東京映画日記

映画の鑑賞記録、映画情報へのコメント、個人の日記なんか書いてきます。毎日更新できるといいなぁ。

ロード・オブ・ドッグタウン

2006-05-21 09:52:10 | 映画
1975年。スケートボードブームの中心となり、いろんなものを巻き込んでいった伝説といわれている”Z-BOYS”。その本人たちが集まりその青春時代を映画にしたのがこの「ロード・オブ・ドッグタウン」。

スケートボードとサーフィン。両方とも人気あるスポーツなのだが、おれ自信は全くやったこともないし、やりたいとも思ったことはありません。でもそんなおれでもこの映画を観たらやってみたいなって思えるようになるくらい熱く、いい映画でした。

話は最初にも書いたようにスケートボードブームの火付け役となった"Z-BOYS"の結成からの話。トニー、ジェイ、ステイシーの三人は毎日、サーフィンとスケートボードに夢中。ただ毎日、いっしょにサーフィンとスケートボードに乗れることが幸せだった。この幸せがずっと続くと三人は思っていた。そんなある日、たまり場としていたサーフボードショップでスケートボードチームZ-BOYSが結成される。その中で3人は滑りに磨きがかかる。そしてストリートを走るような単調なものではなく、サーフィンのような立体的な滑りができる婉曲のかかったプールで滑ることに快感を覚えていく。この快感がさらに滑りに磨きをかけ、三人は大会で全米でトップレベルと周りからヒーローのようにもてはやされる。しかし、ここから3人は別々のものを目指すようになっていくのだった・・。

最初はどーせ、やんちゃなガキどものストリート映画だろって決めつけていました。しかし、中身はスケートボードにのって時代を駆け抜けた3人の青春映画でした。さすが、本人たちが関わった映画だけあってそれぞれのキャラクターにスポットがちょうどいい具合に当たり、それぞれが個性を出し合って、ぶつかりあいながらもそれぞれを認めていたりするところがすごく心地よくて終わったはちょっと思い出にふけられるような感じが残りました。

ちょっと昔にふけりたいとか、友情ものを観たいという方にはおすすめの映画だと思います。もう少しでDVDも出るようなので劇場で見逃した方は是非レンタルでもご覧ください。

★★★☆