時を超えて

私は、いろんなことを昔の事なのに、つい、昨日の事のように思いだす事がよくあります。

回想しているとき、その体験のその瞬間のその空間に、自分がまたいるのです。
それは、過去のその瞬間に移動しているような感覚です。同時に存在する気がします。

未来の事も同じように、イメージする間は未来のその瞬間に自分がいるのかもしれません。
そうして、描いた未来の経験を実際に体験するだけのような気がします。

時間と空間の認識が、だんだん「今」この瞬間に近づいている気がします。今がかわれば、過去も未来も変わるというのが、実感として腑に落ちる感じがします。

嫌な事、辛い事は必ずありますが、それらを通り過ぎて振り返り、それらの事に感謝の気持ちが湧いたとき、辛い経験は、貴重な有難い経験へと変化していきます。

人の想いや意識は、時空間を自由自在に移動できるというのが、実感ですが、
過去を悔やまず、未来を恐れず、今という時を大切に、今ここに在りたいと思います。

日の出ひまわり～癒しの時間

今日は、日の出ひまわりホームへ行ってきました。
写真は、途中で寄った圏央道の厚木パーキングでとりました。
ピアノの小原通代さん（右）と、宮崎からサプライズ参加の西治美さん(左）


私(左）と小原さん(右）


パーキングのトイレの中にある美しすぎるパウダールーム！


日の出ひまわりに着くと雨はあがり、明るくなってきました。
所長さん曰く「高山先生がいらっしゃるから、晴れると思っていました！！
先生は晴れ女ですから、前もどしゃぶりの雨があがり虹がでましたよね～」と。

今日のプログラム


今日も前半は、コンサート形式で、ゆっくり聴いてもらい、
お茶とケーキの時間を挟んで、後半はわらべ歌で盛り上がりました。
今回は、風船を膨らませて、まりの代わりに、風船を飛ばして遊びました。

コンサートのあとで、みなさんが一斉に「楽しかった～」と
声を出してくださり、私もとっても嬉しかったです。
皆さんの笑顔が私の力の源です。

ひまわりホームの花、いつもきれいに咲いています

。

コンサートに向けて

こんばんは～～～！！

あらら・・・気がつけば25時！！

ちょっと、コンサートに向けての私の気持ちを書きますね。

もうコンサートを始めてから２５年ぐらい経ちました。

だんだんと自分のコンサートの意図がはっきりとしてきました。

まずは、お客さんに喜んで頂くことです。

感動してもらう、きてよかったと言ってもらえるような時間にしたいということです。

それが一番。

そのためには、自分が納得できる演奏をしたいですし

心の底から、やってよかったと思えなくては、相手にも伝わりません。


いつの間にか、自己満足の演奏から、相手を意識した演奏に変わっていました。

それは自分らしさを失うと言う意味ではありません。

冷静さを保ちながら、感動を誘う演奏をしなくてはいけないのです。

それに、お客様との心の響きあい、交流がなくては音楽の相乗効果は生まれません。

音楽は、音ですから、空気振動で伝わります。

しかし、その音そのもの以外の情報も伝わります。

心の波動です。それが一番大事だと思います。

どんな演奏をするか、それはどんな生き方をするか・・・

どんな心の在り方で生きるか・・・なのだと思います。



音楽には、これでいい！！というところがなく

やればやるほど、奥が深まります。

演奏は毎回その瞬間で消えてしまうのです。

同じ曲を同じように演奏しても、全く同じということはありえないのです。

だから面白いし、難しい。

自分の作った歌なら自由に歌えると思ってきましたが、

それでも、まだ、これでいい！！という演奏は一度もありません。

そのときその時で、精一杯だとは思いますが

また次に歌うと、前の演奏は何と未熟だったの？と思うことがよくあります。

これは人の魂の進化の課程とも似ていると思います。

未熟だから悪いのではありません。

誰もが通る道なのです。


私にとって、歌は命そのものです。

歌は喜びであり、悲しみであり、慈しみであり、愛です。

私の声の波動は、私の魂の波動です。

精妙で清らか、力強く優しく、自然でおおらかでありたいものです。


明後日は精神に障害をお持ちの方の施設にまいります。

共にすごす2時間が、皆様の心の癒しとなり、希望の光になりますように。

これからも、ささやかな歌を歌い続けていきます。

歌の泉コンサートＶｏｌ．８～虹の輪～

2009年から始めた「歌の泉コンサート」、今年で8回目になりました。

2016年7月23日(土）19時～20時40分
アートフォーラムあざみ野（レクチャールーム）
チケット：2000円
お申込み：080-5008-8739

出演者の皆さんをご紹介させていただきますね。

高橋基之さん(テノール）・・・筑波大学混声合唱団の大先輩です。今回初めて出演してくださいます。今回は、ソロの歌と、恐れ多くも、私のオリジナル曲のデュエットをお願いしました。

