叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

秋の夜長   備後住人善博

2009-10-18 08:57:35 | Weblog
昨晩は子供達が早々に二階に上がったので,久しぶりに一人で
じっくり読書することができました。
先日古本屋で見つけた,木村資生先生の「生物進化を考える」です。
マッサージチェアーに座り,銘酒「玉鋼」を味わいながら幸せな時間を
過ごしました。

本文中には今西錦司説に対する批判もありましたが,中立説ですべてが
説明できるわけでもありません。今後,分子生物学の発展で進化を説明
するための新説も現れることでしょう。
意識がどうして生まれるのか?という脳科学の難問同様,興味の尽きない
テーマです。

古刀の地鉄について考えながら,時々進化についても考えています。
もちろん,アリの面倒も看ています。

そうそう,養子縁組したマユが孵り働きアリが2匹生まれました。
女王アリ1匹と働きアリ2匹,繭4個のにぎやかなクロヤマアリ家族に
なりました。アリさんたちは血のつながりはありませんが,仲良くやっています。