天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

今日の上様~「暴れん坊将軍Ⅲ」

2005年05月02日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「おんな盗賊、狙われた名奉行」脚本:藤井邦夫 監督:宮越澄

大岡越前失脚を狙う旗本と島抜けしてきた盗賊が結託し、
同じく大岡を逆恨みしている盗賊3人に義賊をさせる。

江戸の町が義賊の話でもちきり。南町奉行所も町人たちの
協力をえることができず、困惑している。
忠相は老中たちに捕縛を急げと責められ、立場が危なくなっている。

腰の重いめ組の連中たちと夜廻りをする新さん。すると義賊が現れた。
追った先には昼間町で助けた娘がいた。
新さんは義賊の一味だと狙いをつける。梢の探索で仲間のひとり、利平を見つける。
大酒飲みでいつも人と飲み比べをしている。そこに目をつけた新さんは、
半次郎たちに勝負をさせてけんかをさせその罪で南町奉行所へ捕らえさせる。

利平が捕まったことで、ご隠居と呼ばれる島抜けの罪人が義賊の2人を呼び出し、
今度は押し込み強盗を強要する。恐ろしくなった2人は抜けようとするが、
ひとりは殺され、ひとりは捕まってしまう。

忠相と利平は旗本の屋敷へ乗り込む。まるで暴れん坊奉行。
そして成敗モードの新さん登場。「お役ご免で一度は死んだ身。
越前もろとも上様も切り殺せ。」
今回の成敗は2回に分けて。1回目は旗本の屋敷内で成敗。
2回目は逃げた盗賊一味を近くの林で生き残った義賊に敵討ちさせる。
敵討ちが好きな上様だ。


今回のみどころ
公務がたまっている吉宗。孫兵衛に印を押すよう催促される。
「ちっ(下打ち)、わかったわかった。はぁーっ(と印に息を吹きかけ)。」
やけくそで孫兵衛をにらみながら印を押す。
早く町に出かけたい吉宗。じいも大変だ。

女お庭番、疾風に替わり、梢が登場。これが高島礼子。
一見疾風と変わらないようだが、いつも眠そうでやる気がないように見える。
しかし、成敗のときは化粧が濃く気合が入っている。


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