天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年04月18日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「おんなとおとこの夢芝居」脚本:和久田正明 監督:牧口雄二

奥裕筆が各藩から裏金を取り、それを拒んだところへお役を押し付けるというやり方で私腹を肥やす。
飲み屋で「変わったことがないか。」ときいた吉宗。
そこへ浪人に追われた役人が斬られ、その浪人も切腹して果ててしまう。
役人は奥裕筆の差配で浪人は脱藩武士。ただのいざこざではなさそうだ、何か裏があるとにらんだ吉宗は探索を始める。
新たに差配に命じられた小山田兵馬。老中に嫁をあてがわれる。
しかし彼には飲み屋の酌女のおふくと3年前から夫婦同然の間柄。
出世の為祝言を挙げたが、その嫁は夜を共にしない。
しかも足袋のコハゼが老中の家にあったことから彼女が老中の女であることがわかる。
才三を裕筆衆に潜入させ老中の悪事がわかった新さんは成敗に向かう。
「武士の情け、この場にて腹を切れ。」
「ええい、こやつは上様などではない。」
情けないくてもまじめで人のいい小山田兵馬を曽我迺家文童が扮する。
さすが、ぴったりハマっていた。
<今回のみどころ>
侍をすてて町人となった小山田兵馬はおふくのもとへ戻った。め組の連中に祝福される二人。
店を出た新さん。
「惚れて振られてまたくっついて。とかく男女のすることだ。
されどそれが人の世合縁奇縁。将軍様も人の子と、ちょっぴり寂しい吉宗であった。」

ナレーションに慰められる吉宗であった。
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