叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

久振りに   杉田

2010-03-30 21:12:54 | Weblog
27日28日と久振りに仕事場に泊まりこみました。それで書き込みできなかった。
T.V.のない生活、本当に静かでいいですね。子供もいませんから何の物音もしません。
裏に谷川が流れているのですが、水量が少ないのでしょうか、何も聞こえてきません。耳を澄ますとシーーンと言う音が聞こえてくるだけ。こんな所もめずらしいですね。
夜中に表に出れば降る様な星。夏の星座の「さそり座」が大雄雄しあがってきました。この星座だけは誰が見ても「さそり」に見えます。
おっ寒

三上さん有難う。   杉田

2010-03-27 20:09:52 | Weblog
例年の如くこの時期は、ワイフ,Carol,は、アメリカに里帰りをしています。一人暮らしの毎日です。「書き込み」のネタはあるのですが、今日は、三上さんに御礼を。
毎年この時期になると材料の玉鋼が底を尽いてきます。いつもは追加注文で急場を凌ぐのですが、今年は在庫無し。困りましたね。岡山に行った折三上さんに頼んだのですが、早速に送ってきました。ありがたや、ありがたや。材料がないからと言って遊んでいるわけに行きませんからね。三上さんありがとうございました。
それでは、じかいは、 一人暮らしのご報告。
その迫力ある、「書」見てみたいものです。是非貴方のコーナーでも良いですから、画像を掲載してください。松葉さま。

「現代刀考」 松葉國正の武と美そして氣      國正

2010-03-25 23:41:18 | Weblog
肝心な事を忘れていました!
本日50余ページの私の本(50ページですからパンフレットと本の中間くらいです。)が印刷所から届きました!
英訳が段落ごとについています。
写真が多くきれいな仕上がりで、満足しています。
経費がかなりかさみ、当初考えていた予算をオーバーし、高めの値だん設定(1500円)になってしまいましたが、それでも700部は売らないと赤字が大赤字となってしまいます。皆様のご厚情に期待しております

武道の達人?          ひむか撃剣塾師範  國正

2010-03-25 23:16:49 | Weblog
叢雲事務局に、私宛に試し斬り用刀の注文らしいメールが届いていました。
これに私をこう持ち上げてあったのですが...ここに断言しておきますが私は達人などでは全くありません、残念ながら。

今日まで幸いにも真の達人を幾人も見てきました。我彼の埋めがたい圧倒的なレベルの差は、素人相手にいい気分に浸る、ささやかな喜びをも吹き飛ばしてしまうものです。
私は作刀技術にも武道の業にも全く自信がありません。
それで、こんな未熟で中途半端な私と変わらぬレベルかそれ以下で、大きな顔をしている武道家などを目にすると辛辣な言葉で斬って捨てることもあります。
その言葉だけ見られてよほど自信があるんだろうと誤解される事もあるのでしょうねー。

ようやく・・・    備後住人善博

2010-03-25 08:57:08 | Weblog
住人達が戻ってきて、このブログもにぎやかになってきました。

あちこちから桜の開花が聞こえてきますが、我が家ではようやく梅が満開です。
紅白の老梅が今年も見事に咲き誇っています。
八重の紅梅はもう少し咲き続けてくれそうですが、白梅はこの雨で散り始めました。

赤鬼さんは相変わらず忙しそうですね。
一人暮らしの杉田さん、面白い話をここでも披露してください。

またまたまたご無沙汰でした    國正

2010-03-24 05:15:14 | Weblog
しばらくパソコンに遠ざかっているうちまた投稿できなくなっていました。
すみません。青鬼と杉田仙人はマメにお勤めしてますねー、感心感謝です。

昨日まで伝説の武道家、青木宏之先生御一行が三日間日向に滞在、日向近郊から西都原古墳群、日南の鵜戸神宮とご案内させていただきました。夜は地どれの魚介、地鶏、高鍋の天然牡蠣で焼酎と、宮崎の味を満喫され、わが竹やぶ道場での試し斬り三昧とあわせて喜んでいただいた事と思います。
74歳になられる師に少し手をとって教えていただきましたが、あいかわらず全く歯が立たず、武道の奥深さと凄まじい威力にあらためて敬服、我が未熟さに落胆しました。
機会あれば、と準備していた桑の銘木に「國正鍛刀場」と揮毫していただきました。青木先生は山岡鉄舟に匹敵する書の達人でもあるのです。その迫力たるやもう...言葉になりません。

今度の土曜日、宮崎で居合の中村道場竣工式が行われます。
余興で公開鍛錬をすることになっています。なんやかんやで仕事をするヒマがありません。困ったものです。

私もちょといいこと。杉田

2010-03-22 21:55:12 | Weblog
岡山での支部展。少し寂しい展覧会になり残念でした。でも私個人的にはちょっといいことがあり、行った甲斐がありました。それ二日ゆっくりできたので、元気益々回復。
若い刀鍛冶が随分増えて、名前がわかりません。次第に世代交代ですね。

ちょっと良いこと

2010-03-22 10:23:51 | Weblog
一寸朝寝坊して、明るい日差しで目が覚めると、ウグイスが啼いていました。今年は、結構うまく啼いていて、前から練習していたのかもしれません。子供を学校に送り、帰りに一寸遠回りすると、梅がどこも満開でした。帰って庭を歩いてみると、なんと彼岸桜が咲いていました。中国山地の山の中にも春が来たようです。

おめでとうございます。  杉田

2010-03-19 20:47:27 | Weblog
我らが尾川刀匠が、「無鑑査」に認定されました。おめでたいことです。
今日、「刀剣美術」の記事で知りました。親子揃って「無鑑査」です。それも現役ですから。
私も明日早く立ちます。久しぶり皆とも会えますね。支部設立30年記念だそうで、祝賀かいがあります。久しぶり飲み明かす事にしますか。

炭切り 備後住人善博

2010-03-19 18:21:23 | Weblog
今日も炭切りをしました。
流石に昨日あたりからくたびれてペースが落ちましたが、なんとか目標の炭を
切り終えました。
明日は早朝に家を出て岡山の支部展示会場に向かいます。

一昨日の写真の答えは「植木鉢トラップ」でした。
昨年の夏に、仕事場の入り口にあったクロヤマアリの巣口に植木鉢をかぶせたものです。
地面が盛り上がるほど砂を運んでいます。そして、いくつか穴が見えます。
植木鉢や石、板などをアリの巣口に置くと、そこまでを巣だと思い、アリが出てきます。
暖かい日には鉢の中にアリが沢山集まって「日向ぼっこ」ならぬ「日陰ぼっこ」をして
暖をとります。更に、もう少し暖かくなると、幼虫やサナギを地下の巣から運んできます
ので、巣をほじくり返すことなく、幼虫やサナギの成長の様子が観察出来ます。

一日に何度も植木鉢を持ち上げて観察されるのはアリにとっては迷惑でしょうが、アリの
研究に執念を燃やしている変わり者の刀鍛冶の敷地に巣を作ったのが運悪かったと
諦めて貰うしかありませんね。
お詫びに、時々、奄美大島特産の無添加黒砂糖を食べさせてあげましょう。