尾張拓登さん（ヴァイオリン）・・・拓登さんのお母さんは、私の高校＆大学の先輩なんです。そのご縁で、ずっと出演して頂いています。心の奥に響くヴァイオリンの音色を、ぜひ”生”で体感してみてください。

川瀬麻子さん（ピアノ）・・・「スマイルシリーズ」や「たんぽぽ嬉し」の編曲でもおなじみの坂本美香子さんの友人で、彼女の紹介で出会いました。丁寧で情熱的なピアノと、あっさりして物怖じしない性格が素敵です。家が近いので、高山家にいる確立が高いかな？

小原通代さん(ピアノ)・・・私の中学時代の塾友です。学校は一度も同じになったことはないのですが、不思議なご縁で2009年春に運命の再会！！長年熱心なピアノの先生だった彼女を、伴奏者として引っ張り出し、いろんな所に同行してもらっています。

島田隼さん(ピアノ)・・・隼君のご両親と一緒に、チベット亡命青年の教育支援を、少人数のグループでしていました。そのあと、二人がご結婚、そして隼君が生まれましたが、まさか、あの赤ちゃんだった彼が、こんなピアニストさんになるとは・・‐・。歌の泉コンサートへの出演は2回目です。

高山千代美(ソプラノ)・・・子どものころから大好きな歌を、とにかくひたすら続けている14歳のハートのままの、自称「変なおばさん」です。ささやかな歌ですが、みなさんに、心安らぐ幸せなひとときを過ごして頂けたら幸いです。

それでは、みなさんのご来場を心よりお待ち申し上げています。

コンサートの流れ

今月は精神障害の方とその周りの方、来月は高齢者の方を対象にコンサートさせていただきます。
このような施設などでは、だいたい、こんな流れで行います。

１、トークコンサート・・曲の紹介やエピソードを交えながら、
　　ふつうのコンサートと同じようにドレスを着てやります。
　　　　　　
休憩（お茶をどうぞ！）

２、ストレッチと複式呼吸・・・身体をリラックスさせて、複式呼吸を行います。
　　準備運動ですね～現代人は呼吸が浅いそうですので、なるべく深い呼吸の仕方を教えます。
　　私は、「マヨネーズの原理」と呼んでいます。（みなさんは、マヨネーズのどこを押しますか？）

３、歌う・楽しむ・・馴染みのある歌を一緒に歌ってもらったり、手遊びやゲームで楽しみます。
　　たくさん聴いて感動し、歌いたい欲求がマックスになったところで歌うので、
　　いきなり歌うよりも、すんなり歌に入れます。
　　すぐにできる合唱や輪唱も取り入れていますので、達成感や満足感もありますよ！

４、アンコール

一番、心がけていることは、笑いと感動～～！！
そして、それぞれの「命の尊厳」が、私の歌の一番のテーマです。
ぼんやりしていた表情が、笑顔になり、生き生きしてきます。
このスイッチオンになる瞬間がたまりません。
一人ひとりの命に、「ありがとうございます！！」と声をかけたくなります。
今、この瞬間を共有している奇跡に感謝の気持ちがあふれます。

そして、出会う方とのご縁により、それらをテーマにした歌も生まれていきます。
「虹の輪」・・・レインボー国際協会
「JATSERING～永遠の命～」「ヒマラヤを超えて」・・・チベット亡命青年教育支援
「彩雲の南」「25の小さな夢」・・・中国雲南省少数民族支援
「カンボジアの友へ」・・・２１世紀のカンボジアを支援する会
「歩こう」・・・安芸津町デイケアなんかい
「一輪のひまわり」・・・日ノ出町の福祉施設
「小さな森の詩」・・・小さな森東京、森のこもれび、森のこだま
「母の心」・・・森のイスキア
「こもれびのセレナーデ」・・・森のこもれび
　　　　　　：
などです。

