平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

夏も近づく八十八夜

2009年04月28日 | Weblog
 八十八夜は、立春から88日目の日で5月にはいってすぐである。(1日か2日)昔からこの時期の唄で有名な「茶摘」にも88夜が歌詞に出てくる。この歌は今でも小学校で教えられているのでしょうか。茶摘は、平成の世では、一部の地域を除いては、縁遠く目にする事がない光景となってしまいました。私が子供のころは横浜でも殆どの農家ではこの時期に茶摘をしてお茶を作り、自家製のお茶を飲んでいました。
 茶摘
 ♪♪夏も近づく 八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
 あれに見えるは茶摘じゃないか あかねだすき(茜襷)に菅の傘

 ♯♯日和つづきの今日この頃を 心のどかに摘みつつ歌う
 摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ 摘まにゃ日本の茶にならぬ 

この歌は 明治の終わる頃小学校唱歌となったようです。昭和の30年代までは、この歌の情景を頭の中に描く事が出来る人が多かった事でしょう。私が子供のころはさすがに茜襷に菅の傘と言う光景は見られませんでしたが、絣のモンペに上着の母や姉が、一日中茶摘仕事に精を出していました。
 二番の歌詞もいいですね。心のどかに摘みつつ歌う、とても長閑で楽しげに仕事をする人の姿が思い浮かびます。この仕事は「利益」とか「効率」とか言うものからは最も遠い距離にある、自分のため家族のために必要なものを作るという、仕事の基本を表現していると思います。
 そして「摘めよ摘めつめ・・」の部分は、日本の「茶」に対する愛情と誇りが歌いこまれていると言えば、思い込みが強すぎるでしょうか。
 ここ数日、寒く感じる日が有ります。昔から「八十八夜の別れ霜」と言われたように、八十八夜の頃まで霜が降りる事があるようです。今朝兄を訪ねたら、昨日トマトの苗を植えたので遅い霜が心配で、今朝は早く起きて霜が降りたか確認した
とのことであった。

 メモ
 豚インフル一色のマスコミ。他にいくらでもある重要な出来事屋話題が、かすむような報道である。名古屋市長選で「民主党」が大差で勝利のニュースはNHKはじめテレビではお目にかかっていないような気がする。
 又千葉県知事の、政党偽装インチキ選挙運動、5月から始まる裁判員制度の問題は、ものの見事に、何事も無いように無視されてゆく。うまい具合に事件や事故が起こるものだ。天の配剤、それとも筋書き通り??????

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