母の旅立ち

2020年9月21日母が旅立ちました。

朝の3時過ぎに、実家の電話が鳴り響き、飛び起きました。

「お母さんの呼吸が止まっているので、すぐに病院へきてください」とのこと。

20分後には車で駆けつけましたが、母はすでに眠るように逝っていました。

 

母は今年に入り、足腰が弱り、独り暮らしが大変になったので、介護１の認定を受けていました。

今年にはいってからは、母の介護のため、私はほとんど実家にいました。

母は6月16日に米寿を迎え、みんなに祝ってもらい、こんな日がずっと続いてほしいと思える幸せな毎日でした。

ところが、7月2日早朝、母は急性心筋梗塞で、胸の痛みを訴え入院&手術、回復へ向かっていると思っていた矢先、8日には脳梗塞を起こして、脳外科へ転院。

私は毎日病院へ面会に行き、母と話をしました。

しかし、宮崎でもコロナ患者が増えたので、27日からは面会ができなくなりました。

31日に療養のため別の病院へ再び転院し、そのときはまだ会話が出来ていたので、母の声を聞くことができました。

その後は、二週間に一度ぐらいしか会えません。

私は毎日、母へ手紙を書きました。

８月10日にまた脳梗塞をおこし、会えたときには母は一段と弱っていました。

その後、９月８日９日には面会出来て、母は目を開き、私のことを目でおい、じっとみてくれました。これが私と母の最期になりました。

 

そして、21日早朝の電話・・・

 

そのあとは、まるで夢を見ているような数日でした。

22日にお通夜、23日に告別式、

家族や親戚はもちろん、ご近所のカラオケ仲間や、母の友人たちなど、大勢の方に見送って頂くことができました。

皆さんにたくさんのあたたかいお言葉を頂き、心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

 

 

母は本当に愛情深く優しい人でした。

昨年秋に作った歌を、母の旅立ちに贈ります。

 

 

おかあさん

まあるくなった母の背中に
心を込めてありがとう
私を産んでくれて
育ててくれて
一番辛い時に支えてくれた
私はあなたの
子どもに生まれて
本当に良かった
ありがとう

遠く離れて寂しい思い
させてごめんね
親不孝で
いつでもどんな時も
誰よりも
私の幸せを祈ってくれた
私はあなたの
子どもに生まれて
本当に良かった
ありがとう

お母さん
大好きなお母さん
ありがとう
お母さん