天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

『やくざ絶唱』1970年

2021年10月10日 | その他(テレビ・映画)
『やくざ絶唱』1970年

立松実…勝新太郎
立松あかね…大谷直子
犬丸裕二…田村正和
犬丸泰助…加藤嘉
犬丸里枝…荒木道子
貝塚茂太郎…川津祐介

監督…増村保造
脚本…池田一朗
音楽…林光

やくざの兄が妹に対して抱く異常なまでの愛情を描いた作品、というより、やくざの兄の束縛から自由になりたくて抵抗、反抗しようとするが、いちばん好きなのは兄だった…妹が主人公の作品のように思いました。

もともと現代劇も時代劇も任侠、やくざモノは苦手な私なのですが、やくざやくざしてなくて、大谷直子さんの美しさに引き込まれて最後まで見てしまいました。
妹あかねの気持ちの変化にはついていけませんでしたけど。

あかね処女を奪ってしまいその責任の重さに悩む貝塚先生(川津祐介さん)はあまりにも可哀そすぎ。

田村正和さん、若い!ピチピチ!砂浜でいちゃいちゃ、ホテルでぷちゅぷちゅ、きゃ~♪いやん。なんですけど、「とうとう抱いてしまったな、君を。」もうすでに渋いマサカズ節炸裂でした。

一度スクリーンで見てみたい作品です。音楽も良かったですし、ほんとおもしろかったです。


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