控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

むかし道(登山道)での旧碓氷峠越え

2017-05-09 16:00:00 | 横川→軽井沢 徒歩で碓氷峠を越える旅
約7年半前にも、横川駅から軽井沢駅にかけて、徒歩で碓氷峠越え をした事がありました。

その時に歩いた道は、今で言う 旧中山道

この辺りの旧中山道とは、車が通れるような車道ではなく、車がまだなかった頃、 徒歩での峠越え が主流だった時代の むかし道 のこと。

「峠の湯」のから、国道18号を軽井沢方面に少し進むと、右手に登山道のような入口がある。

今でこそ、
「車道の脇に入口がある」
という表現になるが、当時は、
「道なりに進んでいく」
と言うような光景だったのだろう。


車がない時代の峠越え。

そんな時代の峠道とは、こんな感じ。


現在の峠越えの主流は、高速道路や新幹線。

184箇所ものカーブのある、国道18号(中山道)は、主要道路としての役割をバイパスに譲り、新幹線の開業によって、信越本線(在来線)は 廃止され、完全にその役目を終えた。

だが、それよりも もっと昔、むしろ、それらが開通した際に、道としての役目を終えた、かつての幹線道路を進んでいる。

横川と軽井沢をつなぐ、かつての幹線道路(?)は、現在、ハイキングコースとして、山登りを楽しむ為の道となっている。
場所が場所だけに、他のハイカーを見かける事は滅多にない。


「むかし道」らしく、道っ端には 何やら 歴史を感じさせる物が☆


だいぶ 登ったところで、やって来た方向である “横川方面” を見下ろせるポイントがありましたよ☆

写真 中程にある、直線道路が 国道18号(中山道)で、かつての宿場町「坂本宿」を ちょうど見下ろす格好。

碓氷峠越えをする者達が、その前に宿泊(休養)したであろう「坂本宿」

「あそこから ここまで登って来たんだなぁ・・・」
と、当時の旅人も この場で そう思ったに違いない。

だが、横川方面が すぐそこに見下ろせるという事は、目指す「碓氷峠」は、まだまだ先という事だ。


このような 平らな区間もあります。

そして、狭いながらも、ちゃんとした道になっています。

この水は飲めるのか?

当時は、貴重な水源だったかもしれない。

途中、休憩スポットもあります☆

これは、言うまでもなく、ハイキングコースになってから 建てられたら物ですね。

ちょっとした 観光スポットのようです☆↓↓


戦いの為に、わざと 道の両端を削って、足場を悪くしたってワケね。

それにしても、1590年 の出来事みたいだけど、この道って そんなに昔からあるんだ!


またまた「むかし道」らしく、道っ端に 歴史を感じさせる物が☆


さらに進んで行くと、衝撃的な物が!


く、車!?



相当、年月が経っているようだ・・・

そんな事より、この道幅と地形で、ここに存在している事が 衝撃的。

何を思って、ここを車で走ったのか?

国道18号からも 相当離れている この場所まで、どうやって来たのか?

もちろん、答えは判明しません。



つづく

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