子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

まる 天国へ

2017年09月05日 | きじとらねこ まる
かわいい かわいい まるが
おとといの夕方
天国へ旅立ってしまいました。

三月初め生まれ
五月一日に我が家にやってきて
きっと自分は人間だと思っていたんだと思います。

家族がお風呂に入るときには
お風呂場の前で待ってる。
家族が出かけるときには
玄関まで出てくる。
家族が帰ってくるときは
ドアの前の音でいち早くわかり、
出迎えてくれる。

おはようと言うと
小さくハ-ンと鳴く。
ちょっとトイレに入る、
ドアを閉めるだけでも、
開けてよと大きくミーと鳴く。

病気がわかってから、
食べること 飲むこと うんち おしっこ
すべて褒められるから
夜中でも私のお腹に乗ってきて
ぼく、やったよ!と
報告にきてくれました。

最後の日も
早朝から、だれも起きてもいないのに
物陰に隠れたり
お腹の水が苦しいのか
寝返りばかり打ったりしていましたが、
ヨタヨタと進まない足でトイレに入り
おしっこをしたよと
少しづつテレビの前の家族の近くにきて
報告してくれました。

もう歩くのが精一杯だったんだね。
それでも、お昼ごはんだけ食べてこようと
出かける支度の家族のそばに
ヨタヨタと近くにきていました。

帰ってくると吐いて倒れて息も絶え絶えで
息子とふたりで抱き上げました。
息はしていたけれど
私たちが帰ってきたことを
ちゃんとわかって旅立ってくれたか、
そうだったと願いたいです。

主人はまるを見届けて赴任先に戻り、
翌日、息子は宿泊学習に出かけて行き、
昨日はわたしひとりの帰宅。

こんなに悲しい夜はありませんでした。
まるがどこにもいない!
どこからも出てこない!
大声で泣いていました。

まだ生後半年の小さいまるを救えなかった。

保護されたねこのまる。
遺伝的な猫伝染性腹膜炎(FIP)で仕方なかったまる。
私たち以上に愛情の注ぎ方を教えてくれたまる。
愛情たっぷりの生涯が送れてしあわせだったと言えます。
だけど、悲しくて悲しくて仕方がない。

平井堅の「瞳をとじて」を聞いて泣いていた。
いまは悲しむことも泣くことも
まるを思うことだから
そうしていたい。
いっしょにいた4か月を忘れたくない。
小さな仕草もずっと覚えていたい。
たとえ季節がぼくを残して過ぎ去ろうとしても
その歌詞のように。

しばらくはまるを思って過ごしたい。
気持ちも言葉もでたらめで何もまとまらない。

まる ごめんね。
もう少ししたら、お母さんは元気になるからね。
小さく口を開けてまるが返事をしているよう。
まるはゆっくり休むんだよ。
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