Sengoku Music Room

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あまりにも惨い・・・

2015-03-02 17:22:42 | 日記

あまりにも可哀想で、何かを発信せねばと思うのですが、言葉が出てきません。

あのあどけなく可愛い僕は、今の世を世間に知らしめるために、この世に産まれてきた天使なのでしょうか。

あそこまではひどくありませんが、最近の学校現場では、それほど珍しいことではないのです。

学校で、少しでも早く気付いてあげられるか。
そして気付いたら即、子どもを守らなくてはという考えの大人がいるかどうか。

親だからとか、学校だからとか、地域だからという、立場や仕事とか責任とかは全く関係ないのです。

必要なのは、気付いた大人が即守る、助けるという、全く当たり前のことが出来るかどうか。
野生の動物でも、子どもを守ります。そう、子どもを守るということは、生き物としての本能なのです。

見かけたり、おかしいと思ったらすぐに学校、児童相談所、警察の生活安全課、市の子ども支援課、民生委員など公的な機関に知らせることです。
少しでも早く『通報』という行動を起こさなくてはなりません。

何かあると学校も親に電話をしたり、家庭訪問をします。最初の内は良いのですが、欠席が続くと学校は良かれと毎日電話をしますが、親も悪いとわかっていても自分が責められていると思い、嫌になってきます。

「そろそろ学校から電話がある、あぁ、かかってきた、また同じことを言われる、うっとおしい、出たくない。」
などということで、居留守を使うようになってくるのです。

担任も教室に生徒達を置いているし、授業の時間になります。朝は職員室と教室を走り回っています。
長引いてくると、経験上つい指導的な言い方や、押しつけた言い方になってきてしまいます。
なんとかしなくてはと、良かれと思う気持ちからそうなってしまうのですが、親は責められているとしか思えなくなっているのです。

親も学校も、子どもを救わなくてはという気持ちは全く同じなのに、大きくずれてきてしまいます。
そしてその家庭は学校や世間に背を向け、どんどん殻にこもってしまいます。そういうパターンが、とても多い。

子どもがおかしくなってきているということは、実は親からのSOSでもあるのです。
その家庭は、親だけでは手に負えない、ぎりぎりの状況にあるのだと感じ取ってあげて下さい。

そこまで大きくなる前に、困ったら少しでも早く学校へ相談しましょう。

相談を受けたら親身になってくれる、親より年上で人生経験があり信頼できる職員や相談員が、親にひとりで苦しまないように、学校と一緒に子どもを守り育てましょうと、温かい心で誠意を持って話すことが大切です。

親に心を開いてもらうよう誠心誠意の努力が出来る、苦しさの中の一筋の光となれる学校職員や相談員が必要ということです。

学校は子どもを守ってくれる所です。

若い親は、未熟で当たり前なのです。だってまだこの間まで、自分も子どもだったのですから。

一人で抱えておろおろしたり、パニックになったり、その内投げやりになってしまいます。
まず親を助けてあげなくては、大丈夫だと安心させてあげなくてはなりません。

親子が安心して助けを求められる、信頼される学校や関係諸機関でなくてはならない。

暗闇に迷い込んだ若い親も、心あるアドバイスを受けながら試練を乗り越え、強く逞しい大人の親になってゆくのです。

とにかく加害者も被害者も出さない為に、大人がしなくてはならないことは、素早い対応です。
加害者も、そういう人間に作られてしまった被害者です。
病気と一緒で発見が早ければ、早く治ります。早期発見、即対応です。

もう二度とあってはなりません。これほどまでに惨い事件を起こさせてしまったのは、こんな世を作って来た大人の責任なのではないでしょうか。

やはりあのあどけない僕は、尊い無二の命をもってして、全ての大人に今の日本の人育ての在り方を、真剣に考え直す様警告するため救うために、神様から使わされた天使だったように思えてなりません。

命ある大人は、しっかりと答えてあげなくてはなりませんよね。