天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

平成28年12月 展覧会まとめ

2016年12月31日 | 旅行・お出かけ
今月はなんじゃかんじゃと忙しく、3つでした。

12/3「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」国立国際美術館
15世紀から17世紀にかけてのヴェネツィア・ルネサンスの絵画を一同に展示。
と言われても、ヴェネツィアってイタリア?な私にとってチンプンカンプン。
丁度日本で南蛮文化が盛んな時期の絵画ってどんなのかなと思い見に行きました。
天正遣欧少年使節を描いたドメニコ・ティントレットとかあって良かったです。
やっぱりホンモノはスゴイです。今回目玉のティチアーノの祭壇画「受胎告知」は初心者の私でもいいなあと思いました。
これが教会にあるんですよね。美術館の壁ではなく教会で見てみたいものです。
ヨーロッパも勉強せなあかんなあと思いました。

12/4「野々村仁清とその時代」香雪美術館
どの展覧会に行っても「仁清写なんちゃらかんちゃら」っていう焼き物を見るので、是非ホンモノを!と楽しみにしていました。イメージではアイボリーっぽくって、かわいい細かい模様があって…、やったんですが、地味ぃな焼き物もやいてはったんですね。いろいろ勉強になりました。しかしまあ、漆器にしか見えない焼き物とかすごかったです。
併せてなぜに尾形乾山がたくさんっと思ったら、彼の焼き物の師は仁清やったんですね。知りませんでした。
また機会があれば野々村仁清の展覧会に行きたいと思います。

12/23 特集陳列「とりづくし」、「伊藤若冲」京都国立博物館
私の大好物の鳥さんの展覧会!まさか雪舟の鳥さん「四季花鳥図屏風」が見られるとは!中国の山とか建物とかの絵(?)しか見たことがなかったのですが、雪舟の鳥さん笑ってる♪彼も鳥好きやったんですね(何それ?)。
そして若冲、2階のほとんどが若冲の展示で、80年ぶりとか、初公開とか、盛りだくさん。市立美術館でも展示された子犬ちゃん、野菜の涅槃図もあって大満足!子犬ちゃんはトラネコとか三毛猫のような模様があったんやと今回ゆっくりじっくり見られたのでよくわかりました。建物の筋目描きがすごい山水図、灯篭もすごいけどとまってる鳥さんがかわいすぎる「石燈籠図屏風」、足で大根の葉を押さえて食べてるかわいいニワトリさんの「大根に鶏図」、虫むしパラダイスな「垣豆群蟲図」などなど気に入った作品が盛りだくさん。若冲じゃないけど面白かったのが長山孔寅という人の「群鶏図屏風」。ニワトリさんのお尻とか葉のくたびれ具合とか頑張って若冲描きましたという作品でした。
しかし自分のペースで見ることができて、500えん!超お買い得な展覧会でした。

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