天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月23日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「名奉行、なさけの仇討」脚本:飛鳥ひろし 監督:牧口雄二

目付け時代に役目をしくじり出世街道から挫折した今は小普請の直参旗本。
渡り中間を使って各武家の弱みを握り、ゆすりを働いて日々をすごしている。
勘定方役人の一家心中をした。渡り中間にゆすられていたと忠相より報告を受けた吉宗は、
悪事を働く渡り中間の取締りを許可する。
め組を訪れた新さん。そこで父親の敵を探す武家の娘と中間に出会う。
中間の徹底取締りを行う南町奉行。容疑者の一人を追うが、逃げ込んだ先は2千二百石直参旗本屋敷。
この結果を聞いた忠相は屋敷に向かう。旗本天野勘解由は忠相の同じ道場の旧友だった。
左源太と共に潜入捜査で屋敷に咎人をかくまっているとわかった吉宗は目付を呼び出そうとするが、
忠相は考えがあるから任せてほしいと頼む。
敵討ちに旗本屋敷に向かうが、門外に出てこない中間。め組の連中が巧みな話術でおびき出すが、
そこに南町奉行同心が捕らえてしまう。忠相の裁きは江戸所払。
江戸を抜け出す途中の中間にまた二人が敵討ちをしようとすると、旗本の仲間たちが助太刀するとやってきた。
危機一髪、というところにいつもの「正義」の扇子かと思いきや、そこに忠相登場。無事二人の本懐を遂げさせる。
今回の成敗は忠相も登場。そして「成敗!」はなしで、勘解由は自ら切腹。
今回は「暴れん坊将軍外伝・大岡越前」としてもいいほど忠相大活躍。
新さんやお庭番はおまけという感じ。出てこなくても話が進んでいた。
しかも悪役は悪いとわかっているが日々の生活がやりきれないと、憂さ晴らしをしているかのようだし、
証拠の品をわざと忠相に渡したり、まるで非行に走った学生のような人物に描かれていた。
今回のみどころ
中間は敵がかげゆの中間として働いていることをつきとめる。
これを聞いた新さんは左源太と共に屋敷の賭場に潜入する。
左源太「さあ若、ぱぁ~っといきましょう、ぱぁ~っと。こんどははんだ。」
新さん「よし、じゃあはんだ。」
で、コマの目ははん。
新さん「ははは、また勝ったぞ。ばくちなんて簡単なもんだな。」
左源太「ついてるねぇ若。」
新さん「はははははは…」

世間知らずな旗本三男坊とそれをカモにするならず者。わざとらしさがたまらなくうまいっ!
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