けいおん世代の千夜一夜物語：第316夜：カタリーナ・エランツィオ

（注意）作者は光速飛行とかタイムトラベルとか信じてない。実は。

ルージュ「さて、夏休み序盤恒例の水着イベント。
キュアキャロット海の家店のサービスに、水中運動会。
今年は、孫権軍が破れましたね。どうですか、
カタリーナ提督」

カタリーナ提督「まずは、海で行動するのに必要な基礎体力をつけたこと、
泳ぎもフォームから見直して・・・。孫権軍は、どうも将軍の腕力に
頼ることが多いが、近代海戦は機動力を武器に各個撃破の戦術をとることが
おおい。このウォータマシンガンの導入を許可させたのもそれがあるし。
前方の騎馬が潜って、けりを入れたりと水球的な戦法もとっている」

6P「さすが、砲撃戦を乗り越えてきた、提督だ。しかし、なんで日本まで
きたんだ」

カタリーナ「その、よくある、二つに割れた紋章とか、ユビワじゃないのだが、
未来に向かう紋章は、ヨーロッパにあったのだが、過去に戻る紋章は、
宣教師が日本に持ち込んだという日記があってな」

6P「なるほどね、その記録も、黄金の国ジパングや、アフリカの黄金伝説
エルドラドや、キリストの伝説の国のプレステ・ジョアンみたいに、
ぱちものくさいが」

カタリーナ「でも、それを原動力に命がけの航海のために予算や人をあつめて、
まあ、海の藻屑とともに死んでいく提督も多かったけど。やはり、物語には
夢がないと」

6P「しかし、タイムスリップの錬金術ねえ、タイムトラベルって、地図がないよね」

カタリーナ「大和の真田さんがいうには、異次元旅行なので、図示できない」

6P「それも、アインシュタインやディラックの4次元とか虚時間とかの影響を受けて、
イメージしただけで、実際タイムトラベルって、未来の自分と過去の自分が同時に
存在するのがパラドックスぽいし」

カタリーナ「過去の私は蒸発したらしいと、スペインの図書館にかいてあったぞ」

6P「自己の一意性が保証されてるなら、まだ、信用できるが・・。そもそも、
時間旅行なんて、宇宙人以上に、カルト本とかで報告例もないから、信じられないよな。
なにか、記憶喪失か、誇大妄想で、過去から来たと、妄想してるだけかもしれないし」


カタリーナ「まあ、とにかく、海戦ができるメンツがほしかったんじゃないの。
怪しい伝説を信じて、死んでいった冒険者なんて山ほどいるんだし」

6P「まあ、大航海時代VのPも、海図が変えられるなんて歴史SLGじゃないみたいにいわれそうだったから、
おかしな地図を信じて旅立った航海者なんていくらでもいるでしょうと、いってたけどな。
まあ、ソーシャルゲームは、いろいろなパラメータやマップを寄せる傾向が多い。
いままでの慣習を変えてな」

カタリーナ「図鑑とかみてくれました。あそこで、説明を読むだけでも、歴史の勉強になるし
プレステジョアンもエルドラドも、もっと文献調べて、あることないこと、歴史の議論を
すれば、ますます楽しめると思いますよ」

6P「その通りだよ、キャプテン・クックの業績をみて、すごいなあ。ニュージランドから、
ソロモン諸島から、北上して、ハワイ、さらに北上してベーリング海までいくとは。
よく飢えもせずに」

カタリーナ「航海術や測量技術もあがってきたし、地図も整ってきたという説が有力だと
思うけどな」

6P「本当にそうだと、思う。わが、赤毛48の海軍総司令として、これからも頼むな」

カタリーナ「伊勢志摩や長崎にもいきたいなあ、紋章を探すために」

6P「わかった、来年は、日本縦断ライブをまたやろう。それと、信長や三国志の
ゲームをやったら、社会科の自由研究にカードを参考にして・・やろうかな。
なんてね。KOEIのガイドブックはよくかけてるから、下手な参考書以上に。
まあ、乱世にかたよってるけど」