これまでの出会いに感謝し、また新たな出会いにもわくわくしながら
活動していきたいと思います。どうぞ、お声をかけてくださいね！

遺伝子スイッチオンの奇跡

熊本でインドネパール料理店をされている、工藤房美さんの書かれた本です。

実際にガンを患っていたのは1年間だそうです。

ぜひ、みなさんも読んでみてください。必ず何かしらのヒントがあると思います。

工藤さんのように、実践するのは難しいかもしれませんが、実際に工藤さんの話を聞いてガンが治った人もいるそうです。

ＤＮＡ～私たちの遺伝子には無限の可能性があるのですね～。


筑波大学の名誉教授の村上和雄先生の「生命の暗号」は前からベストセラーになっていました。

私も2011年の10月に、村上先生のドキュメンタリー映画「スイッチ～遺伝子が目覚める瞬間～」をみました。

そのときに、映画会を主催された、大槻笑子さんの「スマイル・メッセージ」という話もききました。

そのお陰で？私の遺伝子もスイッチオンになり、スマイル・モーニング　と、スマイル・メッセージの2曲を作りました。

私は、何かを変えるには、ショックと感動が必要だと思います。



いろんな不幸や災難も大きな目でみれば、私たちのために起きているのかもしれません。

実は本当にありがたいことなのかもしれません！！！

今までに起きたいろんな苦難にたいして、私に試練を与えてくれてありがとう！！！　と

本心で思えるようになったら、いろんな意味で卒業できるかもしれませんね。

私は、まだまだ地球学校の劣等生ですが、いつかそう言えるように、私も「希望と感謝」の日々を歩きたいです。





今日は恵みの雨！！

昨夜の地震にはびっくりしましたが、三男からすぐに「大丈夫？」とメールがきて

ちょっぴり嬉しい母でした。

皆さん、今日もお元気でお過ごしくださいね！

フジコ・へミングさんのピアノリサイタル

5月5日、オペラシティーで行われたフジコヘミングさんのピアノリサイタルに行きました。





熊本の被災された方のために、と「月の光」を弾かれました。

圧倒的な存在感～まるで光のシャワーを浴びているかのようなピアノの音

ピアノの音ってこんなに、きれいだったのかな～と思うほどの素敵な音色でした。

どの曲もご自身の中から生まれたような感じがしました。

ヘミングさんは、83歳、私の母と同じ年齢です。

この年齢で、世界中でコンサートを行い、こんなに多くの人を感動させ、

本当に素晴らしいと思いました。

私も生涯現役で歌っていたいです。

いろんな意味で感動しました。




佐藤初女先生のお葬式で出会った沓沢小波さんの作られたステージ衣装も

本当に素敵でした！！

出会いは未来をひらきますね～～～！！！

人間万事塞翁が馬

これは私の好きなことばです。

幸いが災いし、災いが幸いすることもあります。

どんなことも諸行無常に変化していきます。

だから、目の前に起きることはすべて”よし”とします。

心配事はなくなりませんが、怒ることはなくなります。

どうしたら、安心して暮らせるのでしょうか。

心の中に、大きな安心を絶えず持ち続けたいです。

安心～それは平和な心～それは安らぎです。

不安や心配は尽きませんが、それでも今、悩むことのできる幸せを

かみしめて生きていたいです。

悩めるのは、生きていればこそ！！です。



私の祖父の教えです。

人からバカにされたらバカになれ！！

バカになれるぐらい利口でいろということです。

生きていれば、悔しい思いもたくさんしますが、でもそれも過ぎていきます。

一番悔しいのは、自分の心にウソがあるときです。

自分の良心に従えなかったときです。

デブでブスで無能だけど、でもきれいな心でいたいです。

時に嘘も方便ですが、でも、自分の心にだけは嘘はつけません。

みんな、生きるのは大変なんです。

よその芝生はきれいに見えますが、よくみると雑草だらけです。

でも雑草が生えるのが、あたりまえ！

生きていればこそ、雑草にだって花は咲くんです。

何をやるにも、苦労はつきものですね。

苦労があるから、実りもあります。

人の苦労はその人にしかわからないのです。

でも、それを乗り越えて生き抜くこと、

それが私たちの使命ですよね～。





これから、また大きな地震が来る可能性も大です。

明日は我が身～～！！

想定していれば、動けます。

明日は、防災用品を見直してみます。


みなさんもどうぞよい連休をお過ごしくださいね！

アメイジング・グレイス（日本語詞：岩谷時子）歌：高山千代美

これも、一昨日のピアノ発表会の録音です。

アメイジング・グレイス（日本語詞：岩谷時子）歌：高山千代美

君をのせて(天空の城ラピュタより）カバー：高山千代美

一昨日のピアノ発表会の時の演奏です。

君をのせて(天空の城ラピュタより）カバー：高山千代美