。
トパーズのも原因はわかりませんでしたが前頭葉が壊れているといわれました。
脳に関しては犬猫の応用も利くのではないかと思います。
医療の限界や考え方の違いの間に身を置くと、素人の私たちは迷いも多くて、判断に苦しむことも多いです。
でも、一つの見方だけに任せていて取り返しがつかなくなるくらいなら、いろんな意見の中で自分たちが選択するしかないと思えるようになりました。
病院は「すすきの動物病院」というところです。
一つの考え方であるにせよ、いろいろ訊いてもきちんと説明してくれました。
確かにぷっくのいつもの「発作」は子どもの「引きつけ」を見た私が比べると、全然ちがいます。
「てんかん」発作と言えるかどうか、わかりません。
夫は「てんかん」ではない、派です。
でも、後で考えたら、やっぱり頭が左右にゆれるのは他の部位というよりも脳の辺りに関係があるように私は思います。
きち先生も実際診てもらったわけでもなく、話からの推測で判断してもらっていますし、きち先生の一つの考え方であって断定はできないのだと思いますが、
一つの考え方として貴重だと思うので、パソコンが壊れる前に以前の記録を載せなければと思っています。
すすきのさんでも私がタクシーで行くと往復1万円越えるので、それもあって、もう一軒近場の病院にもそのうち連れて行こうと思っています。