Sengoku Music Room

ピアノ教室での近況やコンサート情報などを気ままお伝えしていきます♪

ちょっといい話・・・(^-^)♥

2018-02-28 18:17:01 | 日記

先週の『6年生を送る会』の続きのお話を・・・

それはそれはあったかくて、心が洗われたと綴らせていただきました

 

週が明けて卒業式に向けての合唱練習が始まり、指導に伺いました。

 

合唱の授業が終わると、子どもたちは何やら慌ただしく準備を始めます。

みんな、にこにこそわそわしている感じ。

 

 さて、何がこの音楽室で始まったと思いますか?

 

先日の『6年生を送る会』を、インフルエンザで欠席して参加出来なかった一人の仲間のために、入場から見送られるまでを、6年生全員でサプライズプレゼントしたのです

 

手を繋がれ、いくつかののアーチをくぐらされ、キョトンとしているその子を、音楽室の中央に置かれた1脚の椅子に座らせます。

そして子どもたちの司会でスタートし、本番と同様に行われていったのです。

 

語りかけも合唱も、本番と同じに心を込めて、真剣に力強く

 

最後に、その子は恥ずかしそうに、でもしっかりとした言葉で、

「今日は僕のためにありがとう。」

と、感謝の心を伝えました。

どの子も皆とても優しいまなざしで、きらきらと嬉しそう

彼のご両親がいらしたら、さぞかし喜ばれたことでしょう。

 

『6年生を送る会』も『修学旅行』も『卒業式』も、6年生としては、一生に一度しかない貴重な経験ですもの

 

発案者は6年生の先生だそうです

先生は一人残すことなく、みんな一緒に体験させたかったのでしょうね。

しかし、せっかく発案されても受け取る子どもたちに友達を思う心、そして良い事と素直に動く体が育ってないと事は進みません。

 

常に子ども達をわが子のように思い、優しく大きな人間愛を持って教育されていることが、形となって表れたのでしょうね

 

 してもらった子どもも仕掛けた子どもたちも、優しく思いやりに満ちた心が、ぐんと大きく育ったことは間違いありません

 

仲間を思う優しさと笑顔と、心豊かに満たされたこの感情を『幸せ』というと教わった、子どもたちへの最高の授業でした

 

 

いつもいつも感動をありがとうみんなみ~んな良い子(先生たちも)

 

ちょっとどころか、とってもいい話でしょ


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